岩本サイド、
俺 が 来た 場所 。
それは 、俺 が よく 来る 海 だ 。
嫌 な 事 が あったり 、
消えたくなると 、 ここ に 来る 。
岩 「 … 久々 だな 、ここ 来んの 。 」
砂浜 に 足 を 踏み入れて 、
波打ち際 まで 、足 を 出す 。
岩 「 … あ ー 、なんか 、いざ って なると 、
めっちゃ 怖くなってきた … 笑 」
自分 で 決断 した 癖に 、いざ 目 の 前 に する と 、 足 が 竦む ダサい 俺 。
岩 「 …… でも 、これで いいよな ? 」
「 …… これで 、アイツら も きっと … 」
波打ち際 から 海 に 足 を 入れる 。
少し 進んだら 、もう 引き返せない 。
岩 「 …… っ 、…… 」
「 …… やっぱ 怖い …… 」
岩 「 … いや 、今更 何ビビってんだよ 、 」
ゆっくり 、 1歩1歩 進む 。
水 が ズボン を 濡らしていく 。
岩 「 … 来世 は 誰か に 好かれたいな … 笑 」
1歩 、1歩 、進んでいく中で 、
思い浮かぶ のは アイツら の 笑顔 。
アイツら の おかげで 、楽しくなかった 学校 が 前 より ずっと 楽しく 感じて 。
アイツら が 居る から 、
まだ 生きていよう って 思えて 。
そんな アイツら を 裏切る 事 に なるけど 、
許して ほしい 。… こんな ダメ な 俺 を 。
8人「 … っ 、先輩 !!! 」
あれ 、幻聴 かな 、
アイツら の 声 が 聞こえる 。
佐 「 先輩 、まって っ … !! 」
阿 「 戻って きて ください っ … !!! 」
… あ 、これ 俺 の “ 願望 ” だ 。
最期 に アイツら に 止めて ほしい 、っていう 。
宮 「 … 先輩 … !! 」
渡 「 戻って こい って … !!!! 」
優しい もんな アイツら 。でも 、その 優しさ は 俺 以外 に 使って ほしい 。
皆 に 優しく できる 人 で 居てほしい 。
向 「 照兄 、あかんっ 、! あかんってば 、! 」
村 「 照 先輩 … っ !!!! 」
… あ ー ダメだ 。
これ以上 されたら 泣いちゃうわ 。
深 「 照 … !!!! 」
目 「 っ … !! ( 海飛込 ) 」
バシャーンッ …
岩 「 …… は 、? めぐ 、ろ … ? 」
目 「 何 してるんですか 、先輩 … ! 」
岩 「 お前 が 何 してんだよ 、!! 」
「 普通 、一緒 に なって 飛び込むか 、 !? 」
目 「 っ 、だって 、先輩 が 死んじゃうかと 思って …… ! 」
岩 「 … だから 、意味 わかんねぇ って 、 笑 」
「 あ ー もう バカ 、さっさと 出るぞ 。 」
目 「 … はい 、笑 」
目黒 を 連れて 、海 から 上がる 。
ビショビショ に なった
目黒 の 頭 を 持ってきた タオル で 拭く 。
目 「 …… すいません 、 」
岩 「 別 に いいよ 。にしても 大胆 だな … 笑 」
目 「 先輩 が 死んじゃう と 思うと …
…… すいません … 。」
岩 「 … いいよ 。てか 別に 、俺 “ 死のうとしてない ” からな 、? 笑 」
宮「 …… 嘘つき 。 」
涙 ぐんで 、俺 を 見つめる 皆 。
宮舘 は 今にも 泣き出し そう だった 。
岩 「 嘘 じゃないってば 、笑
でも 、心配 掛けて ごめん 。 」
深 「 …… 馬鹿 、ほんと お前 馬鹿 … 」
岩 「 ごめん ってば 、笑
あ 、 そーだ 。なんか 食べ に 行く ? 」
佐 「 お腹 空きましたぁ 、 」
岩 「 ん ー 、 何 食べたい ? 」
村 「 唐揚げ ! 」
渡 「 焼肉 ! 」
向 「 タイ料理 ! 」
岩 「 … いや 、統一 しろよ … 笑 」
阿 「 先輩 が 食べたい 物 で いいですよ ? 笑 」
岩 「 んはっ 、いいの ? 笑 」
佐 「 とりあえず 、海 から 離れよ ー よ ! 」
岩 「 まぁ 、そうだな … 笑 」
コイツら は 優しい 。優し過ぎる から 、甘えてしまう 。死にたくなっても 、消えたくなっても 、コイツら が 止めてくれる 。
もう少し だけ 、甘えても いい の かな …
♡ × 10
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コメント
9件
まじで早く 続き 見たいよおおお 😖😖 最高やね ほんとに 天才やん👏👏👏
続き見たいです!
続き 気になって 朝 と 昼 と 夜 しか 寝れない です . . . (