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「───やっぱ出にくい・・・!」
脱衣所のドアの前で悶々とする私。
よし、うん。10秒数えて出よう。
10,9,8,7,6,5,4,・・・───ガチャッ!
「○○~ッ!!」
「ノックせんかい!!」
突然ドアが開いたかと思えば、ルフィくんが飛び込んできた。
着替えてる途中だったらどうするのバカ!
「・・・ずびばぜん・・・」
結局そのまま甲板まで連れて行かれ、宴の真ん中に放り込まれた。
「ん○○ちゃん・・・ッ!
その白い肌と細い腰・・・!そしてなによりそのたわわな果実ッ・・・」
「・・・あれは通常運転?」
「よくわかんねェけどサンジはずっとあんなんだぞ」
あとこれ着とけ!と、彼が着ていた赤いシャツを肩にかけられた。
・・・視界の端でナミさんとロビンさんがニヤニヤしているのが見える。
「ありがと、」
「おう!あ~腹減った!
飯だ飯ィィ~!!」
乾杯の合図も程々に、宴が始まった。
「肉ゥゥウ~~ッッ!!!!!」
「おいルフィ!それおれの肉だ!!」
「サンジおかわり!!」
「ちょっと待て!○○ちゃんのための宴だろうが!!」
あちこちから肉をかっさらってくるルフィくんに、皆さん呆れてはいるもののこれがいつもの光景らしい。
・・・伸びる腕の使い方、おかしくない?
「・・・私まで食われそう」
いやらしい意味でなく、物理的に。
勢いでパクッといかれそうなほどルフィくんの食べっぷりはすごい。
「さ、○○ちゃん♡ 遠慮しないで食べな」
「ありがとうございます!」
私の分を取り分けてくれていたサンジさん。
メロリンしなきゃ本当にモテると思う。
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コメント
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続き待ってますッッ!!!!!