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【設定】
しろせんせー×まちこりーた
⚠卒業済み、卒業ネタ含みます
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《だから私は貴方から離れた。》
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暇だ。
パソコンの前で一人。俺、白井裕太ことしろせんせーはそう思った。
とてつもない暇さ。どうしようもない虚無感。
……やるせない。
先程まで行っていた編集は意外にも早く終わり、他にやるべきこともなく持て余した時間。
どうしよう、そう悩んだ俺の頭には彼女の顔が浮かんでいた。
💙「…いやなぁ、」
とはいえ彼女とは今何の接点もない。
確かに友人といえば友人だし、数週間前までは同じグループとして活動してきた仲だ。
ただ、それは過去の話で合って今は別々に活動している。
それに、俺の頭に彼女の顔が浮かんだのは何を隠そう多少の下心があってこそだ。
「好き」そんな気持ちは「会いたい」に変わる。
つまり、そういうこと。
💙(……でも、)
でもちょっとくらい。
顔を見るだけ。それだけなら良いのではないか。
思い立ったが吉日。
すぐに荷物をバッグに詰め家を出る。
何度か訪れた彼女の家。
勘違いされるからと、メンバーに内緒との約束をされたのは良い思い出。
足早に彼女の家へと向かった。
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まちこりーたside__
どうしてだろう。
ここまで胸が苦しくなるようになったのは。
卒業終わり、二回目の配信はホラーゲーム。
新しいVこりーたは予想以上に好評で、今日はどんなコメントが着くだろうと考えるのは今日の楽しみである。
しかしながらそんな最中のこと。
午後9時51分。
今日行う新しいVこりーたでのホラゲ配信の直前。
唐突にインターホンが鳴り、先日買った洋服が届いたのかとインターホンを覗き込んで見ればそこにいたのはかつてのメンバーであるしろせんせーで。
追い返す、というのは私の良心が痛み彼を家に入れたのはものの数分前のこと。
今現在、彼と私は向かい合って座っていた。
💚「…なにしにきた、の?」
💙「…何で、やと思う?」
💚「え?」
思わぬ返答に固まる。
何で、だなんて知ったこっちゃない。
💚「…私、あと5分で配信なんだけど、」
💙「え?」
💚「え?」
同じ言葉が繰り返される。
彼は私にこの後配信が待っていることを知らずに来たのか。
多少の疑問は浮かぶがここで追い返すのも何故だか良心が痛む。
、、、昔なら、そんなことなど考えずにすぐに追い返していたのだが、、
💚「…配信するから、適当にくつろいどいて、冷蔵庫だけなら漁っていいから」
💙「別に漁らへんよ、飲み物だけ借りるけど」
💚「…返してくれるんだ?w」
💙「返していいなら返すけど」
💚「…………………………」
言葉が出ない。
昔なら、すぐに暴言を吐けていたのに、
💙「…まちこちゃん?」
💚「っえ?あぁ…いや……」
💙「冗談やってwそんな真に受けんなよ、」
そう言って軽く笑う彼。
何故だか腹が立った。
……身に覚えのない、不思議な感情。
💚「…あっそ、じゃあ行くから」
そう言って、席を立った。
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💚「お!〇〇さんないすぱぁ!」
💚「あとどれくらいでこのボスクリアできるかな…」
配信を始めて30分。
彼に狂わされていた調子も戻ってきたころのことだった。
💬「女研を卒業した理由ってせんせーと別れたからですか?」
💚「っ…………………」
悪意があったわけでも、悪気があったわけでもないんだろう、
でも、そのコメントだけが強く映った。
….別に、せんせーと別れてないし。
……そもそもせんせーと付き合ってないし。
💬「まちこさん?」
💬「ミュートになってない?」
💬「まちこさーーん!」
分かってたんだ。ずっと。
この曖昧な感情の名前も、私が彼に狂わされてしまう理由も。
女研にいて、胸が苦しくなっていった。
彼が、せんせーがニキニキと話すたび、じゅうはちと話すたび、りいちょと話すたび、キャメさんと話すたび、胸の奥底に何かがつっかえて、苦しくなっていった。
……これ以上ここにいたら、苦しくなるだけだ。
メンバーにこんな感情なんて、抱いていいはずがない。
だから、そんな身勝手な理由でグループをやめた。
ただ、苦しかった。苦しくて、苦しくて仕方なかった。
💙「……こ!まちこ!」
💚「ぅあ……せん、せ、、?」
💚「な、にやって…はいしん、ちゅ、、、、、、」
💙「泣いてるやつ放って、呑気に配信見てられるか、」
💚「っ……」
そういうところだよ。
私が貴方に恋をしたのは。
貴方に会うたび、叶うはずのない恋をしたことを思い知らされる気がして辛かった。
だから、貴方に会わないようにした。
でも、それでも貴方に会うと一緒にいたくて、つい一緒にいようとしてしまって。
今日会って、思ってしまったんだ。
抑えたくない。伝えたいって
💙「すまん、一旦まちこの配信k」
💚「好き」
💙「……は?」
💚「好きっ…大好き……っ、」
一度抑えるのを辞めたら、もう止められなくて。
想いが溢れて、溢れて。
💙「え?、、、いや……まちこさん?」
💚「せんせーが私のこと好きじゃなくてもいい、でも、好き」
💙「いや、それは、え……っと俺も好きなんやけど、でも」
💚「友達として?」
💚「でも、いいよ。言いたかっただけだから、だから」
💙「っいや!恋愛として!まちこのこと好きなんやけど‼」
💚「へ……?う、そ…………」
💙「じゃない、…あ”ーーもうええわ!」
💙「まちこのこと、好きや、……付き合って、ください」
そう言って私の目を真剣に見つめる彼。
だんだんと熱くなっていた頭が覚める。
……すき?せんせーが?私のことを?
💚「……え、いや、えぇ、?ほんとに?…ゆめ、?」
💙「…そんなわけあるか、wほんまに好きや、まちこのこと」
💙「…だから、卒業してもずっと、会いたかった」
💙「…だから、えっと、上手く言えんのやけど、だから、今日、会いたくなって」
💚「っ…………私もぉ……っ好きっ…」
💚「…うんっ、……うんっ、付き合う……っ、、」
💙「泣かんといてや…w」
💙「…てか、みんな聞いてるんやし、」
💚「え?…………ぁ、」
その言葉に、ちら、とパソコンを見る。
思い出した、配信中だということを。
💬「2人ともおめでとうございます.ᐟ.ᐟ」
💬「#しろまち結婚」
💬「もう結婚してるんだけどw」
💚「あっ……ぅぁっ……//」
💙「……かわい、」
💚「っ…………?!//」
💚「ばっ、、ばかっ……!せんせーばか!!!」
💙「いやなんでや」
そう言いながらも甘い顔をして私の頭を撫でてくる彼。
羞恥心はあるもののこの感情をもう隠さなくていいのかと思うと少しばかり清々しくて
プルルルル…プルルル……
💙「……ふはっ…wニキからや…w」
💚「…出なくて、いいの?」
💙「今はまちことイチャイチャする時間、」
💚「いちゃいちゃ……っ、、//」
💙「ま、そういうことなんで、しろまちはこれからも続いてくんでよろしくな、」
そう言って、せんせーが配信を切る。
残されたのは静かな沈黙。
💙「……まちこ?」
💚「……ん?」
💙「改めて、俺と付き合ってください」
💚「……っ、はいっ……!」
想いを抑えていた蓋がパカ、と外れる音がした。
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(◦`꒳´◦)ᵎᵎ(上手くかけたと満足している顔
𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮 𝐟𝐨𝐫 𝐰𝐚𝐭𝐜𝐡𝐢𝐧𝐠
コメント
2件
す‼️き‼️で‼️す‼️ こういう状況に本当にならないかなと期待してる私がいる。
#にきしろ