Nk「え……、」
Kn「…そっ、か。」
そりゃそうか、あんなこと沢山したし、
Br「うん。それで、この前健康診断で測った体重よりも5.6キロも体重が減っているみたい、」
Nk「っえ、そんなに、?」
Br「…ちゃんと3食食べてるはずなんだけどね、」
Kn「……ドキッ」
Nk「それじゃあなんで、?」
言わなきゃ、
Kn「ごめんなさいッッ……、ごめん、、ごめんね…、俺、沢山吐いてた…、食べて飲み込んでトイレで沢山吐き出してた…。」
Br「ッ?!」
Nk「…それは、意図的に、?」
Kn「……ッ、うん。」
Nk「…そっか、、」
Br「それで、医者に言われたんだ。身体中に数箇所痣があるって…。……きんときは、心当たりはある?」
Kn「っぁ、、」
ひろとに蹴られた痣…殴られた痣…物を投げられた痣……、全部バレちゃった
Kn「……ッッない、!……心当たりなんてない…。」
Br「…それじゃあもうひとつ聞くね。自傷行為の跡もあるって。それについて心当たりは?」
昨日、一昨日やったやつだ…、先週もやっちゃったヤツ、、
Kn「……ギュッ、、ない…やったことない…。」
振り絞るかのような弱々しい声しか出なくて、説得力なんてまるでなかった。
Nk「…本当に?」
彼は俯く俺の視界に映ろうと覗き込んできた
Kn「ング……、ほんとう…に。」
Nk「ほんとのほんとのほんとうに、?」
Kn「……ムッ、、ポロ」
自傷行為なら、言ってもいいよね。
ひろとの名前、だしてないもん、ね、
Kn「……ごめんなさい…ッッ、」
Br「…!」
Kn「自傷行為、先週も、先々週も、一昨日もやった、、。」
Nk「……!!理由、言える、?」
Kn「………もう、どうでもいいやって、、もう、消えたいなって…消えれればいいのにって…、、」
やっと言えたほんとうのこと
ようやく、本当のことを伝えられた
ぎゅうぅぅ、
Kn「…!」
Nk「ごめんね…、ごめん、ごめんなさい。本当に謝るべきは僕だよ。もう、きんときは謝らなくていいよ。ごめんね、」
Kn「ッッ……ブワッ」
ずっとそばにいてきた彼だったからこそ、
ずっとそばで面倒を見てきた彼だったからこそ安心した言葉。
その時、ようやく顔に被った仮面が割れた気がしたんだ
コメント
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もうほんとにッッ ハートが全然押せなくてごめんなさい! 最近指が死んでて…… この作品まじで好き一生推せる