一覧ページ

哺乳類鳥類動物図鑑!

第2話 - アカギツネ

2025年12月08日

#動物

#猫

#犬

#野生動物

#肉食動物

#草食動物

月尾珠丸

こんにちは！

前話のスリーヒントクイズわかった人はいたかな?

答えは…アカギツネです！

アカギツネは世界中の森林や草原、山、砂漠などの多様な場所に生息している。農場や郊外、都市といった人間の居住環境にもうまく適応して暮らす生き物で、イヌ科の中では最も広い範囲で生息する。そしてその地に適応した姿をしているので同じキツネでも姿かたちが似ていない種類もいる。

アカギツネは単独行動でネズミなどの齧歯類、ウサギ、鳥などの小動物を獲物としている肉食動物だが、エサについても生息地と同様に柔軟性があり、果物や野菜、魚、カエル、昆虫を食べることもある。人間と一緒に生きるなら、状況に応じて生ゴミやペットフードを食べる。とても太くてふさふさした尻尾はバランスを取ることに役立ち、寒いときの防寒具としても大いに役立つが、他のキツネとの連絡を取り合うためとしても使われる。

アカギツネの繁殖期は冬。メスは通常2〜12匹の子供を産む。生まれたばかりの子ギツネの体色は茶色か灰色で生後一ヶ月ぐらいになると赤毛が生えてくるが、黒、銀、赤茶色、金色、2色などの様々な毛色になる。子供が秋には自立し、巣立ちできるように両親は夏の間ずっと子供のそばにいて献身的に世話をする。

だが、広い範囲ではないがスポーツハンティングの標的とされることもある。そして害獣として駆除されたり、狂犬病などの危険な病気を保持している可能性もある。また、エキノコックスという寄生虫も保持している。

生まれたばかりのキツネと犬はほぼ一緒だが、性格は猫に似ており、日本にはアカギツネの亜種、キタキツネとホンドギツネが生息している。

また、キツネはそのふわふわ、ふさふさの毛皮からリアルファー（本物の毛皮）として利用されているが、その一生はとても悲惨で悲しいものだ。これは少しおまけですが、中国・イタリア・オランダそしてドイツの研究所が、有名ブランド数社の子供服のファートリム（毛皮の縁飾り）に、発がん性物質ホルムアルデヒドなどの毒物が健康被害を及ぼすレベルで残存しているのを発見されました。

主に夜行性だが、日中に活動することもあります。

次回予告スリーヒントクイズ！

1　よくアライグマやハクビシンと間違われる

2　体は丸っこく鼻がキツネほどではないが突き出ている。

3　尻尾がふっくらとして先のあたりが黒い。