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私の彼氏、高橋恭平にはある能力がある。
「恭平、」
『ん?どした?』
「んーん。何でもない」
『しんどい?』
「そんなことない」
『座ってないで寝ててええんやで』
「…そうする」
「恭平、」
『ん?どした?』
「あのね、枕ないと寝れないの」
『枕持ってこよか?』
「、、」
『それか、高橋の膝がありますけど。どっちにします?』
「高橋の膝。」
『ん。』
「きょうくん」
『ん?』
「大好き」
『俺も大好き』
私の彼氏、高橋恭平にはある能力がある。
それは 私の変化に気が付く能力。
なんて柄にもなく惚気けちゃったけど。
あれから2人っきりの時にはちゃんと思ったこと言ってくれてるし、前よりも大事にされてるな〜って思う。そんなんだから惚れ直しちゃうし、大好きって気持ちも抑えられなくなっていくんだよね。こんなこと絶対本人には言えないけど。
「ね、恭平。」
『ん〜?』
「お願いがあって、」
『お願い?なに?』
「明日なんだけど、演技を手伝って欲しくて、、」
『そういうのはみっちーの方が、』
「そうなんだけど、、今回は恭平がいいっていうか、、」
『まぁええけど、』
大「おはよう〜」
「あ、大ちゃん、今日ダンスルーム使わせてもらうね」
大「?分かった」
「来ないでね。用事がある時は連絡してね」
大「?分かった」
「ごめんね、付き合ってね?」
『ええよ?』
「このシーンしよ?」
『あ〜ねw』
「他はみっちーとするから、ここだけ、、」
『ありがとうございます』
「え?」
『あ、何でもない。ほなしよか』
「ね、恭平、大好き。」
『俺も大好き。』
「で、ここでちゅーを、んっ!?」
チュッ
「ちょっと、!?」
『ほら演技続けな』
「ありがとう、」
『ん。ごちそーさま』
「何回告白とちゅーするのよ、、」
『でもこれ俳優さんとするんか、、』
俳優さんとはフリだけどね
『俺思い出してしてな?』
「分かった、」
『ん。可愛い。』
「可愛いのは恭平だよ」
『何で?w』
「嫉妬してくれたんでしょ?」
『しとらんけどー』
「そうですかーw」
いや、絶対してるよね??
🏢
マネ「○○さん、高橋さん」
「はい」
マネ「雑誌のオファーなんですけど」
『おー。やりたいです』
「2人って、久しぶりだね」
マネ「それが、今までのとはちょっと要望が違って。」
『どういう?』
マネ「初めてのHっていうテーマらしくて」
「初めて、、」
『俺ら初めてやないもんなぁ』
「ちょっ!?何言ってんの!?」
マネ「どうしても無理なら断るけど、、」
「ん〜、やりたいです!」
『俺も。』
マネ「分かりました」
「ね、恭平。」
『なに?何か嫌な予感するの気のせい?』
「禁恭平します!」
『…何て?』
「撮影まで3週間、私たち、触れ合わないようにしよ」
『何で!?』
「その方が初々しい感じが出せると思って」
『確かにそうかも、やけど、』
「だめ?」
『…分かった。』
「その撮影まで必要以上に近付かない。ペアの仕事は無いから。いい?」
『あの〜、寝る時は、、』
「自分の部屋に決まってるでしょ。さっきの言葉聞いてた?」
「ってことで、皆も協力してくださいっ!」
大「分かった〜」
駿「俺らも近づかん方がええ?」
謙「確かに。」
「うん、お願いします」
流「でも2人とも耐えられるん〜??」
丈「確かに。○○すぐ人肌恋しくなるやん」
「そんなことないし!」
和「おやすみ〜」
『なぁ○○、』
「なに?」
『今日で最後にするからさ、一緒に寝ん?』
「…今日だけだよ」
1日目
マネ「そうなんだ、了解。」
「ごめん、わがまま言って、」
マネ「いや!全然!」
マネ「じゃあ○○さん取材行きましょうか」
「はい!」
🏠
「ただいま〜」
謙「おかえり〜」
「恭平は?」
駿「車のエンジン音聞こえて自分の部屋戻った」
「そっか」
大「寂しいん〜?」
「別に?」
流「素直やないなぁ〜」
和「寂しくなったら来てええんよ〜??」
「うん、はっすんのとこには行かないから安心して」
和「何でぇー!!」
丈「俺やもんな〜」
「どっちにも行きませんっ!」
7日目
大「結構頑張ってんな」
『はい。ヤバいっすよ』
駿「感覚バグってきてるやろw」
『マジそうなんよ』
大「○○見ただけで若干ドキドキするって言ってたもんなw」
『隣座れるかすら危ういっす』
駿「それは困るなぁw」
大「○○も頑張ってるよな」
駿「でもちょっとヤバいかもです」
『ヤバいって、○○が?』
駿「そ。そろそろ限界っぽい」
大「まじ?まぁでも持った方かもな」
『ハグとか、、』
駿「丈くんに頼みまーす」
『、、』
大「そらそうやろw」
🏠
丈「○○ー。部屋来て〜」
「なにー?」
「入っていいの?」
丈「ええよー」
「なにー?」
丈「ん。おいで」
「え、いかないよ」
丈「ええから」
「私頑張るって決めたもん」
丈「うん、分かっとるけど」
「大丈夫だもn.」
丈「俺が大丈夫やないから。させて?」
「…おにーちゃっ、泣」
丈「よしよし。よく頑張ったな」
丈「あれ、○○痩せた?ウエスト細なっとる気するんやけど」
「…ううっっ、、」
丈「ちょ、どしたん〜、」
「恭平に1番に気づいて欲しかったっ、」
丈「あー、ごめんごめん、w」
丈「何も気付かんかったって事にしとく」
丈「みっちー、ありがとうな」
駿「いーえ。○○は?」
丈「泣き疲れて寝たわ」
和「え、寝顔見に行ってええ?」
『アカンっすよ』
謙「あと2週間?」
流「頑張れー」
丈「てか恭平も腹筋割れてない?」
『そうなんっすよ。頑張ってます』
大「○○のためにぃー??ヒューヒュー!」
流「酔っ払いおる?w」
残り1週間
涼「○○ー」
「あ、にぃ。どうしたの?」
涼「頑張ってるんだねー」
「そうなの。」
涼「にぃの胸はいつでも空いてるからね?」
「ありがとー。でもあと1週間だから」
涼「そっか。頑張ってんだな」
「…でも、ちょっとだけ、」
ギュッ
涼「はわわ、、」
涼「可愛い〜、、天使かよ、、」
「ありがと。大好き。」
侑「何ニヤけてんの」
涼「ちょっとね。」
侑「○○ちゃんにハグでもされたの?」
涼「何でわかんの!?」
侑「合ってるの!?てか禁止じゃ?」
涼「お兄ちゃんは例外なんですぅー」
侑「うわっ、ずるー!!いいなー!!僕もぎゅーしたいー!!」
「いよいよ今日ですよっ!」
大「今までほんまに頑張った!」
「うん!」
流「楽しんできーや」
「ありがとう〜!」
和「終わったらたっくさんハグしよーなー!」
謙「もう行きましたよw」
和「はやっ!」
🚗
「ごめん、ありがとう」
マネ「いえいえ。それよりも泣かないでくださいよーw」
「何で泣くのw」
マネ「久しぶりの高橋さんでw」
そう、会ったら触れたくなっちゃうから、ってなるべくシェアハウス内でも会わないようにリビングに居座らずに自分の部屋に籠ったりしてたんだよね、、それに仕事の時間が違ったから、会うのも久しぶりだったりして。
「泣き虫じゃないからw」
マネ「いやいや、泣き虫でしょ」
「そこまでじゃない!w」
そう笑ってたんだけど、、
「ほんとにこの衣装ですよね?」
ス「はい、w」
「ですよねw ウエスト絞っといてよかった、」
ス「藤原○○さん入りまーす」
「お願いします!」
ス「高橋恭平くんです」
「お願いしまーす」
ス「撮影始めます」
かっこよすぎて見れないんだけど、、
『○○隣おいで。』
そんな甘い声で言われたら行かない訳にはいかないじゃん?
『今日はすぐ来るんやな?珍しいー』
「撮影だもん。」
『そっかそっかw』
ギュッ
久しぶりの恭平のハグに、泣きませんよ〜って笑ってたのに、泣きたい気持ちになって。
『なんで泣きそうなん、w』
「分かんないっ、w」
『頑張ったな。ウエスト絞ったん?』
「うんっ」
『そうなんや。。可愛い。』
「っ//」
『あ、俺のも見て。』
「きゃっ!?」
『なにw』
「急に脱がないでよ、!」
『何言ってんw』
「あれ、こんなに割れてた?」
『○○にカッコええって思ってもらいたいから頑張った。』
「可愛い、、」
『可愛ええ!!?』
「ふふっ かっこいいよ」
『やろ?』
『そろそろやらんと怒られるわ』
2人にしか聞こえない会話ももう終わりでポーズを取っていく。
ス「ありがとうございました!あとインタビューお願いします!」
「はい!」
『○○これ着ときな』
「え?恭平のじゃん。いいよ、恭平着なよ」
『ええから。俺他の着るし』
「じゃあ、、?」
「恭平の匂いだ、」
『ええ匂い?w』
「好きな匂い」
『、』
「あ、見て見て。萌え袖!彼シャツかな?どう?似合う、」
チュッ
『似合ってるよ』
「撮影終わったよ、?」
『知っとる。したかったからしただけ』
〈撮影してみての感想は?〉
「そうですね、、2人での雑誌が久しぶりで、こういう感じなのは初めてだったので、新鮮で楽しかったです」
『えー、そうですね、○○がめっちゃ綺麗になってて、びっくりしましたね。』
〈この撮影を臨むに当たって努力した事があると伺いましたが?〉
「そうなんです、このお話を頂いてから3週間、触れないように生活してました。」
『いやー、ほんまに辛かったっすね』
「その間に恭平は腹筋割っちゃうし、カッコよく見えちゃってドキドキしっぱなしだし、大変でしたw」
『同じっす。やから今日の撮影は大成功っすね。初めてっぽい雰囲気が出せてたと思います』
ス「ありがとうございました」
『なぁ○○。』
「んー?」
『今日、俺の部屋で夜過ごさん?』
「え」
『さっき、めっちゃ耐えててん』
「…お風呂あがったら行く」