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5 - 第四話の続き mzr・(rir-)

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2023年12月26日

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第四話の続き。






「っ‥レイラーさん…!」


私は目から涙を流して、ひたすら叫んだ。

目の前には寝たきりのレイラーさんがいる。


「っ…!!」


彼女は信号無視をした車に轢かれた。

打ち所が悪かったらしく、今も生と死の狭間をさまよっているらしい。


‥綺麗な彼女の寝顔は、少し苦しそうに見えた。


「‥なんで」


…そろそろ面会の時間も終わりだ。早めに出るとしよう。


『うっ…』

「!?」


立ち上がった瞬間、彼女の唸るような声が狭い病室に響く。


『っ…。』

「‥レイラーさん?‥レイラーさんっ!?」


呼吸が浅い。酷く苦しそうにしている。


「お医者さん…呼ばなきゃっ‥!」


『かはっ、ひゅー…!』


「すみませんっ、あのっ、呼吸がっ…!!」




私は焦って、思わず大声を上げる。

注意されて声を抑えるが、不安で仕方ない。


‥近くで暫く待っていた。


彼女がどうなるかは分からない。恐怖と不安が頭の中を支配する。









「‥レイラーさん…」


今日は桜が綺麗だ。

彼女が眠る石の上にも、花弁が落ちている。


「…。」


話すネタは星の数ほどあるが、どうにも乗り気にならない。

鮮やかな桜が事実を突きつけてくるように感じた。








(あとがきもどき)とても謎な作品を衝動書きしました。

この話の人物は語られていませんが、一応mzrさんのつもりです。

遅れましたがメリークリスマス!予定はありませんでした!

イブの夜に食べたケーキは美味しかったです。

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