続きです!
潔side
潔「ただいま〜」
氷織「潔くん!」
潔「どうしたんだ?」
氷織「今日凛くんが怪我だらけできたんよ」
潔「怪我…?」
氷織「うん、頭から血流れおった」
潔「血!?」
烏「ほんまやで」
烏「今日も盗みしおったから、お嬢呼んで捕まえたわw」
お嬢って…千切のことか。
潔「あ、ていうかさ、凛明らかに過去の記憶無いよな」
氷織「確かに」
烏「まず、凛の家庭情報聞き出さなあかん」
烏「凛、盗みしおるやろ?」
潔「あぁ」
烏「それ、凛の親父が頼んどるらしいねん」
氷織「嘘やろ!?」
烏「嘘や無い、本人が言いおった」
潔「なぁ、やっぱり預かろうぜ」
氷織「うん…」
昨日、みんなで話し合った結果、凛を保護したほうが安全だと言う結論になった。
乙夜/凪「ただいま〜」
そんな時、乙夜と凪が帰ってきた。
ちなみに冴はレ・アールに戻った。
凪「結局どうなったの〜」
氷織「やっぱり保護した方が安全や」
乙夜「凛の家庭は?」
烏「話してくれんやった」
乙夜「やっぱむずいか〜」
凛side
今日は特に盗んで来いとか言う命令がなかったので、外でサッカーをしようと思う。
ポンッポンッ
ボンッ
今のコース甘かったかな…
「お、サッカー好きなの?」
凛「…げ」
潔「げってひどいなぁ」
凛「なんか用かよ」
潔「いや?ただの買い出し」
凛「なら話しかけんな」
潔「…なぁ、サッカー好きなの?」
凛「だったら?」
潔「凛も知ってるだろ?俺がブルーロックの選手って」
凛「当たり前だろ」
潔「だからさ、ブルーロック来ねぇ?」
凛「…は?」
何を言い始めたかと思えば。んなバカなこと。
凛「行ったらなんか良いことあんのかよ」
潔「今よりもっとサッカーが楽しく出来る」
凛「…他には?」
潔「飯もある」
凛「考えとく」
ちょっと興味湧いたかもしれない。
潔「!あぁ!」
潔「あ、あと行くってなった時は凛のこと家で保護するから!」
潔「そうなったら家族の一員だ!」
凛「…行く可能性下がった」
潔「え!?」
腹減った…
凛「じゃぁな」
トコトコ
潔「怪しい…」
潔「つけてみるか」
潔side
スーパー入っていったな…
前と同じところ。
スッ
潔「ぁ」
盗みやがった。
出てきたら問い詰めるか。
潔「り〜ん?」
凛「ビクッ」
潔「盗みは駄目って言ったよな?」
凛「…うるせぇドガッ」
潔「いった…!」
凛「フン」
凛「ベッ」
凛side
ここまで来れば大丈夫だろ。
潔「捕まえた」
凛「…」
潔「凛〜?良い賭けしようぜ?」
凛「賭け?」
潔「あぁ、サッカーしようぜ」
凛「サッカーでなんの賭けすんだよ」
潔「俺も高校生だからそんな汚いことはしない」
潔「凛がこの試合で1点でも取れたらもう俺はもう俺は凛の家庭情報には口を出さない」
凛「俺が負けたら?」
潔「盗みをやめてもらう」
凛「ハッ上等だ」
ダッ
潔side
まぁ小4vs高1じゃ結果は視えてる。
凛「タッタッ」
潔「よっ」
ドンッ
あ、
潔「大丈夫?」
凛「うるせぇ…」
それからも試合はずっと続いたが凛はずっと転んでばかり。
一度やめようかと声を掛けたけれど、うるせぇと試合続行。
でも、流石は凛。
悪いところはすぐに直してくる。
やっぱり凛は凛なんだな。
そんなことを思っていたら。
凛「警戒薄くねぇか?」
凛「ザッ」
潔「!?」
バンッ
負けた…
今何が起きた!?
凛「おい勝ったぞ」
凛「あとから無しとか言うなよな」
凛「敗北者?w」
クソガキ…
凛「ぁ、もう帰る」
凛「またな」
潔「あぁ!」
コメント
2件
やっぱり凛ちゃんはいつでも凛ちゃんだなぁ*⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝*ワンダホォォォォイ