コメント
1件
「俺、何か飲み物持ってくるからその辺に座ってて」
「わ、分かった…」
家に着き真崎を部屋へ案内した俺は再び1階へ降りていく。
(……ってか、よく考えたら俺……とんでもない事してねぇか?)
家に誘ったのは自分。
そして家族が出掛けている事も分かっていた。
つまり、今家には真崎と2人きり――
「……やべぇ……考えたらすげー緊張してきた……」
2人きりになりたいとは思っていた……けど、
(何の心の準備も出来てねぇ……)
成り行きとはいえ、これはチャンスでもある。
(……焦らず……ゆっくり……良い雰囲気になったら……その時は……)
そう呪文の様に唱えながら、俺は真崎の待つ部屋へ戻って行った。
「お待たせ」
「!」
部屋に戻ると、ドアのすぐ近くに座る真崎が目に入る。
「そこじゃテレビ見えづらいからこっちに座りなよ」
持ってきた飲み物をテーブルに置いた俺****************
********
********************
***************
******
******
************
*********************