テラーノベル
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ライブハウスの照明が落ちて、別のバンドがステージに立った瞬間。〇〇の目がきらっと輝いた。
「え、やば……この曲好きなやつ……!」
イントロが流れた瞬間、〇〇は思わず声を上げて、手を叩いて跳ねる。
周りと一緒に「きゃー!」なんて言いながら、楽しそうにステージを見つめていた。
そのすぐ後ろ。
もと、ひろ、りょかの空気が、ゆっくり変わる。
もとが一番最初に気づいた。
〇〇の横顔を見て、眉を少し下げる。
「……楽しそうだねぇ」
口調は軽いのに、目は全然笑ってない。
〇〇は気づかずに、また「かっこいい!」なんて言ってしまう。
その瞬間。
「……は?」
ひろが低く呟く。
腕を組んで、じっとステージじゃなく〇〇だけを見る。
「〇〇さ、そんな声出すタイプだっけ」 「俺らのライブの時より声出てない?」
りょかはというと、何も言わずに〇〇の服の裾をきゅっと掴んでいた。
笑顔なのに、どこか拗ねた顔。
「ねぇ〇〇」 「今、僕らここにいるの、見えてる?」
「え?」って振り向いた瞬間、
三人の視線が一斉に刺さる。
〇〇が戸惑っていると、もとがそっと距離を詰めてくる。
耳元で、低く。
「他のバンドでそんな顔するの、ずるいんだけど」 「俺らのだよ、その反応」
ひろも反対側から近づいて、〇〇の頭に軽く手を置く。
「別に見るなとは言わないよ?」 「でもさ……俺らの前でそれやられると、普通に嫉妬する」
りょかはぎゅっと袖を掴んだまま、上目遣い。
「〇〇がきゃーきゃーしてるの、可愛いけど」 「それ、僕らにだけ見せてほしいなぁ…なんて」
三人に囲まれて、〇〇は一気に顔が熱くなる。
「そ、そんなつもりじゃ……!」
そう言いかけた瞬間、
もとがくすっと笑って、〇〇の額に軽くおでこを当てる。
「わかってるよ」 「〇〇が楽しんでるの、好きだし」
ひろも肩をすくめて苦笑する。
「でもさ」 「俺らも〇〇にきゃーきゃー言われる側なんだけど」
りょかは最後に、〇〇の手をそっと握る。
「今度はさ」 「僕らのライブで、今日よりもっと言って?」
その一言に、三人が静かにうなずく。
〇〇が小さく「……うん」って答えると、
もとは満足そうに笑って、〇〇の頭を撫でた。
「よし」 「じゃあ帰ったら、俺らだけのミニライブね」
「え、ここで嫉妬して終わりじゃないんだ」ってひろが言うと、
「終わるわけないでしょ」ってもと。
りょかは嬉しそうに笑って、
「〇〇が一番喜ぶやつ、やろうね」
三人に挟まれながら、
〇〇は思う。
――やっぱり、この人たちが一番好きだって。
嫉妬も独占欲も、全部甘くて。
それがちょっと、幸せだった。
なんかライブハウスにしちゃったごめん!リクエスト受付中!!でも明日書くよん
コメント
4件
好きすぎて一気見しちゃった(今2時)
え、もうもずくのやつほぼ毎日見れてるだけで嬉しすぎるよ リクエスト!まーこんなことはないけど、毎回みせすに来てって言われて行っていることにしといて、その日のライブは友達と遊ぶ約束があるからって言って行けなかったんだけど、自分で応募していて当たって隠れてライブ行くっていうの見たい!!