⚠️チーノさん出てきます⚠️
チーノさんのカプ要素なし
ci▶︎ 8歳
次はどこへ行こう。
…うーん…
「ねぇ、おにいさん、なにしているの?」
後ろから服を少し捕まれ、
話しかけられる
tn「なんだ。おまえ…。名前は?」
「…なまえ、かぁ、…名前なんて無いよ」
…
汚れた服、
傷だらけの体、
闇に奥深そうな瞳、
…
tn「…ッ、」
虫唾が走る。
昔の自分と重なるのだろう。
コイツの姿が。
tn「なんでここに?」
「…なにもないよ」
tn「…そうか。」
隠そうとしても
分かる
隠せれてないよ
どうしても顔に出てしまう。
…そういうものだから。
tn「じゃあ、俺が名前付けてやろうか。」
「いいの…?」
tn「あぁ、…お前は今日からチーノだ」
「ちー、のっ!」
目を光り輝かせ
おれを見つめる
懐かしい…
俺も
あの人に
トントンという名を付けてもらったな、
ci「おにいさん?なんでないているの?」
tn「いや、…なにもない、。」
ci「そっか!…ねえ、ぼくおにいさんについて行ってもいい?」
…帰りたくないのだろう。
tn「…なぁ、チーノ。お前”ヒーロー”に興味無いか?」
ci「ヒーロー?」
そっと頷き、俺は説明を続ける
tn「今から見せてやるわ。ヒーローの仕事を。…お前の家に案内してくれ」
ci「ッ、ぅ、で、…でも…、、っ」
家庭環境を見せたくない。
そんな顔をしてこっちを見ている。
tn「大丈夫…。お前は何もしなくていい。」
気持ちが、
辛さが、
苦しみが
すごく伝わってくる
チーノはどれだけ我慢して
ここまで耐え続けたのだろうか。
ci「…っ、、わかった…、…あっちだよ」
tn「…」
ci「ここ…、」
tn「入るぞ。」
ドアノブに手をかける。
その時
ci「まって…ッ、…」
俺の服の袖を掴み、
涙があふれそうな顔をして見つめる
tn「大丈夫や。…ここまでよぉ耐えたな…。安心せぇ。必ず助けるから」
ci「~っ…!、、あ、ありがとうっ、」
チーノは腕を顔につけ、ごしごしと涙をふく。
ガチャ…
「おっせぇぞ!!…って、だれだおまえ?…まさか警察呼んだんじゃねぇだろうなッ!?」
ci「ぁ、…ッ、ぁ、ごめ……っ、ごめ、なさ…、!!」
チーノはその場で立ち尽くす。
tn「案の定…か。」
俺はチーノの頭に手を置き、
少しでも安心させようと撫でる。
tn「チーノ。瞬きせずによく見とけ。ヒーローの仕事をな。」
あの人が貸してくれたナイフを服から取りだし、
チーノの親であろう人間に近づく
「…ッく、くるな、…!何する気だっ!」
tn「……人を救うんだよ。ヒーローだから。」
ニヤ…、
「ッは、?」
ザシュ…ッ、
腹部から出血する。
血が床に広がっていく。
「ぁ”…あ、ぁぁあ”…、、」
もがき苦しむ。
そんな親の姿を見たチーノはどういう反応を……、
ci「…わぁあ…~っ!…しんだ?ッこれしんだの!?」
とてもワクワクしている様子
…良き人材を見つけたかもしれない。
tn「いいか?チーノ。これが人を救うヒーローや。」
ci「すごい、っすごいよ!おにいさん!俺もいつかヒーローになりたい!」
tn「チーノならなれる。…」
ci「ぼく、人を殺すヒーローにっ!絶対なる!…!」
人を殺すヒーロー。
…
tn「…お前が殺人ヒーローになった時を楽しみに待ってるわ。」
ci「っありがと!」
そう言い残し、
俺はここから去っていった。
…
コメント
7件
初コメ失礼します ちょっと待ってください神過ぎませんか…? 続き楽しみにしています!!
うわマジ好き...尊。 殺人ヒーローのtnさんになら♡♡♡れてもええかも...((
すごくすごい好き😘 ciさんとtnさんほんとに重なる… 続き待ってます✨