テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
2件
よく頑張ったねあおいんかんちゃん!!!
まじごめんなさいテラさん休んでたらこんないいねいってた。てことではじまーるよー。
📖第1章:転校生と寮の同室者(ルームメイト)
校舎のチャイムが鳴り終わっても、静まり返った教室に彼はいた。
窓際の一番後ろ、背筋を伸ばして座る日本人――本田 菊。
几帳面で無口、周囲との関わりを避けるように生きる彼の静かな日常は、その日、突如として終わりを迎える。
「チャオ〜ッス!えっと〜…ここで合ってるよね?えへへ、今日からこのクラスに入るフェリシアーノ・ヴァルガスで〜すっ♪」
教室の扉が開かれた瞬間、陽の光と一緒に、うるさいくらいの笑顔が飛び込んできた。
「……ヴェ?」
それが、すべての始まりだった。
⸻
「フェリシアーノくん、君の部屋は……ええと、ここですね。本田くんと同室になります」
「ヴェ!? 誰かと一緒の部屋なの!? あ〜よかったぁ〜ひとりだったら寂しくて死んじゃうとこだった〜〜〜〜〜!」
「………。」
その夜。
寮の202号室で、沈黙と騒がしさが混じる、ちょっと不思議な共同生活が始まった。
⸻
🛏️「……なぁなぁキクゥ〜。この布団、ふかふかで気持ちいいね〜!」
💤「……名前で呼ばないでください。まだ友人ではないので」
🛏️「えぇ〜〜〜!じゃあ、友達になろ〜よぉ〜!ねぇねぇ!ご飯食べた?なんか作ろうか?僕パスタなら作れるよ〜🍝」
💤「……うるさいです。静かにしてください」
🛏️「ヴェ……💦」
⸻
🌙
深夜。
カーテンの隙間から差し込む月明かりのなか、フェリシアーノは静かに本田を見つめていた。
規則正しい寝息。きっちり畳まれた制服。無駄のない仕草と、どこか寂しそうな表情――
(なんでだろ…ちょっと、触ってみたいって思っちゃった…)
フェリシアーノの指先が、そっと、菊の黒髪に触れようとした――その瞬間。
「……何をしているのですか?」
「ヴェッ!?!?!?起きてたの!?!?」
「……不用意に他人に触れるのは、好ましくありません」
「ご、ごめん…っ!ただ、ちょっと…触れたくなっちゃって……💦」
菊は、じっとフェリシアーノを見つめた。
その視線は、責めるでも怒るでもなく、どこか戸惑っていた。
「……変な人ですね、君は」
「……でも嫌じゃなかったでしょ…?」
「……っ」
月明かりの下。
その夜、本田菊は初めて、自分の胸が――少しだけ高鳴る音を聞いた。
⸻
✨つづく…✨
これ考えるの3時間かかった😭
あっあとこれが800いいねいったら続けマース
よろしく🙏ほな