季節は移り変わり、秋から冬になっていこうとしていた。
ゴーザンさん達が亡くなってしまったことをしばらく引きずってしまっていたが、そんなことを考えている暇は無さそうだ。
その理由は、何やら司さん達が
「攻めるなら、雪が溶けた頃。」
とか、何とか……、
攻めるって!?何?けが人出ないよね?
となってしまったからだ。
みんなの服装もガラッと変わり、動物の毛皮を羽織ったりしていた。時々見る氷月さんとか獅子王さん、寒くないのかなぁ。なんて思っていたけれど、筋肉があるから大丈夫なのか。と思ったが、それでもじゃない?なんてことも思っていた。
そんなことを思いながら私は保湿の効果がある薬草を薬研で粉々にしていた。
やっぱり霜焼けとか乾燥しちゃったら切れちゃったり、ヒリヒリしちゃうし……、嫌なこといっぱいあるからね!女の子もこういうことに敏感だったりするし、
医務室…、自分が勝手に言ってるだけなんだけど、この私が居る部屋の中に少しひんやりとした秋の風が舞い込んでくる。日差しが当たらないのでまた少し寒さがやってくる。
寒さからまたゴーザンさん達のことを思い出してしまう。
助けられなかった。
石化する前、医者をやっている時に患者さんが亡くなってしまうことは多々あった。担当の患者さんだったり、色んな話をしてくださった患者さん。
患者さんが亡くなってしまった時、すごく悲しんだ。
先輩からは
そんなに悲しんでいたらこれからどうするの?笑
と励ますように笑って言ってくれた。
だけど、やっぱり悲しくて。
その悲しさが私を襲う。
目に涙が浮かんでくる。
こんなことで泣いちゃったら、弱いよね。
グッと涙を堪えて、薬の調合を再開する。
部屋には薬をする音しかしなかった。
すると
「○○ちゃん」
と外からひょっこり顔を覗かせる人物がいた。
○○「西園寺くん、どうしたの?」
羽京「薬草を擦ってる音がしたから、○○ちゃんいるかなって思って」
と微笑んで言う。
○○「そんな理由で来たの?」
ふふ、と笑って返す。
羽京「そんな理由じゃないよ。というか、最近寒くなってきたね」
そんな理由?と疑問に思ったが会話を進める。
○○「ね、なんか肌寒くなってきたよね。」
と言うと、西園寺くんは粉々にした薬草を見る。
羽京「なんの薬作ってたの?」
○○「あ、これは保湿クリーム的なやつ」
ー
羽京「じゃあ、僕はこれから仕事だから」
と言って西園寺くんとさよならする。
西園寺くんとの会話が弾んでしまったので時間がすごく短く感じた。
寂しさを感じていたけど、何より、西園寺くんと喋れたことがすごく嬉しかった。
今日の風邪はとても冷たかったけれど、太陽の光はすごく暖かい。
だけど、なんだか。
なんだか妙な胸騒ぎがする。
ー
ちょっと小話。
ドクストの夢小説、久々に書いたので夢主ちゃんとか羽京とか、色々変なとこあるかもしれないんですけど、許してください。
コメント頂いてから即あげるつもりだったんですけど、用事とか、色々あって笑、全然あげれませんでした!許してください🙇♀️🙇♀️
でも、なんか特徴?掴めた気がするので投稿頻度ちょっと上がるかも?(保証は無い。)
言い訳なんですけど、忍たま乱太郎の夢小説書いてて、笑。最近やばいんですよ。忍たま乱太郎。イケメンクソいるし、やばいねって感じで。笑
是非、忍たま乱太郎見てみてください。笑
後、ハイキューの夢小説、自分で自分の夢小説見ててくぅぅぅ…、(イタくて悶絶)ってなることが多くってもうやべぇって感じなんです!
だからハイキューの夢小説書けるかどうか…、ってなってます。書くんだったらとりあえず新しい夢小説作って(でも似たような作品にする。)このドクストみたいな感じの書き方で書きます!
次回もお楽しみに!
コメントください!!
コメント
3件
今回もよかったです!!これからも頑張ってください!!