この作品はいかがでしたか?
27
この作品はいかがでしたか?
27
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「な、んで……?」
と、聞こえた気がした。その声は小さく、そして掠れていて誰が言ったかは分からなかった。だが、優羽と健斗は聞こえていたらしい。2人の目線は華楓に向いていた。
雫「華楓……?」
華楓はなにも言わない。何も言わずに、優羽のことをじっと見つめていた。そして、次の瞬間叫び出したのだ。
華楓「あ”ぁぁぁぁぁぁぁぁッ」
優羽「華楓ッ?!」
健斗「どうしたんだよ?!?!」
雫「ちょっと、華楓?!」
華楓は何も答えない。ただ、ずっと叫び嘆いていた。
華楓「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だッ」
優羽「華楓!!一旦落ち着けよッ?!」
雫「何?!どうしたのッ?!」
どれだけ聞いても答えない。誰の言葉も今の華楓には届いていなかった。