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2話いくよ!レツゴー!
講義後の出来事
講義が終わり、教室を出ると日本は韓国がスマホをじっと見つめているのに気づく。
「何か困ってる?」
日本が尋ねると、韓国は一瞬だけ驚いた顔をするが、すぐにそっぽを向いて
「……別に、大したことじゃねぇ」
と答える。
しかし、日本は韓国の画面に地図アプリが開かれているのをチラッと見てしまう。
「もしかして、行き方が分からないの?」 韓国はムッとした顔になるが、沈黙が続く。 日本はふっと笑いながら
「良かったら、一緒に行く?」
と提案する。 しばらく韓国は黙っていたが、小さく
「……勝手にしろ」
と言って歩き出した。
日本はそんな韓国の背中を見つめながら
「ほんとは助かったんじゃないかな」
と密かに思うのだった。
韓国パート
講義の場面:
韓国は、日本が隣に座った瞬間、心の奥で軽く動揺していた。
(……なんでこいつ、俺の隣に座るんだよ)
無表情を保ちながらも、日本の気配が気になってしまう。 何度か視線を向けてしまいそうになるのをグッと堪えながら、講義に集中しようとするが…
(……あいつ、ノート見てる?)
韓国は心の中で小さくため息をつきながらも、ノートをそっと押しやる。
「ほら、ここ。」
ツンとした口調で言ったものの、なぜか日本の
「ありがとう!」
という言葉が思った以上に心に響いた。
(別に大したことじゃないのに…なんでこんなに嬉しいんだよ)
韓国は密かに戸惑いながら、そっぽを向いてしまう。
ランチの時間
日本パート
次の日、日本が学食に向かうと、韓国がまた一人で座っているのを見かける。 昨日のこともあって、日本は自然と韓国の近くに座る。
「今日は何食べるの?」
日本が聞くと、韓国は軽く肩をすくめながら
「テキトー」
と答える。 日本は韓国の皿にある料理を見て
「それ美味しそうだね、オススメ?」
と聞くと、 韓国は
「……まぁ、悪くない」
とぼそっと言う。
日本は嬉しそうに
「じゃあ、今度食べてみる!」
と笑いながら言うと、 韓国は少し驚いた顔をしながら
「ああ、勝手にしろよ」
と言う。 しかし、その言葉とは裏腹に、韓国はどこか嬉しそうな表情をしていた
韓国パート
韓国はいつも通り一人で食事をしていた。
(誰かと一緒に食べるとか、面倒だしな)
しかし、気づけばまた日本が近くに座っている。
(……なんでこいつ、また俺のそばにいるんだよ)
不思議に思いながらも、日本がカレーの感想を口にすると、ついラーメンを勧めてしまう。
(……しまった、余計なこと言ったかも)
だが、日本は純粋に
「今度食べてみる!」
と楽しそうに言ってくる。 韓国は目をそらしながらも、心の中ではほんの少し嬉しさを感じていた。
(……こいつ、本当に変なやつだな)
しかし、翌日、日本がラーメンを食べて韓国に報告してくると、なぜか胸の奥がじんわりと温かくなった。
「まぁ、当然だろ。」
何気なく言ったつもりだったが、日本の笑顔を見て、韓国は自分の顔が熱くなるのを感じた。
見てくれてあリがとう!
♡ちょーだい!ばいばーい!