ONE N’ ONLY
颯斗×永玖
永玖→『』
颯斗→「」
永玖side
最近、彼氏の颯斗と全く話していない。お互いにドラマや仕事の量が多くなってから話す機会が減った。
たまには、甘えてみたい
でもそれは、また遠くの夢の話。
俺が颯斗に甘えるなんてことはない
俺は甘えるのが下手だから。
今日の仕事はONE N’ ONLYのみんなと一緒に出る収録の日。
俺はこれを機会に、颯斗と話したいと思ってた
『はやtっ、』
哲汰「颯斗ー」
「ん?」
哲汰「今日のここって何時から?」
「ここはねー、」
哲汰にとられちゃった、多分哲汰と話すと収録の始まる前まで話すから俺が話す時間はほぼない。
『はぁー、』
それから俺達はこういう日々が2ヶ月くらい続いた
俺はいつの間にか、それが辛くて俺の胸を強く苦しめていることに気がついた。
俺は、颯斗のことについての悩み事は誰にも相談せず、ただ自分を苦しめているだけ。
もちろん、仕事とプライベートの切り替えはしっかり守ってメンバーにも周りの人達にも迷惑を絶対掛けなかった。
でも。ただ1人のメンバーは俺のことに気がついた
直弥「永ー玖」
『ん、直弥』
なお君は基本、少しの変化にも気がつくタイプで1番隠し事ができない、かんの鋭い方だった。
直弥「今日少し元気ないじゃん」
直弥「なに、悩み事?」
『え、?』
『なに言ってんの急にっ、笑』
『あっもしかしてなお君、哲汰がいないから寂しくてこっち来ちゃったっ、?笑』
直弥「永玖、もう無理に笑わなくていいよ」
『っ、』
なお君は俺に優しく背中をさすってくれた
俺の目には今でもこぼれそうなくらい涙が溜まっていた
直弥「少し、場所変えよっか」
直弥「少し、席外すわ」
メンバー「はーい」
そう言って、俺達は楽屋を後にした
コメント
2件
やばい、私的に大好きなシチュすぎて、続き気になりすぎます🤭