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しおしき
四季を手元に置きたくなり、初めて人を渇望した。
渇望して渇望して乾く喉は水を飲んでも変わんないで、俺の満たされない想いは壊れてしまい。恋人になった今も強く渇望しているんだ。
お前が好きだと叫べたらどんなに良いだろうと毎回思い、天邪鬼な自分は毎回喉の奥で停るそれを胸に抱えた儘反吐の如く溜まっていくんだよ。
お前が欲しい、もっと欲しい、監禁してしまいたい程にお前を独占したい。
俺のこの想いを受け止めてくれ…四季
きょうしき
僕が君に出会った時最初は優しい子だなと思っただけだった。
けれど君の在り方に触れて、人生に触れて成長し人を幸せにしようと足掻く君に心から惚れたんだ。一目惚れだ。
だからこそ胸の奥に溜まる澱みの様な重い執着はもう恋情とは言えず君を欲する。
君を誰にも渡したくない、見せたくない、けれど君は皆に好かれているんだ。俺はそれに嫉妬する。
だから君を閉じ込めたい、囲ってしまいたい想いを隠しながら今日も君の前で笑うんだ。
きょうしき+しおしき
二人が俺に重苦しい愛情を向けている事は知ってるし、それが俺は嬉しいんだ。
紫苑さんと京夜先生が愛する想いに答えたくて、俺はアンタ達がする事は全て答えてあげたい。たとえ外に出れなくなろうと…けれどたまには一緒に出掛けような。
だから俺はその愛を受け止めるし肯定する。
大好きだよ。俺の大切な人達。
ゆうしき
印南は四季と同棲する中で自身の部屋を大掃除していた。部屋の引出しを開け、次々必要な物とそうでは無い物に分けていく。その様な中で、自身の印南と書かれた印鑑が二本出て来た事に暫く見つめる。
四季と暮らす様になり、鬼でも平和に生きられる世界を手に入れた中で、同性婚が出来る時代になり印南も四季との結婚を視野に入れていた。印南四季と頭に思い浮かべ、判子を持つ手を暫く見つめ一本をテーブルに置き、無くさ無い様に目立つ所に置くとまた掃除を再開する。
印南の胸は沸き立ち、四季へ早く会いたいと焦燥する気で満たされているのだった。
夕食も終わり、四季の料理に舌鼓を打った印南は、思い出した様にズボンのポケットから取り出した判子を四季へと差し出す。
「四季君これから使う事になると思うのだから……持っていてくれ…」
四季は差し出された印南と彫られた判子を見て、幸せそうに微笑みを浮かべ大切そうに両手に持ち暫く見ている。上から下から横からと見た後に、満面に笑った四季は幸せそうに印南へと笑い言葉を返す。
「ありがとう!!なんかプロポーズみてぇだな!!」
「……プロポーズになるのだろうな」
印南が四季の顎をそろりと上げ唇を重ねる。交わる下は生き物の様に絡み合い、慣れた血の味が咥内に広がり四季は味わう様に更に舌を絡めた。深くなるキスに四季は蕩けた表示するを浮かべる中で、印南は逆流する血を唇を塞ぎ全て四季の咥内に注ぎ込む。四季はコクリと飲み込むと、唇を離し印南は四季の頭を一つ撫でた後に、腰を抱き寝室へと向かう様に誘導する。
「夜はまだ早い。今夜は楽しもうじゃないか、四季君」
「……印南さん…体…暑い」
「私がその熱から救ってあげよう」
────更に熱は燃える様に深まるのだがね
と内心呟いた印南は四季の腰を抱き寝室の扉を開ける。パタリと音を立て閉まる扉は、彼等と世界を隔てた様で世界は隔絶された。
印南は四季を愛してる。だからこそ四季を結婚と言う法律で縛るのだ。正式に家族になり、印南の性に変え、四季と共に暮らし衰えて行く世界はどんなに美しいだろう。印南はそう思い、四季の体を暴いて行く。
可愛い愛しい少年よ、私のみを見て他を見るな。目移りなんてさせるものか、君は私だけの花嫁だ。私だけの花嫁なのだ。
そう内心呟いた印南は、自身の下で蕩ける四季を強く抱き締め、口付けを交えた。
くろしき
君は私の愛玩ペット。君は私だけを愛し、私だけに従えば良い。
他の誰にも靡かず、私の与えた物のみを受け取り、食べ全て私に世話されるのです。それが君の宿命で生き甲斐なのです。
私だけを見れば良い、私だけを愛せば良い。何故振り向かないです。
だから君が他の男を見るなんて許しません。他の男を見る権利はある訳が無い。君をあの日捕まえた時点で君の人権は私にあるのだから。
だから君を捕まえます。鬼ごっこをしましょう。
だから此方へ来なさい。今直ぐに。
つばしき
鬼なのに君を愛してしまった。
僕は桃太郎なのに、君は研究対象だったのに…何時の間にか芽生えた愛を君に向けていた。
けれどそれがなんだい。鬼とか桃とか関係無く、本気で胸底から愛する者が出来たなら…種族等関係無いだろう?
君は僕を見て、僕も君を見る。等しく変わる筈の無い研究結果なのに、君は何故か僕を見ない。意味が分からない何故だい?
君は僕のものだ。僕だけを見れば良いし、観るべきだ。そうある事に決まっているんだ。
その通りだろう?君は僕の傍に有るんだ。
うきょしき
お前を愛して、愛して愛して…愛してしまった。意味が分からない。愛したんだ。
妻と子だけが居れば良いと思った世界に、お前と言う一番が出来てしまった。悩んだ。悩んだ末、お前手に入れる事にした。
諦められるもんか。お前は俺のだ、だから俺だけを見ろ。お前は他なんて見るの許さねぇぐらい俺を愛せ。俺を見ろ、見るんだよ。
他なんて見るな。見るくらいならその目を潰す。そんな目は要らないだろう。
お前は俺のもん。リピートアフターミーそうだろう?
はやしき
お前へ持った感情は不都合な物だ。
然しお前を求める想いは確かに存在し、この欲は成し遂げる迄止まらない。成し遂げても止まる事は無い。
家族すら捨てた俺に、鬼のお前に手を伸ばし切望し求めてしまう俺は愚かだが、この想いは嫌いでは無い。
であるからお前を手に入れる事にした。
どんな手を捕まっても、権力すら振りかざしお前を幽する事にした。
俺は欲に従う。だからお前は唯そこに居れば良い。
今お前を地に落とす。
古来太陽を堕とす者は全てを征した。
お前を乞う想いは止まらない。
俺の唯一の太陽。
とうしき
お前が分からない。
鬼は全員殺すものだ。殺すべきなんだ。しかしこの感情が分からない。
お前と言う存在が理解出来ない。理解する必要も無いと思っていた。だがこの感情を持った時点で、それは無理なのだと思った。
だからお前を手に入れる事にした。足を折り、手を砕き、動けなくして観察すれば分かるのだろう。
お前が分からない、然し手にに入れられたら分かる。きっとそうだ。
お前を捕まえに行く。動く事は許さない。
つくしき
君は僕の一番さ、輝く星の様に月の様に太陽の様に僕の一番星。
君を愛してしまった愚かな僕は、等しく愛に溺れた獣であり、何をするか分からない。
だけど君は全てを受け入れて受け止めてくれる。僕の胸に溢れる黒い泉を、湧き上がる衝動を僕の炭の様に深い想いを全て。
君は受け止めてくれるだろう?
だから君は手に入れるし、君は僕を選ぶんだ。
なぁ…?そうだろう?僕のステラ。
みかしき
君と僕は運命の出会いを果たした。
君と出会ったあの日から、全てが壊れた常識は、君が銃で打砕き粉々にしたね。
だから僕は変われた、君だけの運命の王子様には慣れないけど、騎士くらいには成れる。
君を守り通し、どんな悪意からも遠ざけ、僕の手の中で笑う君はどんなに美しいだろう。
僕のお姫様、愛しい運命の人、表す言葉は無いけれど。
君は僕の隣で笑っていて欲しい。
むだしき
お前は俺の生徒だ。それには以下も以上も無く、等しく俺の生徒だ。
だが俺はお前に無駄な感情を抱いた。等しくなど言える事が無い程お前は特別になった。
この感情が無駄では無い事を知った。お前は俺の生徒だ、然し特別な恋情をお前には抱く。
だから早くこの手に落ちれば良い。
お前が他に余所見をするなら、覚悟するんだな。
きょうしき
君を一目見た時から、何かを感じ取った。
その時は小さな特別な想いだったのかも知れない。
それは育ちに育ち、今では小さな愛でも与えないと安心出来ないくらいには、君が居ないと安心出来ない。
君を僕の元に縛り付けたいけど、今はそれは出来ない。君の心が伴わないから。
ねぇ早くこの手に堕ちて来て。
あぁ…僕が落とせば良いのか…
待っていてね…君をこの手に閉じ込めるから。
ますしき
お前は俺だけを見ていれば良い。
これは愛なんて甘いもんじゃ無くて、最早執着だ。お前に依存して、俺の手に収め無くちゃならねぇんだ。
それは決まってることだ。お前は俺のだ。それ以下でも以上でも無く俺のもんなんだよ。
だから絶対にお前を堕とす。
羽を削いで自由なんて与えやしねぇ。俺の傍に居るんだ。
だから覚悟しろよ。お前は俺のもんだ。
かおしき
君に恋慕してから世界が輝いた。
特別な人は居ても愛とか恋では無く、等しく崇拝。だけど君に恋してから、湧き上がる衝動を必死に抑えて、君の前では笑ってる。
僕は君を手に入れるのに手段なんて問わ無い。
外堀を埋め、君が僕を頼る様に依存させ、そして最後はこの手で食べてしまう。
僕は怪物だ。だから君を抱きしめ捉え、閉じ込め最後は腹の中に収めてしまう。
どうか僕に堕ちて来て。いや落とすよ君を…
その腕も、足も、腹も、柘榴の様な目も、全ては僕の手の中にあるんだよ。
君は僕に囚われる村娘だ。ね?可愛い子。
しおしき
お前は俺のもの。俺もお前のもの。それはもう決まってる事なの。
お前が欲しくて、欲しくて欲しくて渇望して、手に入れたくて、捕まえて足を切って囲って最後は閉じ込める程にお前が欲しい。
この想いを渇望を癒える事が無い渇きは、お前に出会ってから気づいたんだ。
お前が欲しい、欲しくて欲しくて喉を掻き毟る程の渇きに飢えて…最後はお前の愛で干枯らびる。
だからお前は俺のものになるし、なるしかないの。俺の命を繋ぐ為に、この渇望を癒す為に。
なぁ…早く堕ちて来いよ。
ゆうしき
君は僕を見ている。僕も君を見ている。
この内なる愛は、君に向けられ最初は小さな水溜まりだったのは、今や巨大な湖まで成長した。
この気持ちを、君に与え注ぐのに、君は僕を見ても振り向く事は無い。
注ぐ事の出来ない愛は溜まるばかりで、いつか海になってしまいそうな程に君へ想いを注ぎたい。
だから君を落とす事に決めた。この海に君を落として、僕の想いを受け入れる迄漂う波間で、君と共に歩む日々を送る。
だからこの想いを受け入れて愛して欲しい。
君は僕の冬の星だ。
四季総受け
俺を愛する皆が愛しい。
その狂おしい程の想いを向けてるのは、俺になんて勿体無い程に皆凄い人なんだよ。
だけど俺は全員好きだし、欲張りだから全員を手に入れる。もっと俺を愛して俺に狂って。
俺に狂った愛を向けて、もっともっと溺れて最後に伸ばした皆の手で俺を暴いて。
そうしたら振り向いてあげる。まだ早いよ皆が狂う迄待っててあげる。
だから俺をもっと愛して求めて溺れる程に俺を愛して。
俺を求める王子達は、誰が堕ちるのが早いかな。
皆等しく俺のもの。だからもっと溺れてね。
俺の王子様。
ひだしき
「お前何してんだ」
その日は四季は何もかも上手くいかない日で、氷鷹と暮らす家にも帰らずマンションの外で膝を抱え蹲り、涙を流していた時であった。氷鷹は四季に同情し、同棲している事を四季は知っていた為に彼が四季を探す等四季の頭には全くと言って存在せずに、四季は悲壮漂う顔を氷鷹に等見せられないと、一人寒空の冬の下で涙を流していたのだ。
その様な時に掛けられた声に四季は顔を上げる。無表情の氷鷹が四季を見下ろしており、静かに涙を流す四季を見つめていたのだ。
「あ、待って泣き止むから…」
袖を擦り涙を拭おうとする四季の腕を掴み氷鷹は、座る四季を見つめ思う。何時も仕事が終わり帰宅する四季が帰らず、内心小波立ち気が気では無い氷鷹はソファーに横になり四季を待つが一行に来ない。四季に何かあったんじゃないかと思い、重い体を起こすのすら苦にならずに等々探し始めた。
マンションの外に出ると、入口の階段に座り涙を流す四季がいた。大粒の涙はまるで宝石の様で、涙を拭おうとする四季の腕を掴み、その宝石を口に含みたくなり氷鷹は口元を大きく開き、四季の目元に舌を這わせる。
塩気の味と仄かな甘みが口の中に広がり、氷鷹は何事も無かった様に四季の腕を掴み告げた。
「帰るぞ。早く歩けノロマ」
「へっ…?」
頬蹴る四季の腕を引き立たせ歩き出す。涙は止まり後ろから、驚いた様に声を掛け続ける四季の心地の良い声を聞き流し氷鷹は思う。
『テメェには笑顔が似合う』
そう思う氷鷹の前を向く表情は薄らと笑みを浮かべ、四季に見えない所で幸せそうに笑っていたのだ。
ますしき
地下通路は何処までも続く暗闇が広がり、通路に繋がる配管が照らす灯りのみが辺りを照らす。四季は現在淀川真澄に胸倉を捕まれ、壁に押し付けられていた。
「お前何言ってんだァ。もう一度言ってみろ」
「真澄隊長が悪い!!」
「チッ、クソガキが本当にわかってんのかァ?」
「真澄隊長が最近抱いてくんないのが悪い!!忙しいとか言って会っても抱かないのどうかと思う!」
「チッ、クソガキが」
真澄は現在四季に迫り怒りを向けていた。それは四季とは最近行為が御無沙汰で合った為に、四季が真澄に怒り突撃しに来た際に「真澄隊長なんか嫌いだ!」と叫んだ事が始まりである。真澄は四季のその言葉に、四季をその場の人気の無い廊下に押し付け、怒りから四季に静かに凄んで行く。
「テメェは俺とヤリてぇんだろ。なら此処で抱いてやる」
真澄が透過し、四季の唇を塞ぐ。四季は目の前に見える真澄が周りに見えずに居るのに気づかず、口付けられる唇に翻弄される。耳を塞がれぐじゅりぐじゅと脳裏に響く水音が、四季の頭に反響し直に響く快楽に脳裏が犯される様に頭が蕩けて行く様であるそれは、四季の身体を快楽に漬けて行く事に、真澄は変わらぬ笑みで何処か愉しげな雰囲気を漂わせながら、四季の蕩ける瞳を見つめ洗礼された舌使いで暫く咥内を犯すとやがて離れていく。
「ハッキス一つで此処まで蕩けんのやっばお前雑魚だな」
「………ぁ…ま…すみ……た……ちょ…」
真澄は口角を微かに上げ愉快げに笑うと告げる。
「教えてやるよ。お前が誰に喧嘩売ったのか、テメェが誰のものかをなァ」
四季は何か真澄の地雷を踏んだ事に、愉しげに笑い顔に血管を浮かばせる真澄が変わらぬ表情で、然し額に血管を浮かばせ怒りを表し告げる。
「なぁ?楽しみだなァ…四季ィ」
その声はとても愉悦に満ちており、悪魔が再び四季の唇を塞いだ。