テラーノベル
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ども!
今回初めて曲パロします!
『IMAWANOKANE/いよわ』さんの曲パロしまーす!
初めてだから下手です!すみません!
🦀✖️🐱
⚠︎最初は第二次世界大戦の話?というかちょびっとそんな感じのものがあります!
ードラマを見るのが好きだった
「「(だって、嫌なこと忘れられるから)」」
この世界は今、戦争真っ只中。
日本の上空には毎日、休まず朝も昼も夜もずっとアメリカ軍のB-29が機体を輝かせていた。
平和な日々はいつ訪れるのか。
みんなが幸せを願って、勇敢な兵隊を送り出す。
独り立ちできるようになった男性には真っ赤な封筒が届く。それが最期を表していた。
そんな中、俺だけは違った。
体が弱く、立つことさえも難しい俺は使えない存在らしい。
「レトさん、俺だけだよ」
そうやって笑っていったお前は、結局消えた。
死にそうになっていた仲間を放っておけずに、助けたら亡くなってしまった、らしい。
ー「絶対帰ってきてね」
そうやって無理して笑っても、最期はあの笑顔だけだった。
それを追うように俺も体調が悪化し、すぐに死んだ。
ドラマを見るのが好きだった。
毎回飽きずに見るのは離れ離れになった二人がもう一度会える、そんなものだった。
「(もし、アイツが今世にいるのなら)」
ドラマの中の主人公に自分を当てはめて、幸せに塗れた甘いハッピーエンドに浸っては眠るのが習慣になりつつあった。でも、それが一番好きだった。
気がつけば夜の風景は消えて、カーテンさえ閉めていなかった窓から差し込む光と微風が、いつも朝を教えてくれていた。
「…さむ、」
まるで氷に包まれているような、いつのまにか布団の中さえ冷えていた毎朝。
慣れていた気もしたけど、遠い遠い昔を思い出すと指先が震える。あの時はまともに歩くことさえできなかったっけ。懐かしいなぁ。
「(…今日もひとりがいい)」
いつのまにかずっと一人で。でも誰にも会いたくないのは確かだから。そんな風に過ごしていても俺には全く同情してくれない太陽を睨んでは、意味がないことに呆れてため息だけが部屋の中に積もっていくばかりだった。
でもある日、ただ興味を持ってゲーム実況ってのを始めた。話すのが苦手でも、誰かとすぐ仲良くなれなくても、そんなんでも誰でも俺を認めてくれる。そんな暖かいものだった。
チャンネル設立して、ツイッターを始めて、ただひたすら投稿していた。
『 キヨ。さんにフォローされました 』
たまたま好きなゲームの情報を探っていた時にきた通知に体が跳ねて、変な声が出た。
「キヨ、くん…!?」
フォローされるくらい、普通のことになってたのに。昔から聞きなれた、見慣れた名前に何故かガンガン頭が痛み出した。
「…フォロー返し、…したら…」
震える手で青色のボタンを押した。
今日は出かける用事があった。
朝、バス。過ぎていく結露越しの街をぼんやりと見つめていた。
視界の端にもバス停がぼんやりと映ってきた。特に何も起きず目的のバス停に降りると、携帯に送られていたマップを開く。
そんな中、すぐ隣を過ぎていった誰かに懐かしさを覚えた。
それでさぁ!すごいしょ?!
低く、安定した声を少し裏返して。誰かと話しているようだ。
「…ぁ」
気づけば彼の手を掴んでいた。
彼の背中には白純に輝く翼が見えた。
いや、それは俺の幻覚かもだけど。
「…れと、さ」
その四肢を見た。
それから彼の懐かしい顔を見た。綺麗に輝く目からはきらきらと涙が溢れていた。
ああ、間違いなくあなたは私の
「「…天使だ」」
明日お祭り行ってきます。初めて浴衣で行く
コメント
1件
初めての曲パロにしては凄くないですかね!? IMWANOKIWA…私めっちゃ好きな曲です、💕(実は私もこの曲で曲パロを書いたことがあります…🤭)少し考察のようなものが入っていて本当に好きです…💕 転生してまた逢えるというのは本当に素敵な物語ですよね、