うぃーす、どうもです、詩織です
ちょっと時間あるので書きます!
続きをね、書いていこうと思いまする。
今回から太宰さん視点も入りまーす、
ではでは、どぞ
注意喚起!!
・暗いです
・太宰さんがかなり病んでおります
・自傷、OD、嘔吐、吐血など私の癖が詰め込まれております
・暗いです(二回目)
カーテンから差し込む日光で、目が覚めた。
私は基本、睡眠が浅く、早朝に起きてしまうことも珍しくなかった。
今日も、予定時間よりも早く起きた。
何だか頭がぼーっとして、部屋の一点の染みを見つめていた。
その染みが、なんだか憎悪をもった人間のような気がした。
それから、起きて準備をし始めた。
ある程度終わった後、ふと鏡に映る自分を見た。
そこに映る自分はとても醜くて、今すぐにでも殺してしまいたかった。
けれど、お得意の作り笑顔でどうにかなる。
どんなに見苦しい姿であっても、この笑顔を付ければいくらでも隠し通すことができる。
偶然、視界に入った薬瓶から数粒の錠剤を取り出した。そう、鎮痛剤だ。
さっきから頭が痛くて、この薬を飲まないと本当の姿に気が付いて、’’私’’が崩れてしまいそうで怖かった。
そうして、家を出た。
「ごめーん、国木田くぅん!!30分遅れた♪」
「お前…!30分も遅刻などして!!反省しようとは思わないのかぁぁぁぁ!!!今日はポートマフィアと会合だぞ!?さっさとお前も準備を手つだえ!」
「えぇえ…?そうだっけ?」
太宰が周りを見渡すと、他の社員たちが忙しそうに準備をしていた。
「あ、あのぉ…太宰さん?まさか入水して来たんじゃないでしょうね?」
谷崎がおそるおそる問いかける。
そう、太宰の服は濡れていて、床に水が垂れている状態だった。
「おや、谷崎君、私が入水をしてこなかったとでも思うのかい?」
「……全く思えませン。と、とにかく、早く床拭いてくださいね…?」
ある程度準備が整い、ポートマフィアとの約束の時間も近づいてきた。
その時、
「失礼するよ、探偵社諸君。」
扉から声が聞こえ、誰かが入ってきた。
そう、ポートマフィアの首領、森鷗外だ。
森は一人ではなく、幹部である紅葉と中也、遊撃隊長の芥川も連れてきていた。
「チッ、人虎、貴様も居るのか。」
「芥川!?何でここに…」
「何を腑抜けたことを言っている、僕もこの会合に参加する。それに、太宰さんに会えるからな。」
「敦、芥川とまた争うなよ…厄介事がさらに増えるのは俺の理想ではない。」
そう国木田に注意され、敦は
「はい…」
と、弱弱しく答えた。
「首領、始めないのですか。」
背丈が低く、黒い帽子をかぶった男、中也が話を切り出した。
「嗚呼、そうだね、では早速始めようか。」
中也視点
久々に訪れた探偵社は、前よりもどこか綺麗になっていて、社員の全員がそろって俺たちを迎え入れた。
奥の方には鏡花も居て、虎の異能者と会話していた。
探偵社の方で上手くやっていて、安心した、
だが、彼奴は違った。
俺以外の奴は、太宰が和気あいあいと喋っていて、どこからどう見ても’’元気そうだ’’と感じるだろう。
けど俺には分かる。
こんなの、彼奴の仮の姿でしかないってことが。
探偵社の奴らはそれに気が付かない。
「あーあ、中也が居るなんてさいあくなんだけど。」
「あ’’?それはこっちの台詞だこのクソ野郎、さっさと消えやがれ。」
これも、全部偽物だ。
昼間や、周りに人がいる場合、俺たちは’’いつもの会話’’をする。
それが夜になったり、二人だけになった居るすると豹変するんだ。
改めて考えたら_
あぁ、駄目だ。このことについて考えたら、埒が明かねぇ。
仕方なく、俺が話を切り出した。
「首領、始めないのですか。」
「嗚呼、そうだね、では早速始めようか。」
武装探偵社とポートマフィアの会合は、夜遅くまで続いた。
昼過ぎから始まったのだが、お互い急ぎの依頼や任務が無い、ということで今のうちに話し合おうと考えたのだ。
停戦中といえど、この会合はまるで対立中の時のようだった。
例えば、敦が案を出せば必ず芥川が反対し、
鏡花が何かを言えば紅葉は全力でそれに賛成する。
太宰が意見を言ったら中也が馬鹿にし、
森はその様子を笑って見ている。
各々の性格が出ているのか、終わりの見えない話し合いは中々に疲労をもたらすもので、会合が終わったら社員は皆へとへとで帰っていった。
特に敦が疲弊しており、机に突っ伏していた。
与謝野「おや、敦。あんたかなり疲れてんねェ。大丈夫かい?」
敦「だ、大丈夫、です…多分、」
国木田「いや、それは大丈夫じゃないだろう、さっさと帰って寝ろ。体を壊すぞ。」
太宰「おやおや敦君、随分とお疲れだねぇ」
敦「太宰さんは余裕そうですね…」
太宰「…まぁ、こうなることは予測できたからね。じゃあ私は帰るよ。」
敦「はい、お疲れさまでした!」
疲れた。
夜景がスクリーンのように淡々と流れていて、思考を放棄したくなる。
身体が重い。
足に鉛を付けられたかのように感じる。
いつまで耐えなければいけないのだろう。
死ぬまで永遠に続くのか?
なら死ねばいいじゃないか。
「は、はは…、」
自然と乾いた笑いが出る。
もう、終わりにしよう。ここらで退場して、楽になろう。
そうだ、明日には首吊りか、入水でもして_
『愚かだね』
「…え?」
どこからか、変な声が聞こえた。
辺りを見ても、誰もこちらを見ていない。
周囲の人間は皆、携帯電話や、前を見て歩いていて、不審な様子はどこにもない。
じゃあ、誰なんだ?
見えない恐怖に襲われる。
『君はどうせ死ねない。今日死のう、明日こそ死のう、この繰り返しだ。』
『すごく惨めで滑稽だね。』
何なんだ
私に語り掛けている人は。
『臆病だね。可哀そう』
お前に何が分かる。
何も知らない癖に。
「うるさい…」
知っている。これは幻聴かなんかの類だろう。
なのに、見えないと分かっているのに反抗してしまう。
『君の苦しみの原因は何だと思う?』
『それは君自身だ。けど、自業自得だよね。』
黙れ…黙れ…
『生きているだけで迷惑をかけるなんて、君は凄いね。』
『周りの人たちが可哀そう。死んだら?』
うるさい、うるさい…
『あ、でも死ねないんだったね。ごめんごめん。』
『死にたいのに死ねないなんて、変なの。』
「黙れッッ‼」
周囲の人間の視線が一斉に集まる。
その視線には、軽蔑、戸惑いなど色々な感情が含まれていて、痛かった。
目を背けたかった。
逃げ出したかった。
どれだけ遠く離れたところに行ったとしても
この気持ちからは逃れることができない。
被害妄想ばかりして
どれだけ可哀そうな自分を演じたいのだろう。
愚かだな。僕は。
「う…、ゴホッ、ガハッ……ビチャ」
道の奥で、うずくまった
どうやら僕は吐血したようだ。
何故かは分からなかった。だって急だったから。
今まで血を吐いたことなんてなかった。
「もうすぐ、死ぬのかな…。」
そんなことを言っていたら段々視界がぼやけてきた。
周りの音も少ししか聞こえない。
でも、誰かが駆けつけてくるような音は微かに聞こえる。
「おい!太宰!大丈夫か!?」
誰の声だろ。
分からないけど、とてもやさしい声だ。
「目覚ませ!俺だ!」
安心するなぁ。この声。
この声の持ち主は、きっと世界一やさしい人だ。
うわ…!スランプ…スランプだよぉおおお!!
無駄に長くしちゃったかもしれません…うう、
これからの展開を全く考えられなくなってしまいました、頑張って妄想します💦
次は♡400で投稿します!
見てくれてありがとうございました😊
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コメント
5件
見るの遅れた自分を殴り◯すわ 神様の神様やんか!もう!(? 太宰病んでくれてありがとう 幻聴・吐血ありがとうね癖だ(( 最後の声は真逆…?!グヘヘヘ((殴 天才だ
わわー!うめぇ…最高