テラーノベル
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・この作品は全て作者の妄想です。
・ご本人様には一切関係ありません。
・配信などは全て追えていないので解釈違いを起こす可能性があります。(特にkyngさんは)
・タグの意味が分からない方はブラウザバックをお願いします。
・リバっぽいかもです。
・自分でもどんな話にしたかったかわからなくなっているのでおかしい所が沢山あるかもです。
・温かい目で見てもらえると嬉しいです。
「ねぇ、星導」
「どうしました?」
「…オレのこと抱いてくんない?」
「…は?」
「ごめん、伊波。俺、その…他に好きな人、いんだよね…」
「え、ぁ……そ、そっか!ご、ごめんね、こんな話して…。キモいよね…」
「え、いや別にキモくないぞ」
「大丈夫だよ…気遣わなくてっ…」
オレは涙が溢れそうだった。だからその場から逃げ出した。これ以上ロウを困らせたくなかった。
「う…ぅぁあ…」
オレは拠点のソファに寝っ転がって泣いた。誰にも見つからないように、できるだけ声を殺して。それなのに、見つかってしまった。よりにもよって星導に。
「ライ?なんで泣いてるんですか?」
「っ……」
今はほっといて欲しい。そんな感じで星導を睨む。星導はそれに少し驚いてたけど、オレをほっておくという選択肢は無いらしい。
「泣いてばっかじゃわかんないですよ〜?」
「…うっさい…っ」
「わっ」
オレは星導への八つ当たりの為に、ソファの上に置いてあったクッションを投げつけた。
「ちょっと〜、何するんですか〜」
「ほっといてよ…!」
「えぇ〜?俺達同期なのに…」
星導は悲しそうな顔をした。多分わざとだけど。
「少なくとも、慰める事ぐらいはできますよ?俺」
「…笑わない?」
「もちろん!」
珍しく、星導がとても優しい顔をしていた。オレはその表情を信じて、全て話した。
「え、小柳くんに告ったけど?」
「…振られたの……」
「えぇ…そうだったんですか…」
星導が優しくオレを撫でる。本来だったら嫌がってたはずなのに。オレはそれを受け入れていた。
「…俺だったら、そんな思いさせないのに…」
「……え? 」
「あはは、冗談ですよ」
「はあ!?」
オレは顔を赤くしながら星導を叩く。
「え、まさか本気にしちゃいましたぁ?笑」
「てめぇ…」
星導と話しているうちに、いつの間にか涙は乾いていた。
「…なんか、ありがと」
「良いですよ。お礼はアイスでお願いしますね」
「はあ?」
「あ、一個だけじゃなくても良いですよ」
「アイスぐらい自分で買え!」
そんな風に星導とふざけ合っていると、ふとキモい事を考えてしまった。
今、星導と喋っててすごく楽しい。なら、さっき起きた悲しい出来事は忘れて、星導を好きになっちゃえば良いじゃん。
そう、多分オレはロウに振られた事がショックすぎて頭がおかしくなっていたのだ。もう催眠にかかったように言動がおかしくなっていた。
「ねぇ、星導」
「どうしました?」
「…オレのこと抱いてくんない?」
「…は?」
しくじった。そんな事を今思っても仕方があるまい。その時にはもう手遅れだった。
「ライ、今、なんて…」
「っ…ごめんっ…キモい事言って…。やっぱ今の忘れて…………!?」
恐る恐る星導の方を見ると、そこにはオレが予想していたのと真逆な表情があった。
星導は、茹でダコのように顔を赤らめ、とても嬉しそうな顔をしていた。
「ねえライ。さっきの本当ですか?」
「ぇ…ぁ……」
「まさか嘘だったんですか?」
「えっと…」
今更オレはやめよう、とは言えず黙っていた。
「もうっ、ライのばかっ♡」
すると、星導はオレを勢いよく押し倒した。どうやらもう理性と言う名のブレーキは星導には効かないようだ。顔を真っ赤にして息を荒らげている。
まあ、言い出したオレが悪いから、オレが止める事もできない。こういう事は軽い気持ちで言っちゃダメなんだなと今解らされた。
星導はオレのズボンに手をかける。
「ちょ、…待って!」
「…なんですか?」
「やっぱやめよ…?」
「えぇ?ライから誘ってきたのに」
「それは…そうだけどっ…」
「なら、良いでしょう?俺、もう我慢できないんですけど」
星導はオレに覆いかぶさり、オレの頬を撫でた。
「ライは可愛いですね♡」
「そんな事…無いっ…」
「ありますよ♡」
オレが顔を赤くしてると、星導がからかってきた。
「…ライ、なんか茹でダコみたいですね」
「うっさい、タコはお前だろ」
「確かに」
謎の沈黙が続き、オレはそれに耐えられなくなり、星導に話しかける。
「…で、結局抱くの?オレのこと」
「え、やめるんじゃないんですか?」
「じゃあやめよ」
「えぇ〜」
オレに覆いかぶさっている星導を押しのけ、オレは起き上がる。そして、星導を力いっぱい抱きしめた。
「え、急ですね。…るべちちょっと痛いかも〜」
オレは星導の言葉を無視し、星導の胸元に顔を埋め、腕に力を込める。
「いだだだだ…痛いですよ〜?ライ〜」
流石にちょっと可哀想だったから腕の力を緩めてあげる。
「あ、急に優しくなるんですね」
「……」
「あはは、黙りこくっちゃって、可愛いですね♡ライは♡」
オレはしばらく星導を無視し、星導を吸って満足した。けど、すぐに物足りなくなって星導を押し倒した。
「え、ちょ…ライ?」
どうやら星導はオレに押し倒されて動揺しているようだった。正直なところ、可愛いと思ってしまった。普通に悔しい。
だからオレは星導にまた八つ当たりをした。
オレは星導のほっぺをつねった。
「いてっ…」
「ごめん星導。やっぱ抱きたくなった」
「え〜、ライってば我儘ですねぇ♡」
「星導よりはマシ」
「えぇ〜?」
オレは星導の服を脱がしていく。それと同時に、星導はオレの服も脱がしていった。
ソファの上ですっぽんぽんになった二人は、ここが拠点である事も忘れ、ひたすらにお互いの身体を慰めあった。
目が覚めると、薄暗かった部屋はすっかり明るくなっていた。きっと夜が更けたのだろう。オレはそう思った。いつの間にかソファの上から消えていた星導に昨日のお礼をしようと思い、部屋を出ようとドアを開ける。と、星導がロウに怒られているではありませんか。
その場にいたカゲツは部屋から出ようとしたオレに気づき、オレに駆け寄ってきた。
「ライ!起きたんか!」
「あ、うん…」
星導もオレに気づいた様子で、オレの方に近づこうとしてたけど、ロウに止められていた。
「ライ〜!助けてくださいよ〜!」
「うるせぇ、いいからお前は俺に叱られてろ」
「いやぁ〜!」
呆れた顔でその状況を見ていたカゲツに、オレは質問をした。
「…何があったの?」
「あー…。ライ、覚えとらん?お前、星導に…襲われたんやで」
「…は?」
必死で記憶を辿る。が、どうやってもオレが…その、星導をいじめた記憶しか思い出せない。
「え…その……」
「ん?なんや?」
「えっと…」
オレがモジモジしてると、急にロウが星導のスマホ画面を見せつけて声を張り上げた。
「おい!こいつ催眠アプリとか使ってたぞ!」
「ちょっと小柳くん、あまり大きな声で言わないでくださいよ〜…」
「「催眠アプリぃ?」」
オレとカゲツは口を揃えてロウの言葉を繰り返した。
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