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私、sha×rpの組み合わせあまり見たことないんですよ
だから書きます。軍パロ(?)です
途中からです。
どぞ
乾いた銃声が響く中、レパロウは思わず身をすくめた。
「ちょ、ちょっと待ってくださいシャオロンさん!数、多くないですか!?」
「は?今さら?敵地ど真ん中だぞ」
シャオロンは平然とした顔で言い放つと、近くに転がっていた敵兵の死体を迷いなくあさり始めた。
「え、ちょ、え!?何してるんですか!?」
「使えるもんは使う主義」
ガチャ、と取り出したのは小型の爆弾。
「はい、当たり」
「いや当たりじゃないんですよ!倫理観!」
「戦場にそんなもん持ち込むな」
言いながらシャオロンは、なぜか背中に背負っていたスコップで地面を掘り始める。
ザクッ、ザクッ、と妙に手慣れた動き。
「え、なんでスコップ!?武器それなんですか!?」
「万能だぞ。穴も掘れるし殴れるし」
「いや用途おかしい!」
あっという間に、人ひとり分もない浅い穴が完成した。
「ほら入れ」
「狭っ!絶対二人無理でしょこれ!」
「いいから早く」
敵の足音が近づく。
レパロウは慌てて穴に飛び込み、その直後、シャオロンも強引に入り込んできた。
ぎゅっ。
「近っ!?先輩近いですよ!」
「黙れや!俺も恥ずかしいわ!!」
完全に密着状態。シャオロンがレパロウを押さえ込む形になる。
そのまま、シャオロンは無造作に爆弾を放り投げた。
数秒の静寂。
次の瞬間――
ドォォォン!!
地面が揺れ、衝撃が二人を襲う。
「うわあああああ!!」
「だから黙れやって言ったやろ!」
砂がぱらぱらと降り注ぎ、やがて静けさが戻る。
しばらくして、シャオロンが顔を上げた。
「……よし、行くぞ」
二人は穴から這い出る。
そこには、さっきまで迫ってきていた敵の姿はなく、ただ煙と静寂だけが残っていた。
レパロウは目を見開く。
「……や、やった……?」
「やったな」
ぱんっ。
自然とハイタッチが交わされる。
「シャオロンさん、今のめちゃくちゃでしたけど結果オーライすぎません!?」
「だろ?」
ドヤ顔のシャオロン。
その背中の服が、少しだけ焦げていることにレパロウは気づかなかった。
(ちょっと熱かったな……まあいいか)
シャオロンは何事もなかったようにスコップを担ぐ。
「ほら、次行くぞレパロウ」
「いやちょっと待ってください!今の作戦ちゃんと説明して――」
「現場で覚えろ」
「ブラックすぎません!?」
戦場に、再び騒がしい声が響いた。
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