王ロゼ
ただの殴り書き
捏造
🌟が重い
DV
彼とは、幼い頃からの付き合いである。
父と馬車に乗り城へ戻る最中、
紫色の奇抜な髪色をした少年が目に入った。
その少年は体調が悪いのか、
うずくまり震えていた。
馬車を急いで止めさせると、
そのまま少年のもとへ駆け寄った。
その少年こそが、人生の彩りであった。
「…ルイ、なぁ、ルイ」
何処か遠くを見つめるルイの腕を握り引くと、今にも泣き出しそうな顔で振り向いた。
「………どうしたんだ?」
「…離して」
端麗な顔を歪ませて、
離して、と自身を拒否する
言葉を吐き捨てる。
「…解ってよ」
解って、だなんて言われても、
何がなんだか全く理解できない。
「…何が、だ……?」
「……本当に、解らないの?」
そう言うと、ルイの瞳から涙が溢れ落ちた。
「…別れよう」
別れる、別れる?
こんなにも愛しているのに?
そんなことできっこない。
「…君を好きになってしまった僕が悪いのは、勿論理解しているよ」
「……は?」
「…けれど、そろそろ頃合だと思うんだ」
何を言っているのか、サッパリわからない。
頃合…?一生を共にする約束なんて、とうの昔に交わした。オレはルイを愛していて、ルイはオレを愛している。
なのに何故別れる必要がある?
「…何を言っているんだ?」
「…え……?」
ルイは目を見開き、
声も出なくなってしまった。
「……他に好きな奴でもできたか?」
「…オレ以外を見るな、って言ったよな」
ルイを壁に押し付け詰め寄ると、
ヒュッ…と、呼吸が狂い始めた。
「…オレが一番じゃなくなったのか?」
「なぁ、教えてくれ」
「好きになったのは何処のどいつだ?」
ガクガクと震え口をパクパクと動かす
ルイの顎を掴み目を合わせると、
ツゥ…と涙が頬を伝った。
「…なんで別れたいんだ?」
「…っ、すき、すきだから」
震える、か細い声でそう言うルイを無理やり脱がせる。
「…ぃや、っ…!嫌……!」
「…………」
ルイを後ろ向きで壁に押し付けると、
そのまま奥まで突っ込んだ。
「い゛……ッ!」
挿れた瞬間にルイの後孔から血が飛び散り、ボロボロと涙が零れ落ちた。
「…う゛、ぅ゛〜ッ゛……!」
そのまま抽挿を繰り返していると、
段々とルイの声が甘く高くなっていく。
「お、お゛ッ!ぇあ゛ぁぁ……ッ♡」
「ん゛ぅ゛ぅ゛〜ッ♡」
「一生一緒にいるって約束したよな?」
快感に悶え仰け反るルイに、耳元でそう問う。
「ごぇ、らひゃ゛ぁ゛〜〜〜ッ゛♡」
「…オレ以外お前に釣り合う奴はいない」
「ひ、ぐ、…はぁ、ッ…はぁ…♡」
腰を止めると、ルイをそっと撫でながら口を開いた。
「ルイは、オレと居られれば幸せだもんな」
「…っ、ふ、はぁ…っ、」
必死に頷く姿を見て満足すると、
そっと後孔から凶器を抜き取った。
「切れてしまったな…悪い、乱暴にしてしまった」
「らい、じょぶ…っ」
ルイを抱き上げてベッドに寝かせると、
首元を優しく撫でながら言った。
「…で、何処の誰を好きになったんだ?」
「ちが、ツカサくんしか……!」
恐怖で、身体がガクガクと震え始める。
「…なら、別れる必要なんてないだろう」
「…オレへの愛想が尽きたか?」
「違う、ちが、…ッ!」
首に添えられた手に、力が入っていく。
「…ひゅ、……ッ…!っ、は、はッ…!」
「なぁ、オレから離れてどうするつもりだ?」
「〜〜ッ!か、ッ…」
視界が歪み、
手足に力が入らなくなってくる。
「……ああ…悪い、絞めてたら話せないな」
「おぇ゛、ッ…!は、は…ッ…」
気管が解放され、
入ってきた酸素に大きく嘔吐く。
「は、はー…はッ…、」
「…ごめんな、だが…、」
「……別れるなんて言ったお前も悪い」
ポロポロと涙を溢すルイを撫でながら、
ぎゅう、と抱き寄せた。
「…一緒にいてくれ」
「……お前がいてくれればそれでいいんだ」
「っ……」
ぐすぐすと泣くルイにキスをする。
「…疲れたよな」
「おやすみ、ルイ」
一晩中、ツカサの腕の中で泣き続けた。
君のことは大好きなんだ、昔からずっと。
僕と君が“普通”だったなら
2人でいられたのかもしれない。
僕だけの王子様だったなら、ね。
さようなら、未来の王様
コメント
2件
おい、見事に私の性癖を貫きやがったな??許さんぞ🫵🫵((