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優しい妖精


昔、遥か遠い世界

時空の狭間

恋人達の終わってしまった

ハートの欠片を拾い集めLIBRA(リブラ)は、

それを天秤にかけて大きい方の欠片が星に

出来るのか?の仕事を任せれている。

今日も朝から、美しい朝露を纏い輝木々と

花々の中を探し歩き

始める。

赤い欠片(燃え尽きたハート)が見つかる。

ブルーの欠片(悲しみのハート)

この2つの欠片がやっと見つかり帰る事にした。


家は大木の洞の地下に続く階段を降りると、

そこが自分の部屋なのだが少しカビの匂いと

きの匂いが混ざりあった。この匂いが落ち着く。

部屋の真ん中に石のテーブルと銀色の天秤が無造作に置かれている。

そこの椅子に座ってみたもののハートの欠片の残像を無性に覗いてみたくなる衝動に襲われ手に取って赤い欠片をすかしてみた。


AQUARIUS(アクマリウス)の妖精 がPISCES

(ピスケス)に一生懸命に自分の気持ちを告げて

いるがピスケスにはVIRGO(ヴィルゴ)という妖精と

結婚の約束をしていると言うと


(アクマリウス)は空にスラスラと青く光る流星群と共に泣きハートが弾け飛んだのだ。

「こんなに、辛い思いをしたのに結ばれない

恋なんてするのは御免だ。」とVIBRA(リブラ)は

思い、今度は青いハートを透かした。


毎日、泣いている場面が映る。

友達との会話を聞いていると、どうやら片思いというか告白が恐くて出来ないという事らしい。思い悩むARIES(アリエス)は目が腫れるまでに毎日泣き通すうちに、友達からVIRGO(ヴィルゴ)と手を繋いで歩いていた事を聞きショックのせいでたおれてしまいハートが泪の容量でいっぱいになり壊れたのだ。それを、見たVIBRA(リブラ)は恋とは、

こんなにハートを傷付けるのかと、 どんな物なのかと思い始めた。

天秤にハートを載せてみると赤いハートの欠片が重いのがわかり夜の空へ、それをボールを投げるようにして腕を振った。夜空に赤く輝く星となったを見て綺麗な星だと思う。

満足した仕事をしたのだと眠りに入ったのだ。

朝の光りが瞼に降り注いで目が覚める。どんなに

眠くても時間通りに起きて仕事へ出掛け無ければなかった。何故なら神からの使命を受けている以上

しっかりやり遂げなければ妖精より格下げの虫になる。

私と同じ仕事をしているGEMINI(ゲミニ)もこの時間に起きている事だろう。


身支度をしてい外へ出ると木々が風に吹かれて鳴いている。花々はサワサワ笑い始める。気分は良いが、ハートがそれほど落ちている物なのだろうか?

花を踏み潰さないように下を見て探していると

急に後ろから「危ない!!」と声が聞こえる。

振り向こうとしたら体勢を崩し穴へ落ちてしまった。

尻もちを着いたまま上を見上げるとGEMINI(ゲミニ)が

「おーーい、大丈夫かあー!」と叫んでいる。

「そこから、上に上がれるかあ?」

私は心の中で(ダメに決まってる。)と思った。

ドサッと上からGEMINI(ゲミニ)が落ちてきた。

(やっぱり私の予想は当たってしまうのかなあ?)

「わぁーー!手が滑って、失敗したぁー!」

心の中で(2人が落ちてしまったら誰が助けてくれんだあ? )怒りがフツフツと湧き上がり

「どうすんのよ?」

(大きな毒虫や獣が夜になったら徘徊するのに?)

段々不安になってきた。

するとGEMINI(ゲミニ)が身体をギュッと抱き上げると、羽根がひと回り大きく拡がりバサバサと羽ばたきはじめたのだ。

VIBRA(リブラ)は口をパカーンと開いたまま驚いていた。そのまま穴から出られたと思って

(良かった。)と思ってGEMINI(ゲミニ)の方を

見たら羽根がちぎれ、血の海の中にいる。

「どうしてぇ?」と叫んだ。

空の彼方から神の声が

「それが無償の愛だ。」と言う。ra

「GEMINI(ゲミニ)はどうなるの?」

神が

「人間界へ行く事となる。 」


足元の紫色のハートの欠片を拾いそれを透かし見る。

籠から、赤色のハートの欠片を取り出し開けた場所へ置いた。また歩きながら青色のハートの欠片を見やすい場所へそっと置いた。(それって私の為に?)

「これで探す手間が無くって、嬉しそうな顔を見れるよね。」GEMINI(ゲミニ)の笑い顔。

「何時も楽しげに仕事をしている所を陰から見て

元気を貰っていたんだよ。」


「好きなんだ!生きて欲しいんだ。」

「どんな事になっても守りたい! 」

VIBRA(リブラ)

「そうだったんだ。神よ私も下界へ落として下さい。 」

「落としてから、どうするつもりなんだ。」と問う。

VIBRA

「探し出して、お礼と愛してると伝えたい。」

「それならば!」と、

声が聞こえた瞬間、空から雷光が落ち私は意識を失った。


VIBRA(リブラ)

「どんな結末になろうと探し出す。私の白色の

ハートが砕け散るまで、必ず…..と誓うのだ。」

~完~


この後の結末がハッピーなのか、アンハッピーの

ストーリーにするか、皆さんが、考えて下さいね。



私の結末はVIBRA(リブラ)は、人間界で

毎日、必死に探すが歳月が流れ、

とうとうGEMINI(ゲミニ)に会えず、人間の

寿命を真っ当し白色のハートは砕け散ってしまう。

~完~








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