コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
玄関の方でるいが誰かと話している。今叫べばここから出られる。分かってはいたけど、叫ぶ気にはならなかった。しばらくすると、誰かは帰ったようでるいが来た。「警察が来てはるのことを探してるようだよ。」私はボソッと「見つかっちゃったら、この生活も終わるのかな」といった。「いつか終わりが来るのは分かってたでしょ?」るいに聞かれて、頷いた。終わらせたくなかった。多分それはるいも同じだった。急に首を絞められた。苦しくて抵抗したが、るいが「終わるくらいなら今ここで終わらせたい…」と言うのを聞いて、抵抗を辞めた。目が覚めた。るいが横で泣いていた。私は特に何も考えず「 」と言った。るいは頷いた。