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街が雪に包まれた日に大きな産声とともに一つ愛誕生した。
「これからよろしくね」
「大好きだよ」「かわいいね」
きっと生まれた頃はたくさん愛でられて、可愛がられて、幸せだったんだろう。
ーーー4歳ーーー
俺の母さんは芸能界の人間だった。
女優をやってたらしいけど、妊娠は事務所にNG出されて俺がいるからとやめてしまった。
幼い頃の俺は、俺のせいで有名女優の夢を諦めてしまった母さんに罪悪感を覚えていた。
でも、母さんが「あなたのせいじゃないよ」と言ってくれるだけで生まれてきてよかったと思えた。
⚃「まま!ぶらんこおしてー!!」
母「ないこはブランコほんとに好きだねぇ」
⚃「うん!ないこがとんでるみたいだから!」
⚃「おそらとんでみたいなぁ!」
母「じゃあブランコいっぱい押してあげるね」
⚃「わぁー!!」
⚃「んしょっ (文字書 」
⚃「ぱぱみてみてー!!」
父「え!!すご!」
父「もうひらがな全部書けるようになったのか!(撫)」
⚃「えへへっ(撫受)」
父「ないこは天才だな!」
ぱぱとままへ
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ぱぱいつもおしごとしてくれてありがとう
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ままいつもごはんつくってくれてありがとう
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ないこはままとぱぱがだいすきだよ
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こんどみんなでぽっぽこぽーんたべようね
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ないこより
⚃「ぱぱ、ままだぁいすき!」
次回投稿日未定