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最終話です
さのじんです
佐野さん視点
佐野:やばいな、、もう日付超えてる、、
仕事だからしょうがない。とはいえ、今の時刻は午前1時をまわっていた
仁人が家で待ってるのに、、今日じゃない方がよかったのかな、、でも早めに言いたかったし、、てか!!仁人から連絡なんも来てないんだけど、、いるよね??え、もしやいない、?
スタッフ:今日はここで区切ります!お疲れ様でしたー
佐野:!!あ、お疲れ様です!
俺は過去一急いで帰る支度をして、マネージャーの車に乗せてもらい家に直帰した
ガチャン
佐野:……ただいまー
返事はない。けど、部屋の明かりは付いているからいるはず。俺はそっとリビングに繋がる扉を開ける
吉田:スゥ……スゥ……
仁人がソファーの上で寝ていた。起こさないように近付いてしゃがんで見る。仁人は俺の部屋着を抱きしめて、顔をうずめて寝ていた。はぁ、、、あざといとかで済む話じゃないわ。なんだこの可愛い生物は、、ずっと見てたい、、けど風邪ひいたらダメだしな
佐野:じーんちゃん
長いまつ毛が微かに動く
佐野:風邪ひいちゃうぞー
ゆっくり目を開ける仁人
吉田:ん、、はやとぉ、、?
、、無自覚なんですかね、これは?俺を見つめる目線、、甘い口調、、全てが俺の理性をフルボッコにしてくるんだけど、、いやっ、耐えろ俺
佐野:遅くなってごめんね?でも、ここで寝たら風邪ひくからとりあえず起きて?俺ちょっと着替えて来るわ
俺は寝室にある部屋着に着替えようと立ち上がる。その時、俺の服の袖に違和感を感じた
その方向を見ると、仁人が袖をちょこんと摘んで、 こっちを、あの日と同じようなきゅるきゅるな目で見ていた
そして
吉田:もうちょい、近くにきて、?
あぁ、、
これ、あの日と同じだ
俺がそう思った時、きっと仁人も同じことを思ったのだろう。仁人は息を飲むような表情に変わり、すぐさま手を離した
そして
ほんの一瞬泣きそうな目をしていた
吉田さん視点
かすかに聞こえる勇斗の声。俺、今何してたんだっけ、、目を開けると、俺の顔を覗き込む勇斗らしき人の姿が映り込む。なんか言ってるけど、脳が動いてなくてあまり聞き取れない
そうだ俺、勇斗を待ってたんだ
あっ、、行っちゃう、、
俺は咄嗟に勇斗の服の袖を掴む
吉田:もうちょい、近くにきて、?
無意識だった。気づいた時には遅かった。あの日と、同じことを伝えてしまった。なんで、こうなっちゃうんだ。このままだとまた前と同じに逆戻りしちゃう
ようやく勇斗と仲直り出来ると思ったのに、、ようやく勇斗と話せるようになったのに、、、
ようやく
勇斗の目を見れるようになったのに
俺は即座に掴んでた袖を離した
いいんだ。これで。
あれ
なんで俺
悲しい気持ちになってんだ
なんで視界がぼやけてんだ
これが勇斗と俺の当たり前の関係で、メンバーで、友達で、家族で、、、、
正しい距離感であるべきなのに、、、
これが正しいのに、、
なんで、
ガシッ
吉田:!!!
俺のさっきまで空虚だった手に刺激が走る
見ると勇斗が俺の手を掴んでいた
そして、勇斗は何かを決意したような、そんな表情をして俺を見ていた
佐野:大丈夫。俺、もう離さない。だから、、頼むから、、そんな目で見ないでくれ、、
そう言って俺の手を握ったまま、勇斗は俺のことを包み込むように抱きしめた
顔をうずめると勇斗の匂いがする
あの日とは反対で、ずっと勇斗の安心する匂いがする。そんな安心感と共に、俺は抱いてしまった気持ちに罪悪感が募り、ぐちゃぐちゃの感情が溢れ出る
吉田:ごめん、、俺、、メンバーなのに、、なんかっ、、、
勇斗は俺の頭を撫でながら優しく語りかける
佐野:、、、俺さ、あの日仁人に同じこと言われた時にドキってしちゃったんだ。
そしたら恥ずかしくなって仁人のことも見れなくなって、、最終的に俺も同じこと考えてた。
メンバーなのにこんな感情持ち合わせるのは良くないって。
でも、太智とか柔太朗とか舜太から説教と応援してもらって、久々に仁人のこと見たら、、、
あぁ、、俺
仁人のこと好きだなって、 実感したんだ。
そう言って勇斗は俺の顔を覗き込んで、俺の気持ちに寄り添うように優しく微笑む
佐野:たとえメンバーでも、俺は仁人のことが好きな気持ちは ずっと変わらないよ。だから、焦んなくていい。ゆっくり仁人なりの答えを出してくれれば、それでいいから。
だから、そんな泣くなっ、、お前が泣いたら、、俺まで、、
吉田:フハッ、、なんで勇斗まで泣いてんの
佐野:だってぇ、、
吉田:ほんとに勇斗は泣き虫だなぁ
吉田:……
吉田:あのさ、俺、まだ気持ちの整理がついてなくて、今すぐ答え出すのは勇斗の言う通りムズいわ
佐野:……うん
吉田:でも、勇斗が離れそうになった時、俺勇斗がどこかに行っちゃうのが寂しかった気がする。だし、こうやって勇斗がぎゅってしてると俺、めっちゃ安心する、、
佐野:だから俺の部屋着抱きしめてたの?
吉田:……っ!!
俺は急いで勇斗を引き離した。はっず、、俺何言ってんだ、、てか、俺そういえば勇斗の部屋着を、、
吉田::いや、?!あれは部屋がちょっと涼しくて、、なんかかけるものないかなぁって探したらお前の部屋着しかなかったから、仕方なく、、
佐野:俺が見た時は、仁人にかけるってよりかは抱きしめて寝てたけど、、あれは無意識ってこと?
ニヤついた目で俺を見てくる勇斗
吉田:……あぁ、そうですよ!!無意識ですよ!!だってさ、勇斗の匂いって安心するから、
佐野:……へぇ
吉田:なんだよ、その顔
佐野:やっぱ仁人可愛すぎ!!
勇斗は再び俺に抱きつく
吉田:ちょっ、、もうええて、、
佐野:だってさぁ、こうやってる時の方が俺の匂いするよ?
吉田:……
佐野:あっ、図星だな?
吉田:だる
佐野:照れちゃってぇ、可愛いなぁ
吉田:黙れ
佐野:とかいいながら嫌がらないじゃん。なんなら俺の服掴んで離そうとしてないじゃん
吉田:言うなっ
佐野:も〜ツンデレなんだから
吉田:……
俺のこんな天邪鬼に付き合ってくれて、気の済むまで抱きしめてくれて、俺の気持ちを汲み取ってくれて、そんなことをしてくれる勇斗に俺はずっと胸が締め付けられてて、
もしかしたら、俺は
吉田:勇斗のこと好きかも
佐野:……!!えっ!!今なんて?!
吉田:なんでもない
佐野:え!もう1回言って!俺の聞き間違いの可能性も秘めてるから!
吉田:やだ
佐野:仁人、、、、お願い、、
吉田:はぁ、、
俺は勇斗の肩に手を添えてゆっくりと正面に向き直る。勇斗はすげぇ驚いたような、でもどこか期待してるように俺を見つめる。その真ん丸な目はあの日以来だな笑
俺は小さく息を吸った
吉田:俺、もしかしたら勇斗のこと好きかも、って言っただけだよ!ばーか!!
エピローグ
佐野:じんとぉ、、こっち来てよぉ、
吉田:うっさい!!家でずっとくっついてんだから楽屋では我慢しろ!!
塩﨑:え!今の聞いた?!家でぇずっっとくっついてんだって!!
曽野:ほんまに仲良しなんやなぁ、、でもあんまイチャイチャせんといて笑
山中:ほんとだよ、毎週見せられてる俺らの気持ちになって?
吉田:見せつけてねぇわ!!
佐野:あっ!!今お前ら仁人のこと可愛いっていう目してたな!!お前らそんな目で見んな!
吉田:お前は勘違いすんな!!
終わり
終わった、、ようやく終わりましたよ皆さん、、やってやりましたよ(?)
ということで、初作品いかがだったでしょうか。個人的には本人たちの雰囲気に寄り添った作品がいいなぁと思ってたので、結果R18がある訳でも、キュンキュンする訳でもない作品になってましたね。しかも全てが初めてだったので、読みにくいところしかなかったはずです。
え?ここまでたどり着いて読んでくださったんですか?もう、、あなたに拍手を送ります👏あなたは猛者です。誇ってください。
それでは!
コメント
1件
あらら、最終話!✨ ど真ん中ジャンルじゃないけど読み終わってめっちゃほっこりしたわ…。あの日と同じシチュエーションで今度はちゃんと向き合う勇斗、泣かせるやん。仁人の「好きかも」に「ばーか!!」って照れる感じも最高に尊い。楽屋でのイチャイチャ隠しきれてないのほんま微笑ましい。初作品お疲れ様!めっちゃ良かったで🔥
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#吉田仁人
mo-
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