@ほぺ さん、リクエストありがとうございます!
最初に謝らせてください。ごめんなさい。
書きやすい感じでいいと言われた上で地雷ないと言われて、さすがに自由にやりすぎました。
気に入らなかったら即刻言ってください、書き直します。
🌹です。激重knさんと激重knさんに甘々smさんがいます。knさんが嫉妬でsmさんに手を出します。ヤってません。激重で始まり激重で終わります。当たり前のようにモブがでてきます。knさんの考えてる嫉妬の言葉?は大昔に、幼馴染に激重感情持ってた時の経験談です。支離滅裂度が高いのは許してください。
ちょっと前回のリクとだいぶ長さが違うこともここに謝罪しておこうと思います。
⚠キャラ、口調崩壊、嫉妬、激重感情、首しめなどなど⚠
side kn
スマイルはかっこいい。
優しくて優しくてかっこよくて、俺だけを見てくれる。
でも最近、俺のスマイルに近づく虫がいる。
自分が可愛い自覚があるのか、スマイルにうざったい行動で絡んでばっかりで、しかもずぅっと席に入り浸っている。
俺だけのスマイルなのに。
ずぅっとずぅっっと、一緒に話してる。
スマイルも話してる。俺には構わずに。
一緒にいる女は、もうすでに彼氏がいるのに、スマイルがイケメンだから今の彼氏から乗り換えるために今こうやってスマイルに声をかけ続けるんだよ。
ずるい、ずるいずるいずるい、あいつだけ、あいつだけ、あいつばっかり、ずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるい
ひどい俺を見捨てるの、なんで、なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで???????????
ずるい、俺のなのに、奪われる、置いていかれる、捨てられる、やだ、やだ……
「きんとき?」
「っぇ、?」
「大丈夫か?ぼーっとしてたけど」
「う、うん!大丈夫、」
「そうか、じゃあ帰ろう」
安心したように笑ったスマイルは俺の手を握り込んで簡単にほどけないように指を絡めてくれる
なんで優しくするんだろう。嫌いなら突き放してくれればいいのに。
俺なんか置いておいてあの人と一緒になればいいのに。
「あ、そうだ、明日休みだし家来る?」
「…………」
本当は、来て欲しくなかったら?
本当は断って欲しかったら?
来て欲しくないなら誘うわけないのに嫌な考えはグルグル巡っていく。
「…きんとき?やっぱ体調悪い?」
「あ、いやっ、なんでもない…行きたい」
「そう?じゃ今から行こ」
嬉しそうに笑う顔。
無理に笑わなくていいのに。
「いいよ、あがって」
「お邪魔します」
スマイルの背中を追いかけると、きれいなリビングにたどり着く。
そのまま誘われてソファに座らされて頭を撫でられる。その感触が心地よくて少し眠くなった。
「なんか見る?映画とか。」
「みたい」
あんまりテンションが高くない俺を気遣ってか、映画を提案してくれた。
そんな気遣わなくてもいいのに、という心ない言葉は飲み込んで今は甘えることにした。
――――――――――――
映画鑑賞の時間が終わって、またのんびり静寂の時間が訪れる。
さっきまで感じなかったひどい嫉妬の感情が溢れ出してくる。
溢れ出して止まらなくなって、ずるい、あいつばっかり、俺だけのものなのにと言葉が止まらず頭をぐるぐる回る。
隣でスマホを打ち込むスマイルの首元。
ここに、俺のものだって、証を………
ぐらんと変に意識が揺らいだかんかくがした。
気がついたら、スマイルの首元に手を伸ばして、ソファに押し倒していた。
「きん、とき…?」
困惑するスマイルの首に手をかけてじわじわ力を加えていく。
「っ…き、んとき…ッ…くる、し、」
「スマイルは、俺以外に興味があるんだね」
「は……」
「俺以外とお話ししてさぁ…」
「あいつばっかりずるいなぁって思っちゃうじゃん」
「ッ…、」
「ねぇ、ねえってばッッッ!!!!」
感情が高ぶって、手に入る力が一層強くなる。
かはっ、とスマイルの息が漏れる音がする。
でもそれがかわいくみえてきて、ようやく自分の手の中にいてくれるって思えてきちゃって、幸せを感じる。
「ひぐっ、ぁう”……かひゅぅ、ッ」
「……ねぇスマイル、苦しい?ねぇ苦しい?」
「ぁ”ぅ、ん”、ぐぅ、ッ、ひゅ、ぁ…」
「ねぇ、あいつは誰?スマイルは俺のこと飽きちゃったの?」
喋れないとわかっているのに、問い詰めてしまう自分に少し嫌気が差す。
でも、口も力を入れ続ける手も止まらない。
苦しそうに俺の手首を持つスマイルの力が緩んでくる。
「…っ…あ”いつ……おれたちの”、ことしら”な”ぃ…」
「……お”、れ”は、あいつの”こと、きら”い」
きらい。
そっか、あいつのこと嫌いなんだ。
総頭が認識した瞬間、手の力が緩んで、さっきまで離れなかった手が、簡単にほどけた。
目の前で体を起こして、喉元を抑えて苦しそうに咳をこぼして必死になって酸素を取り込もうとするスマイル。
自分のしでかしてしまったことに、強い恐怖を感じた。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめん、なさい
「きんとき、」
温かく包みこまれる感覚がする。
背中をさすられて、優しく抱きかかえられて揺すられる。
少しずつ落ち着いてくる。
大丈夫だから、と優しく語りかけられながら少しずつ優しさと愛を受け取る。
暖かいそれが心に、体に染み込んで、嫉妬で一杯だった心が解きほぐされていく。
「嫉妬しちゃった?」
「………うん」
「そっかそっか、ごめんね不安にさせて」
「………」
「もうきんとき以外見ないよ、本当に」
優しく、砂糖のように甘くて、バターのようにくどく、柔らかい言葉を囁かれて幸せになっていく。
甘い甘い、彼の言葉。
背中をさすっていた手が頭に移動して優しい手つきで撫でてくれる。
一つ一つが優しい。
「…すまいる、きす、きすして」
もっと愛を感じたくて、キスをせがむと、頭を撫でたまま、そっとやわらかく口づけされる。
僅かに開けた口の隙間を縫って舌が口の中に入ってくる。
「ん、っはぅ…」
「ちゅ…ちぅ……れろ…ん」
舌を絡めて、上顎を撫でられて、歯列をなぞられてまた舌を絡められる。
息が続かなくなってきて、肩を軽くたたくが、さらに激しく口内を犯されるだけで、離してくれる空気はない。
さすがに苦しくなってきて、限界になってきたから、もう一度叩くと、離してくれた。
二人をつなぐ糸が空中でぷつりと切れて落ちる。
足りない空気を必死になって摂取する。
「ふふ、かわいい」
「…はぁっ、はぁ、…?♡」
また抱きしめてくれて、頭を撫でてくれて、甘い甘い言葉をたくさん囁いてくれる。
暖かくて、大きな愛を感じる。
そっか、不安がる必要なんてなかったんだ。
あいつばっかりずるいなんて、思わなくていいんだ。
「これからはずっと一緒だからね」
ドアがあかない。
でもいいんだ。
首輪の長さが足りない。
でもいいんだ。
体が痛い。
でも、いいんだ。
「ただいま」
「!!」
「ただいまきんとき、お留守番できたね」
「うん!」
「えらいね」
頭を撫でてくれる。キスを落としてくれる。噛み跡が増えるキスマが増える。
でもいいんだ。
俺は幸せだから、スマイルは、
俺だけを見てくれるから。
コメント
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うおああああ!!!!😭😭 もうほんとにこういう系大好きです!!ありがとうございます!!!!文章力高くて読みやすいし、引き込まれる雰囲気で震えてます…!ありがとうございました!🥹