/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
さ、また頑張って行きまっせ。
今回凛ちゃん視点メインですから。
潔side
でも、10歳って言ってたな…
俺らより生まれるのが遅かったのか…？それにしても、凛の様子が変だった。
何かあったんだろうか。
凛side
なんなんだよあいつ…
ていうかヤバい。家に帰るのが遅れてしまう。そういや父さんにおつかい頼まれたんだった。…スーパー寄っていくか。万引きすんなって言われたけど、んなもん知るか。
ｽｯ
いつも通り何かを盗む。
凛「ただいま、」
父親「おい！おせぇぞ！」
凛「ｯごめんなさい」
父親「ﾁｯお前の謝罪もう聞き飽きたんだよｯ!!!」
凛「ｷﾞｭｯ」
父親「ﾎﾞｺｯﾄﾞｶｯ」
なんで殴られなきゃいけない。でもこれが俺にとっての普通なんだ。
頭から血が流れる。だけどそんなのどうだっていい。
父親「お前なんかｯいなければ!!!」
凛「ｯ!?」
今日はいつもより機嫌が悪かったみたいで、ワインの割れたところで殴ってきやがった。
いつもよりたくさん殴られる。前まではまだマシな方だったんだ。
食べ物はくれた。けどもう嫌になったのか3ヶ月前から食べ物も服も何もくれなくなった。
それどころか俺に盗みをしてこいとか訳分からないこといい始めた。
やっと終わった。
部屋は散らかってる。そこら中ゴミ袋だらけだ。
凛「またあざ増えちゃった…」
痛いなぁと思いながら眠りにつく。これがいつもの日常。
いろんなところから血が流れる。どうせ朝になったらこの痛みだって消えるんだ。今は我慢。
ﾁｭﾝﾁｭﾝ
凛「もう朝か…」
父親「おい!!!!」
凛「ﾋﾞｸｯ」
凛「はいｯ」
父親「酒盗んでこい」
凛「分かりました」
盗みに行くときはいや、それ以外にも外出する時は、黒いパーカーに白いズボンをはいて行く。
盗みをするんだ。顔が見えない様にフードを被る。外出の時はいつもこれだ。
凛「酒…」
あった。
ポッケに入れて外を出ようとする。
烏「昨日のやつかいな」
烏「盗みはあかんよな？」
また捕まってしまった。
烏「しかも盗んだの酒とか。」
烏「未成年やろ？」
凛「…親父の分」
烏「その親父が自分で買えばええやん」
凛「無理に決まってんだろ」
烏「なんでや」
凛「それは…」
隙あり。
ﾀﾞｯ
烏「うぉっ」
烏「千切！行け！」
千切「おーけー」
烏「詰めが甘いわ」
烏「逃げ足が速いのは聞いとんで」
凛「クソが」
千切「捕まえた」
烏「もう家で預かろう思うとるねん」
千切「いよいよ誘拐に手を染めるのか…」
烏「ちゃうわボケ」
凛「帰って良いかよ」
烏「だめに決まっとるやろ」
千切「そうだぞ〜凛くん？」
凛「なんで俺の名前知って…」
千切「教えてもらった」
千切「ていうか、いくらなんでも盗みは駄目だろ」
凛「うるせぇ、親父に頼まれてんだよ」
千切「お前の親父イカれてんな」
烏「とりあえず家来い」
凛「ﾁｯ」
烏「てことで千切、お前は用済みや帰り」
千切「ひど」
千切「まぁいいや」
千切「ばいば〜い」
烏「ていうか怪我ひどいなぁどしたん？」
凛「…階段で転んだ」
烏「なわけあるか」
烏「とりあえず今日も家来いよ」
凛「しょうがねぇな」
烏「ただいま〜」
氷織「今日も来たん？」
凛「仕方なくな」
烏「氷織、こいつ怪我ひどいねん」
氷織「ほんとや！手当てするからリビングで待っとき！」
氷織「ごめんな…僕不器用やから」
氷織「包帯だらけになってもうた」
烏「いうて頭と身体に包帯巻いただけやろ」
烏「まだうまい方やろ」
氷織「烏…」
凛「いちゃつくな」
烏「いちゃついてへんし」
氷織「てか、なんでそんな怪我したん？」
凛「言う必要無いだろ」
氷織「…なぁ凛くん」
凛「なんだよ」
氷織「君のこと家で預かろうかな思うとるねん」
凛「は？なんでだよ」
氷織「やから、もしそうなったら凛くんも家族の一員やろ？」
氷織「やからその時のために凛くんのお家の事情、聞かせてくれん？」
凛「…やだ」
凛「それは俺の判断で言うことだろ？」
凛「最初に言っておくけど、俺はお前らに心を開く気はない」
凛「じゃあな」
烏「…生意気」
なんであいつらなんかに…大体話したところで何が変わるってんだ。
愛されて育った奴なんかに分かるわけがない。
俺のこと全部知ってる気取りしやがって。
凛「ただいま…」
父親「酒」
凛「はい」
父親「…」
凛「、」
凛「外行ってくる」
父親「…」
返事なし…まぁいつものことか
ﾎﾟﾝ
3歳の誕生日に母親からもらったサッカーボール。
ずっと使ってるからボロボロだ。
子供「お前すご！」
子供「ドリブルとかできんの!?」
いいなぁ…
もう帰ろ。
凛「…！」
サッカーの雑誌…
家で読もうかな。
凛「ただいま…」
凛「すげー✨️」
俺もこんなふうに…
…俺は無理だろうな。
ノエルノアって選手すごい…
世界一…俺もなってみたい…
みんな愛されて育ってるのかな…？
みんな愛されるのが普通なのかな？
俺も…普通になりたい…
凛「俺も…愛されたい…」
どうでしたか!?めっちゃくちゃ、投稿してます…
コメント
2件
最高すぎます(*｀ω´)bみっけさんの作品全てが神です！！次ぎも楽しみに待ってます
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ