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それから何日か経ったある日。
ローとコラソンとのお別れの日になっていた。
コラソン「ここに来てから色々あったなァ。あの日、助けに来てくれてありがとな!」
コラソンが口角をあげる。
ルフィ「礼なんていいよ!なはは!」
ルフィが笑う。
エ、サ、ウ「お前も攫われただろうが!」
3人がツッコむ。
ルフィ「アヒャヒャヒャ」
コラソン「この数日間でお前らの事、気に入っちまったなぁ!また、会えるといいぜ!」
コラソンが笑う。
ルフィ「絶てぇまた会おう!俺達は必ず海に出る!海賊になる!だからそん時、また会おうぜ!」
コラソン「未来の海賊王か。ホントにお前が海賊王に慣れたなら、俺は海賊王の幼少期を知ってるすごいやつじゃねぇか!」
コラソンがニカッと笑う。
コラソン「よし!約束だ!ガキンチョ共。」
ロー「……」
コラソン「おいロー。お前も何か言ってやれ」
ロー「断る。」
コラソン「まったくぅ〜」
コラソンがふざけた口調で言うと、
ロー「気持ち悪いぞ、コラさん。普段そんな事言わねぇだろ」
コラソン「カッ!ローに、気持ち悪いって言われた……」
コラソンがシュンとする。
2人のやり取りを見ていたウミが口を開く。
ウミ「…お前にとって、アイツは家族なんだな。」
ウミがニコッと笑う。
ロー「?……家族?」
シュンと崩れ落ち、ルフィとサボとエースにツンツンと、つつかれているコラソンに視線を向ける。
ロー「……そうかもな。今はコラさんだけが信頼、信用できる。」
ローがウミの方に視線を戻しながら言う。
ウミ「良かったな!そんな存在が居て!」
ウミがニカッと笑う。
『!!!!!!』
ローが目を見開く。
ロー「そうだな…お前には…いや、やっぱりなんでもない」
ローは『お前には礼を言わねぇとな』っと言おうとして少し微笑みやめた。
そんなローを見てコラソンは目を見開く。
ウミ「?」
コラソン「おっ、そろそろ次行かねぇとな。」
エース「もうか。」
サボ「そうか。じゃあお別れだな。」
コラソン「また、会おう。お前ら、愛してるぜぇ✌️」
コラソンは変顔でピースをする。
ウミ、ルフィ「アヒャヒャヒャ!なんだあの顔!!」
エース、サボ「アハハハハ!」
4人が大爆笑する。
2人がウミ達と別れて歩いている。
コラソン「おい、ロー。」
ロー「ん?」
コラソン「お前、ウミに惚れたろ?」
コラソンがしれっと聞く。
ロー「ブー!!」
ローはコラソンの発言に驚く。
ロー「は!?何言ってんだバカ野郎!!んなわけねぇだろ!」
ローは動揺しながら一生懸命、否定する。
コラソン「そんなに動揺する事か?それにローが微笑み掛けることなんて、まずねぇだろ。特に女に微笑み掛けるとこを見るのは初めてだった。」
ロー「…ちっ。そんなことねぇ」
コラソン「まぁ、お前を支えてくれる女の子なら俺は誰でも嬉しいけどな。」
コラソンがニコッと笑う。
ロー「俺はコラさん以外、信じない。(そう決めたのに、俺はアイツを信じずにはいられなくなっちまった。アイツに会って俺はおかしくなった…)」