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1

嫌い

♥

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2023年10月14日

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こんちす!!

こんちす…???

こんちっすのほうが語呂いいな…

こんちっす…???

ばいばいするときはばいちっすだな…

ばいちっす…???w





ちゅーい


らだぺん

ほんの一部らだしに

まだ付き合ってない

学パロ















pn side



rd ︰ ねぇ、ぺいんと、俺のこと好き?



今月に入って何回目だろうか。

多分少なくとももう24回目くらいは言われている。



pn ︰ 、、、嫌いだよ、ばーかっ!



元気良くそう返したあと、目の下を人差し指で引っ張り、彼の方を向きべーってする。

そんな俺を見て不満気な顔をした後、残念そうなトーンでそっかぁなんて溜息を着きながら、机にでろーんとする。

こいつが俺のこと好き?とか好きとか付き合おうとか言う度に、同じことを毎回言っている。

最初は本当に嫌いで、言うのも罪悪感があったけど、ここまで来ると嫌いかと聞かれると嫌いでは無いし、罪悪感も無くなってくる。

ごめんなーとか適当に謝り、そっと彼を撫でた。










数時間後




rd : ねぇぺいんとー、



授業後、少し疲れたような顔でこっちに向かってくる。

また好きとか付き合おうとか言われるのかなって思っていたら今度は全然違う問いだった。



rd ︰ ずっとずっと俺のこと嫌いって言うけど、なんでそんなに嫌いなの?



なんて不思議そうな顔をしながら、まじまじとこっちを見詰められる。

正直今はもう嫌いでは無いから、なんて答えるのが正解なのか分からない。

もしも遊ばれていたとしたら、嫌いじゃないなんて言ったら、もう話しかけてこないかもしれない。

嫌いなところなんて正直もう分からない、どうしようと考えていたら、何故か急に、彼はそっかなんて言って、別の話題を出し始めた。

、、なんだったのだろうか、

てか、なんで俺は、こいつに話しかけて欲しいんだろ、、








~別の日の夜~




今日も、いつも通り授業を受け、友達と話し、また此奴のしつこい問いを聞いた。

全部返すことは満場一致、全て嫌いで統一していく。

毎回言われたあと、こいつが見せる顔が面白く、くすっと笑ってしまう。

残念そうな顔、なんかちょっと悲しそうな顔、悲しそうに笑う顔、色々見える。

、、でも何故か最近はエスカレートしてる気がする。

いつもなら好きとか言葉だけなのに、最近ではいよいよハグとかで張り付いてきたり、手繋いで来たり、色々される、

別に、嫌では無いけど、不思議と何故か緊張してしまう。

そんな俺を見る度に、隠しながら面白そうにらっだぁは笑う。

、、、バレバレなんだけどな、w


そういえば、だいぶ話がズレるけど、今日は今日は夜に、だいぶ前から仲良くしてる友達3人と通話でゲームをする約束をしている。

、、何故からっだぁもいるし。

話によると、結構前から彼奴らとらっだぁは認識がある上、まぁまぁ仲がいいんだとか、

なんなら1人は結構距離も近いし、凄く仲が良いらしいし、、

実際は3人とはクラス別だから、そこまで話したり絡んでるところは見たことないけど、

どれぐらいの仲の良さなのだろうと少し期待を膨らませながら、チャットアプリを起動して、今日の為に作られたグループの通話に入る。



sn ︰ あ、ぺいんとさん!やっと来た!



画面に示されたアイコンを見ると、俺以外の全員が揃っている、。

時間ピッタリに来たはずなのにと疑問を抱きつつ、時計を見ると、集合時間から15分も過ぎていた。

なかなかに体内時計が狂ってるななんて思いながら、遅れてごめんなんて軽く謝り、みんなで話し合ったゲームで遊ぶことにした。

ゲームを始めて数時間後、ただ普通に楽しもうとしてゲームをしてただけなのに、何故か急にらっだぁがもっと楽しむ為に罰ゲームを入れようとか言ってきて、何故か死んだ人は罰ゲームを受けることになった。

、、俺はまぁまぁ得意だからいいけど、提案した張本人はとにかくこのゲームがとてつもなく不得意!!!とにかく下手。

だから、当たり前のように毎回毎回罰ゲームはほぼらっだぁに当たる。

罰ゲームは全部統一して秘密を暴露することだけど、、まぁ、知ってるような秘密ばかり。

他の人の秘密を聞きたいなぁなんて思っていたら、何故かここでしにがみがわざと死んだ。

話によれば、段々可哀想になってきた上、みんなに暴露したいことがあったとか。

自分から暴露したい秘密があるってそれはもう秘密じゃない気がするけど、、まぁ、いっか。



sn ︰ 実は僕!みんなと集まる前に、らっだぁさんとお付き合いし始めたんですよね!



、、は、?



rd : ねぇー、それ言うー、?俺にも被害来るんだけど、、



否定、してよ、



kr ︰ まぁまぁ、おめでとうございます、w



あ、そっか、、



tr ︰ お似合いじゃないですか!w



おれ、らっだぁのこと、好きなんだ、



pn ︰ 、、いーじゃん、おめでと、



震えた声で言う、今にも泣きそう、と言うかもう泣いている。

ずっと、ずっと嫌いでいなきゃ行けないのに、好きなら幸せを願う為に素直に喜ばなきゃ行けないのに。

考えれば考える程涙が出てしまう。



kr ︰ ぺいんと?どーしたの?泣いてない?


pn ︰ あ、いやべつに、、



泣いているのがバレたくなくて必死に隠す。

それでも、考えていれば考えるほど悲しくなってくる。

声を聞けば聞くほど悲しくなってくる。



pn ︰ あ、ごめん、俺ちょっと体調悪いからもう落ちるわ、



なんて言った後、誰ならの返事も聞かず、素早く通話から退出した。

頭が真っ白で、気付けば自分の頭は部屋の端にある枕へと埋め込まれていた。

思い出せば比例して涙が零れ落ちてくる。

悔しい気持ちや悲しい気持ち、今までの行動はなんだったのかと怒りの気持ち、色々な感情が入り交じってきて、もう何がなんなのか分からない。

そんな絶望している俺の元に、少し可愛らしい音とともに、一通のメッセージが届いた。

送り主は死ぬほど苦しい気持ちの元凶の彼奴からだった。

内容はたった一言、今少し話せるかってだけだった。

話したくないなんて気持ちを抱きながら、変に不快に思われて、嫌われても嫌だし、辛い気持ちを抱きながらも、うんなんて冷めきった反応で返事をした。

何かと思えば送られてきたのは聞き馴染みのある言葉。



rd ︰ 『 ねぇぺいんと、俺のこと好き? 』



もう数えたくもないこの言葉。

いつも通り、嫌いだよばーかなんて打つ。

もう、罪悪感なんて抱いてない。

嫌い、嫌い嫌い、大嫌いすぎて殴ってやりたい。

本命がいるくせに、なんで遊びでそんなこと言うんだよ。

期待させるなよなんて想いを込め、涙を流しながら、送信ボタンを押す。

でももしかしたら、この嫌いはらっだぁのことを指しているのではなく、らっだぁのことを好きになってしまった、俺自身のことを指しているのかもしれない。



rd ︰ 『 そっか、俺は大好きだよ、ぺいんとのこと 』



この言葉が本当じゃなくても、少し嬉しいと思ってしまう俺がいる。

こいつの友達として、あいつの友達として、叱ってやらなきゃ行けないのに、もっと求めてしまう。

もっと言って欲しい、俺にもかまって欲しい。

愛して欲しかった、なんて思いながら、そうゆうのは本命だけに言うのが正解なんだよって返した。

返した後、また枕に顔を埋め、まぶたを閉じた。






~翌日~




目を覚ますと、記憶の中ではさっきまで真っ暗だった窓の外はうるさいほどに光を照らしていた。

あのまま寝てしまったのかと思いながら、現在時刻を見た。

泣き疲れていつもより早く寝たからか、1時間前ぐらいから早く起きてしまった。

昨日のことを思い出し、彼のトークを開く。

最後に送られていたのはたった1文。



rd ︰ 『 うん、御免 』



その言葉を見て改めて実感する。

やっぱり失恋したんだなと、悲しくなって悲しくなって、また涙が出そうになってしまう。

俺はこいつに何も返さず、トークを閉じた。

閉じたあとのホーム画面には、昔からの仲良しの紫色のあいつから1件来ていた。

何かと思えばこいつもたった1文、放課後屋上に来て欲しいという要望だけだった。

正直に言うと、今は顔を合わせたくない。

でも、色々と聞きたいことが山ほどある。

少し謎に恐怖を覚えながら、俺は要望に答えることにした。








~放課後~



屋上の扉を開けると、今日は一度も会話を交わさなかった青色のあいつの姿があった。



pn ︰ 、、なんで、お前がここに居るの、?



風になびかれて俺の方を見詰め、棒立ちしている彼は、なんだか少し申し訳なさそうな顔で微笑んでいた。

そんな彼は俺の質問に答えず、ただ一言。



rd ︰ これで最後にしよっか、



最後と言われ、だいたい予想が着く。

もう何回目か分からない、あの言葉。

最後ぐらいは、迷惑かもしれないけど、ちゃんとした本心を伝えて、悔いのない終わり方にしようと心の中で決めた。



rd ︰ ぺいんと、俺のこと好き?


pn ︰ 、、好きだよ、友達じゃない、恋愛的な意味として。



涙は出てしまっているのかもしれないけど、涙を堪えながら述べる。

らっだぁの表情はいつもとは違う、不満気な顔でもなく、残念そうな顔でもなく、ただ、満足そうに優しく微笑む表情。

そんな表情のまま、そっかと呟き、俺の元に近寄って俺の頬にそっと手を置いた。

何かと思えばそっと俺の口に口付けをしてきた。



rd ︰ 俺も、大好き、恋愛的な意味としてね。


pn ︰ 、、付き合って早々浮気かよ。



言葉に出さないだけで、困惑している。

口付けされたことに対しての困惑、急に告白されたことの困惑。

頭が真っ白な癖に、多分きっと顔は真っ赤なんだろう。

そんな真っ白な俺に彼は丁寧に今までのことを説明してくれた。

簡単に説明すると、俺にどこが嫌いかって聞いた時に、俺のこと全部察したらしい。

その時は俺自身は気付いてなかったけど、、何故からっだぁは俺がこいつのこと好きなのを気付いてたとか、

その後、気持ちを言ってもらう為にしにがみくんに協力して貰ったとか、

やばいなこいつなんて思いつつ、少し安心した自分がいた。




rd ︰ ねぇ、ぺいんと?もう二度とぺいんとのこと、こーやって悲しませないからさ、俺と付き合ってくれないかな、



その言葉を聞いた瞬間、目から沢山の涙が零れ落ち、少し間を空け、大きく頷いた。

すると、彼は嬉しそうに目を見開き、勢い良く、抱き着いてきた。

そのあとは互いに微笑みながら、これからよろしくなんて交わした。
























おまけ



ちゅーい


くろぺん要素有

らだぺん

ちょっとらださんが怖い














~もしもしにがみくんのメールに気付いてなかったら~



pn side




~放課後の下駄箱~



今日は1日らっだぁと交わすことも無く、一日が終わった。

当たり前だ、あんなことがあったのに平気で話せる訳が無い。

昨日のことを思い出すと涙が出てくるけど、それを堪え、ほとんど人が居なくなった下駄箱で靴を履き替える。

履き替えてる中、方にぽんっと手を置かれ、それと同時にわっと驚かされた。

大きな声を上げ、後ろを振り向くとフードを被った白髪の昨日通話越しで話した人の姿があった。



pn ︰ クロノアさんか、、吃驚させないで下さいよ!!!


kr ︰ ごめんごめん、w 昨日、大丈夫だった?



勘のいいクロノアさんのことだから気付いてるんだろう。

俺が泣いたことも、多分、俺がらっだぁのことが好きなことも、、。

多分また勘づかれるんだろうなと思いつつ、大丈夫ですよなんて自分なりに上手く出来たと思う作った笑顔で答える。

そんな俺を見て予想通り、綺麗に勘づかれてへったくそな作り笑いなんて笑われながら言われ、抱き寄せられた。



kr ︰ 、、らっだぁさんみたいにぺいんとを好きに出来るか分からない、

でも、悲しませたりはしない、だから、、俺と、付き合って、



撫でながら言われる。

やっぱり、クロノアさんにはなんでもお見通しなんだななんて思う。

クロノアさんに対して恋愛感情なんて一切向けていない、でも、それでも、クロノアさんのその気持ちに答えたいって言う思いがある。

少し悩んだ結果、こくりと頷き、泣きながら、よろしくお願いしますと呟きた。








rd side



下駄箱裏で息を潜め会話を聞く。

さっき、しにがみくんからメールに気付いていないと言われ、まだ校舎にぺいんとがいるかと確認する為に下駄箱に来たらこの通り。

クロノアさんがぺいんとのことを抱いていて、付き合ってしまった場面に遭遇してしまった。

今から出れる空気でもなく、冷静にただ、盗み聞きをする。

完全にぺいんとが惚れる前に奪い取ればいい話、たったそれだけ。



rd ︰ 大丈夫、ぺいんと、だって俺らは、運命なんだから。



















ふは、めちゃ雑だ!!没だ!!!

はぁ、突如思いついたものだから許して??

すげー、5.000文字超えてるよ、なんならもうそろそろ5.500行っちゃうくらいに多いよなんて話してたら超えましたおめでとうございます、

よし!没だ!!

じゃ、ばいちっす!!!

矛盾してんだよな、、ww

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