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サクラループ/Chevon
春なので春曲を…
とーっっても短いです!!
さすがに短すぎるからChevonでもう一曲分次作ります
🚀side
公衆電話で君から貰った番号を打ち込む。
ジリリリ、ジリリリと呼出音が数回鳴る間、俺の心臓は破裂しそうなくらいに跳ねていた。
4回半で呼出音が止み、君の声が耳元で聞こえる。
🃏「もしもし、?」
🚀「もしもし 」
🃏「…え!!もしかして千空ちゃん?!?!」
🚀「あ”ー、そうだからあんまデケェ声出すな」
受話器を持った君の声は、とても嬉しそうで。
これからさよならを伝えるというのに、「もっと一緒にいたい」なんて思ってしまう。
🚀「喜んでるとこ悪ぃんだが、俺引っ越すことになったんだわ」
「ここから離れた遠いとこに」
ひらり、と言葉が桜の花びらのように散っていく。
🃏「…は、?」
「…まって、嘘だよね、?」
🚀「嘘じゃねぇよ」
驚いたように震える君の声が胸に刺さった。
🃏「え、待って待ってジーマー、?」
「てか、わざわざ公衆電話使って連絡してるってことはさ」
“もう俺と連絡も取らないつもりなの?”と、聞かれてしまう。
🚀「…メンタリストならそこまでわかっちまうか」
🃏「は、なんで、ちょっと待ってよ千空ちゃん」
声に動揺が色濃く乗っている。
徐々に俺の手は冷たくなっていっていた。
🚀「じゃあな、ゲン」
🃏「ちょ、ねぇ!千空ちゃん!!」
そう呼ぶゲンの声からは耳を逸らし、受話器を置いた。
あぁ、また夢に見るんだろうな。
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