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ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘ⏰
目覚まし時計の音が鳴り響く
主（いつもの朝だ）
主「はぁ、」
身支度を済ませたあと、私は早足で階段を降りた
お母さん「おはよう！」
お母さんが笑いかける
主「おはよう。」
お母さん「今日テストよね！主ちゃんは頭が良いから、勿論高得点取って帰ってくるわよね！」
お母さん「私楽しみだわぁ！」
主「、、」
私は母子家庭だ。
私のお母さんは私に期待をしてくれている
お母さん「主ちゃんのその頭の良さで私を養って頂戴！」
私は昔から頭が良かった。
だから、勉強は完璧に出来てないとお母さんに失望されちゃう。
主「、、わかったよ、お母さん」
私も勉強で不得意なところだってある。
でもそれを隠さなくちゃいけない
主「行ってくるね」
お母さん「いってらっしゃい！楽しみにしてるわっ！」
“期待しないで”なんて、言えるわけもなく、
私は複雑な心境で朝を迎える。
問題はテストだけじゃない。
教室に入ったら皆んなが私を見て笑う。
モブ子「アイツの机汚ったなw」
取り巻き「それなーw」
毎日学校に来たら机にゴミが置いてある
酷い時なんか虫を置いてたり、
考えただけでもゾッとする。
でも私は言わせるだけ言わせて黙って片付けをする。
主（本当は言い返したい。）
主（だけど、後が怖いから、）
後からめんどくさい事になっても困るから言わない。
いや、怖くて言えないんだ。
モブ美「うわっ！手が滑ったぁwww」
主「冷たっ！？」
モブ美「ごめんねぇwそれ学校に置いて行った水筒の水だから汚いんだぁwww」
主「、、」
モブ子「うわっ！！汚いから近づいてこないでくれる？w」
モブ子「貧乏人だし、汚いし、」
モブ子「アンタ最悪！」
取り巻き「モブ子さいこー！w」
主（なんで私ばっかり、）
学校に来たら来たでいじめられる。
だけど、行かなかったら行かなかったでお母さんに怒られる。
主（もうっ、どうしたらっ、、、）
苦しくなって今にも逃げ出したくなる。
でも逃げたらみんなに失望される。
主（もうこんな世界いやだ、皆んな、会いたいよっ、）
主（もうずっと執事のみんなといた方がｯ、）
なんて考えるけど、それだと執事の皆んなやお母さんに迷惑かける。
消えた方がいいのかな、
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