どうも!紫蘇ㄘャンです!
大変お待たせしました!前回の続きということで!
どうなるんでしょうかね ~ !
そう言う私自身も、結末どうしようかと、未だに決まらず…の状況ですけど、頑張りますっ!
何か質問などあれば、是非コメントして頂けると嬉しいです!感想とかもお願いします!!
では!…とその前に、今回はknmcは出てきません!ごめんなさい!次回は多分、ちゃんと出します。。。
・実在する人物を用いた創作話です!
・色々と捏造など個人的見解などで当小説は作成してます!
・そのキャラの口調がはやふやになってる所があるかもです!
・本人様達とは関係ないので、本人様達に繋がるようなご迷惑行為はお辞め下さい!
・本人様達の解像度は低いので(キャラ崩壊)無理な方は速攻閉じてください!
・誤字や矛盾してる箇所があったりしますが、その時は指摘お願いします!!
「これからまた違う仕事を始めますよ」
そうkgmが言うと、机に突っ伏して一体化しそうなkidは「えぇ ~ 」と気だるそうな声が漏れた。
収録で疲れ切ってやる気が出ないのだろうな。なんて思ったkgmは、kidを労わろうと傍によろうとしたが、その前にfwがさっとkidを引っ張り起こす。
「ほらkid、ゆっくりしてる暇ないで。ここの控え室後30分で閉まるから、はよせな」
「う”ぅ~ … 」
ほらほら、と促すfwにkidは唸りながら、渋々体を起こして姿勢を正す。
流石fwさんと感心したkgmは小さく微笑み、自身の鞄から1枚のクリアファイルを取り出す。
「これが今追ってる、とある宗教の情報資料です」
そう言ってkgmはファイルに挟さんである資料を取り出し、机に並べる。並べられた資料をfwとkidは眺めて思わず一言。
「うっす」
「少なっ」
思ったことがつい口に出てしまったらしい2人に、kgmは小さく笑う。
「…まぁ、はい。ですよね ~ … 笑 」
kgmも並べられた資料を見て苦笑する。
机に広げられたのはたったの2枚。
これをみてkgmは目を細める。
これだけの情報しかないのは初めてと言っても過言ではないな…とkgmはたった2枚の資料を見て内心ちょっと焦り出す。
「てか本当にこれだけなんですか?情報機関から全部貰ってないとかは?」
kidが資料を見ながら、kgmにそう尋ねる。それに対してkgmは「いえ」と否定し、説明を始めた。
「それはありませんよ。この任務は我々に任せられていますし、情報を隠すわけないでしょう?そもそも張本人達が『これしか情報が集まらなくて…』と謝って来たんですし」
そう説明しながらkgmはその時の事が頭の中で描写された。
そしてそのkgmの言葉に続いてfwが
「そもそも、そんな意地悪する動機ないやろ。てかあの人達がそんな事する訳ないやん」
と、至極当然な事を言う。それに対してkidは「ですよね ~ … 」と気まずそうに言いながら乾いた笑い声を漏らす。
「ほんま、情報少なすぎやろ。これだけ情報が少ないとか正直びっくりかも」
fwはそう言いながら両手で2枚の資料を手に取った。
びっくりするのも無理は無い。とkgmもkidもうんうんと首を縦に振る。
そもそも、細かい情報も取りこぼさない程、我々の組織の情報機関というのは凄いもので、何かしらの情報が欲しければ必ずそれに該当する情報が直ぐ手に入る。
のだが…今回に関してはあまりにも情報が少なすぎる。
一体何処に奴らは集っているのか。
教祖という人物は何者なのか、どう言った奴なのか。
被害に遭われた人々は一体その後どうなっているのか。
この状況に焦り出したのはkgmだけじゃなくて
「これで今追ってる宗教を壊滅、教祖を捕獲するんですか?!え、無理じゃん!これ無理じゃん!!」
「煩いkid、誰かに聞かれたらどうすんねん」
あまりの難易度に自信を無くしたのか、頭を抱え泣き喚くkidにfwの冷静な突っ込みが入る。kidは「だってぇ…」と弱々しく呟いて、静かになった。
kgmは頃合いを見計らって、コホンッと咳払いをする。
「まぁ、これだけしか情報が無くて焦るのは私も一緒です。しかし、あるだけの手掛かりで捜索を進めるしか今はありません。とにかく、やれることをやるしかないでしょう?」
と、2人を見つめながら淡々に言う。
「やな。ほらkid、分かったか?」
「…はい、頑張ります…」
力なくガッツポーズするkidに2人はクスクスと笑う。それから、今あるだけの情報がどのようなものかと、3人で資料に目を通す。
「…確か宗教を追えざるを得なくなった経緯ってここに載ってましたよね」
と、kgmがそう言うと、kidが「えーと」と呟きながら、とあるまとめられた文章を読み上げる。
『○○市に住む山本さん(仮名)の恋人である鈴木さん(仮名)が突然失踪。その二週間後、発見されたものの様子が一変。明るいと聞いていたもののその面影は無く、山本さんとも目を合わせず、何も無い空間を見つめるばかり。
療養後、帰宅した鈴木さんだが、その後の不可解な言動、又は変わった様子があるという。以下、それをまとめたもの。
・毎日、必ず夜の0:00に姿を消す。
・「虚空が待っている」「虚空が」と口挟むようになった。
・謎のペンダントを大切に扱っている。
・宗教信者のような雰囲気があった。
以上のまとめから、我々は鈴木さんが何らかの宗教団体に巻き込まれたと推測。さらに、広い範囲で似たような失踪事件が多発している事から、同じ宗教団体が関与してくると推測する。』
「…です」
読み終えてふぅ、と一息つくkid。
「とりあえず、これが私達がこの団体を壊滅する任務を課された理由ですね。鈴木さんのように似た被害に遭われた方々が同じような事になっている現状。これ以上被害が出ないようにする為にも、いち早く宗教の詳しい事を知る必要がありますね」
kidの読み上げに続いてkgmがそう言った。
「やな。でも今日新しく入手したこのペンダントがその宗教のシンボルマークってのがデカイ収穫や」
そう言いながらfwはそのマークが描かれた紙を2枚の資料の隣に並べる。
kgmは「そうですねぇ」と言いながら、もう1枚の資料を手に取る。目を通せばどうやら鈴木さんと同じ被害にあったと思われる人達の名前が羅列していた資料だった。
五十音順に並べられた名前はおよそ50を超えていた。しかし、これは調べて挙げた人達だけで、本当はもっと名前が載っている筈だ。
「まぁ、鈴木さんのように見つけられた人もいれば見つけられなかった人だって居ますからね…」
今もなお、失踪して戻らない人を探し続ける被害者の家族や友人が何処かで待っている。
「この宗教とやらに関わってしまった人達は、自分達の大切なものにすら目を向けなくなる」
kgmはそんな独り言のようなものを呟いては、その事実に悔しいと唇を噛み締めた。今こうしてる間にも、他にも被害が広がっていると思うと、思うように動けない現実に嫌気がさしてくる。
「ま、とりあえず…俺らができる事は全力を尽くしてやって、それから一歩ずつ少なくてもええから情報を集めてこの宗教を追い詰める、それだけや」
と、やる気に満ち溢れた目をkgmとkidに向けながらfwはそう言った。
「うんうん!流石アニキその通り!これ以上被害が増えないように頑張って防ぎましょう!」
fwの言葉に感心を持ったのか、ハキハキとした声で励ますようにそう言うkidにkgmはクスッと笑い頷く。
「ですね、笑 頑張りましょう」
そして3人は目を合わせて、力強く頷いた。
「失礼します!もうそろそろ時間なので、控え室閉めに来ました」
と、ヒョコっと顔を出したのはスタッフだった。
「あ、はい分かりました!お疲れ様です」
「お疲れ様です〜」
「お疲れ様です!」
3人はいそいそと荷物を纏めて控え室から出て行く。
「んじゃあ、俺今日見回りに当たってるから、またなんかあったら連絡するわ」
「了解です!」
「お願いしますねfwさん」
3人はそれぞれの帰宅ルートで別れ、今日は終わった。
コメント
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最高ォォォォォォォォォ これは最後(最終話)が楽しみだし次が楽しみや ブクマ失礼m(_ _)m