テラーノベル
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私はきっとあの子に持っていくのだろう。
白い花を。
私達は和解した。
エヌオーとヤシュトラ。三人で頑張ろう。そう約束した。
だがそれは、叶わなかった。
ある日、エヌオーが行方不明になった。
ヤシュトラと必死で探したが見つからない。
でも見つけてしまった。
ヤシュトラ 「エヌオー…?嘘…だろ?」
そこで見たのは、血塗れになったエヌオーだった。
私、ヤシュトラ 「エヌオー!」
エヌオー 「レミフラ…ヤシュトラ…ごめんな…負け…ちゃった…」
ヤシュトラ 「エヌオー!誰にやられた!?どんな奴だ!言ってくれ!」
ヤシュトラは怒りに任せて言った。だがエヌオーは首を横に振る。
エヌオー 「馬鹿…私が言ったら…どうせ復讐するんだろ…?だったら言えないな」
私 「何故だ!お前が死んだら!私たちは耐えられない!頼む!敵は打つから!
ねぇ!エヌオー!お願いだから!」
エヌオー 「ごめんね。これは私の罪の制裁だから、言えないの。でも、私、楽しかったよ。二人と一緒に入れて、幸せだった…だから…最後に言わせて…」
そう言って私達の頬に触れる。
「大好きだよ」
エヌオーの手が私達の頬から離れていく。
ヤシュトラ 「エヌオー!エヌオー!起きてよ!ねぇってば!!」
ヤシュトラは涙を流して叫び続けた。だがもう、目を開けてはくれない。
今私たちは、エヌオーの墓場に居る。
そこで白い彼岸花を置く。
私 「エヌオー。また会おうな」
ヤシュトラ 「…またな」
そう言って後ろを向いて帰る。
すると…
「じゃあな、また来世で!」
エヌオーの声が聞こえてくる。
私達は二人で泣いてしまった。
我慢できなくなって。
大好きだよ。ずっとずっと大好き。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
今回はレミリサ様の好きなお花を使わせて頂きました。
貴重なご意見をありがとうございました。
コメント
6件
エヌオーさん、和解できたのに😭3人が幸せな生活ができる世界がありますように!
あぁなんか目から水が((感動です……また3人が一緒になれることを心から願います‼️😁
修正版までだして頂きありがとうございます!私の大好きな三人です!エヌオーはレミフラ様達にとっての大切な友達ですから…