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一気に真顔になる立原くん。


「あ、あの?」


「、、、」


怖い怖い怖い。


いやあ、美形の真顔って怖いね?


太宰さんが一番恐ろし、、、じゃなかった今は眼の前の真顔美形(?)をどうにかせねば。


「じゃ、じゃあ、、、拷問が大好きすぎておもちゃを壊しちゃう幼女は、、、、」


「、、、、」


すんっ、て、、、なんか、、、、


「かわいい、」


「は?」


怖いですガチトーン、ああでも低音良い、、


此処は安定の鐵腸さんだな、


「では、いちごに七味をかけて、食べようとしても咽ずに美味しく食べる鐵腸さんに聞き覚えは、」


「w、ない、っすww」


笑った、かわいい。


しかも下唇を噛んで顔をそらしたぞ?


喉からやかんの音出てるよ?(?)




その心、、、、笑ってるね?


「へえ?では、生卵を殻ごと食べる鐵腸さんに聞き覚えは、、」


「ないっすwww」


声が震えているし今にも笑い出しそうに口角がひくついてるけど、


「っwwwwwっwwwwふ、wwww」


吹き出してしまったな、たっちーよ。





、、、、、、誰だよ、たっちー((


確かに鐵腸さんはゆで卵を食べる。私が云ったのは生卵だ。


だがしかし此れで判明した。




立原くん鐵腸さんに弱い!!


「では、羊羹とめんつゆをかけ合わせて食べる変人に聞き覚えは?」


「ないwっすww」


「では、、、、、そうですね、絆創膏を鼻につけてる猟犬部隊秘密の5人目立原さん。」


「私は貴方を脅すために二人きりになったんです、!」


「だ、だから、!その、、、、、」


言い淀む私。何ていうんだっけ。


「何が目的だ。」


一気に下る温度。其れに伴い空気は肌がひりつくほどのトゲを持っていて。


「そ、の、、」


推しとはいえ自分より遥かに高い身長。


腰に刺さっている拳銃。


低く威圧するような声。


見えないなにかによって先程までの威勢は削られ、恐怖で言葉が出なくなってしまった。


「い、いしょくりゅうを、」


噛んだ、泣いて良い?


「いしょくりゅ、ちが、いひょくちがう、いしょくひゅう、、ちがう、!」


舌がうまく回らない。


いつの間にか消え去っている圧。


憐れみさえ感じる温かさ。


「いひょくりゅうをほひょうしへくらひゃいっ!」


思い切って云えばこのざまだ、もう泣きたい。


思わず両手でスカァトを掴み、舌を噛んだ痛みで潤み初めた瞳をみせまいと俯向けば頬を伝い流れる涙。


今日一体どれだけドジをすれば私は神から許されるのだろうか。


誰か教えていただきたい。

転生した先、ポートマフィアな件につき

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