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太宰にあいたい。側にいたい。

早く、触れたい


「中也、あいしてる」

「大丈夫だよ、優しくするから」

肌が触れあう音がする。太宰から口付けをされた。そんなに優しくしなくてもいいのに優しくさわってくる。

「んっ、//」

つい情けない声が漏れる

「あは、可愛い声」

「もう我慢できないから…ごめん」

「受け止めてやるから、」

「やっぱり中也はかっこいいね」

いつまでたってもこの変な感覚にはなれない。

「!?//」

俺の中に…

身体の全部が太宰に飲み込まれてしまいそうだ

「気持ちいい?」

俺は頷く。


私と中也は、シャワーを浴び、着替える。

「太宰」

「?、中也!!」

「俺な、聞いて欲しいことがあって…」

「ん、なぁに?中也」

ようやく言ってくれるんだね、と思った。ずっと覚悟を決めていたはずなのに。

怖い。怖い。捨てられたらどうしよう。

私だって、中也がそんなことしないってわかっている。

「大丈夫、全部受け止めてあげるから」

そう言って、私は中也を抱きしめた


次回「ありがとう」

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