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るるくらげ
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保谷東
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「やりなおし」
出来たものをイガさんにみせたら?と矢代さんに提案されたのでそうすると、こんな返事が返ってきた。
「どこらへんが・・・」
と聞くとイガさんは「センスで」とだけ言ってどこかへいってしまう。僕はまたパソコンの前に座って考えることに。
4つの気質というのはそれぞれ4つの色があてがわれている。それは「赤、青、黄色、緑」。この色は森田塾で一番最初に必ず選ぶ色。だからなにか関係は有るし、何か意図的なモノも感じるのだけれど。
と考えていると戸崎さんが僕のところにやってきて画面をのぞき込んだ。
「なにやってんの?イガの課題?」
「そうです、イガダイです」
「とりあえず、ジュースでも飲もうよ」
自販機まで行くとそれぞれジュースをかってまた研究室に帰ってきた。
「なーにがダメなんでしょうね」
「・・・歴史を知らないからじゃない?」
これに尽きるらしい。どうやら僕ら11期生は歴史を知らないで、言われたことをそのままやって「できましたどうですか?」って言うのがあって、だからイガさんや院生は「からの?」とか「で?どうすんの?」みたいな反応になるらしいけど。
「それと、環境論文をまとめる。なんていうのは3年生でも出来るから。・・・やったことあるでしょ?レポートとかで何か文献参考にしてまとめるの」
「はあ、それはありますけど」
「でも、まっちゃんはいま森田研11期生なんだから。それでまとめないと」
よくわからなかった。
けれどこれがずっとこの先も続いていくことになる。何か課題を出されて、作って這い出しました。それで作り直し。
それをやっていると時間が経過し、気が付くと5月に入ろうとしていた。