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はじめに
誤字、脱字有り。
文章が変なところもありますが
気にせずに。
↓本編
元貴Side…
僕は生まれつき持病がある。
病名は長すぎて覚えていない。
親に聞いても、知らないほうがいい、としか
言わないから。
でも、…僕は、
余命宣告をされていた。
………
今日は久しぶりに学校にいくんだ。
今までは発作や痙攣、関節痛などで痛くて辛くてどうしようもなかったけど、
今まで、薬を飲んだりして、まだ落ち着いてる状態。
学校では、僕は相談室登校をしています。
たまに、教室に入る時もあるけど、もし、僕に何かあってらってなると、みんなに迷惑がかかるし、何しろ、かなりの重症ってほどじゃないけど、重度の病ってみんなに思われたら、嫌われちゃうのが怖いから。
先生「大森さん、おはよう。」
大森「おはようございます。」
いつぶりにあったかな、…
先生と。
先生「あ、そういえば、大森さん。あなたのクラスに゛若井滉斗゛という子がいるの。その子が、大森さんが来たら教えてっていてたの。だから、呼んできてもいい?」
大森「えぁ、…はい、…」
先生「無理しなくていいからね。しんどくなったらすぐ言ってね。 」
大森「あ、は、はい。」
゛若井滉斗゛?
誰だっけ、…確か中学校の時の、…
僕がまだ軽症の時ちゃんと学校行ってた時、話しかけてきてくれた人、だったかな、…?
どんな人だっけな〜、…
先生「呼んできたよ。」
若井「失礼しま〜す。」
大森「あ、おはよう、」
若井「おはよっ、大森、さん? 」
大森「うん、」
すごい、落ち着く声してる。
なんていうか、ちゃんと男の子って感じの声。
先生「あ、先生、ちょっと用事があるの。大森さん、大丈夫?何かあったらすぐ言ってね。職員室にいるから。」
大森「はい。」
若井「緊張、…する?」
大森「えぁ、…う、ん。」
若井「俺もだよ笑」
大森「わか、い?さんは、なんでこんな僕のところに??」
若井「ん〜、そんな深い意味とかないんだけど、話してみたいな〜って」
大森「僕と話してても楽しくないよ、きっと。」
若井「そんなことないよ。俺は、こんな大森でも、ちゃんと向き合えて話せることが何よりも嬉しいし、俺のこと怖がらないで話してくれて嬉しい。」
大森「怖がられるの?」
若井「さすがに、友達とかは怖がられないけど、大森からすると、知らん人が急に話したいってなって、怖いかもしれないのに怖がることなく、話せられて嬉しいよ、おれ。」
なんだろうこの人、…不思議な人。
大森「若井さんの下の名前って、…」
若井「あ、滉斗だよ。」
大森「滉斗、さん!いい名前ですね。」
若井「大森こそすっごくいい名前じゃん。」
大森「僕の名前知ってるんですか!嬉しいです…僕なんて、次に教室に入るか入らないかくらいなのに。」
若井「中学校一緒だったじゃん!笑」
大森「あ、…照」
若井「照れてんの?笑大森って女の子みたい。」
大森「女、の子、…」
初めて言われた。女の子みたいって。
この人優しいな…この人になら明かしていいかな。この人なら信頼できるし、信用できる。
優しそうな人だから。
もっと話したいし、滉斗さんの知らないところ、もっと知りたい。
大森「滉斗さん。僕ね、…持病があるの。余命宣告もされてて、高校卒業できるかわからないの。でもね、僕は滉斗さんに出会えて今すっごく嬉しいの。」
若井「…大森、…」
大森「あ、… 」
滉斗さんは僕の頭を撫でた。
若井「俺、分かってた。中学の時から。俺は、中学の時さ、一目惚れしたんだよ。あなたに。」
大森「ぅん… 」
若井「俺は初めて大森とクラス同じになれたとき、心の底からうれしいって気持ちがこみ上げてきたの。話したこともないし、知らない人だし、でも、大森と目が合った瞬間、この人になら何でもしてあげたいっておもった。」
大森「なんでも、…?」
若井「うん。そうだ、大森。卒業までにしたいこと、作ろう?」
大森「卒業までにしたいこと、…??」
若井「俺はその卒業までにしたいことを、叶えたい。これ、」
滉斗さんは僕に小さなメモ帳を渡した。
若井「これに書いてきて!卒業までにしたいこと。また、授業終わったあと来るから!」
大森「うん、…!またね。」
若井「またな、!」
………
卒業までにしたいこと、…かぁ、…
何かあるかな〜。
滉斗さんと、…
元気なうちに行きたいところ行っておきたいし
滉斗さんと一緒に考えて行きたい。
………
先生「大森さん、何書いてるの??」
大森「あ、卒業までにしたいこと?みたいな」
先生「ふふ、若井さんと?」
大森「あ、はい!」
先生「楽しんでね。体は大切にね。」
大森「わかってますよ〜、笑」
若井「しつれーしま〜す!」
大森「わっ、びっくりした」
先生「いらっしゃい。ちょうどよかった、私これから会議だから大森さん見ててくれない?」
若井「会議?分かりました〜、ちゃんと見てま〜す。」
大森「あ、」
若井「大森?」
大森「あぇ、これ、ちゃんと2人で考えたくて、」
若井「なんで、これ、大森のしたいことを書くんだよ?俺はそれを叶えるだけ。」
大森「でも、…」
若井「でも、…?」
大森「、…でも、ちゃ、ちゃんと2人で考えて決めたい、…照」
若井「っ、…!」
大森「滉斗さん、かっこいいし、…いずれ、
彼女とかできちゃって僕の願い叶わなくなっちゃう、…の、悲しい。」
若井「…俺は彼女作る気ないから安心して照」
大森「えぁ、…そ、そうなの…??」
若井「うん?」
僕はまだ気づいていなかった、
若井滉斗に惹かれていたことを。
大森「じゃ、じゃあ、次の休み、一緒に遊ぼ?? 」
若井「いいよ!」
卒業までにしたいこと1つ目は滉斗さんと一緒に遊ぶに決まった。
………………………
こんにちは。
新物語書いちゃいました。
前の物語は交互に投稿していくので
前の物語もぜひ見てみてください。
………………………
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