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黄side
黄『ハァッ、ハァッ…』タッタッタ
ころちゃんが何も持たずに
家を飛び出していった。
現在時刻は22:30
辺りは真っ暗で
不気味なほど静まり返っている。
黄『っはぁ、いない…』
ころちゃんが行きそうな場所は
とりあえず全部行ってみたけれど、
ころちゃんどころか
通行人一人さえも見当たらない。
途方に暮れて、
来た道を戻ろうとしたその時____
?『…や……ぁ…ッ、』
黄『…! ころちゃん…ッ!』ダッ
声のした方へ走っていくと、
そこには確かに僕の彼女…
と、その上に股がる男。
僕は頭まで血が上る感覚を覚えながら
男に低い声で話しかけた。
黄『その汚い手、離してもらえますか』
男『はぁ?w お前誰だよw
嫌に決まってんじゃん。
こんなに可愛い子、
なかなかいねーもん。』スッ
青『やぁ…ッ、ぁぁっ』ビクッ
離せ、と言っているのに
全く離そうとしない変態ク○野郎。
僕は無言で男に近づき、
その手を潰すくらいの勢いで握った。
黄『離せって言ってんだろーが』グッ
男『ッ、わ、分かった、
分かったから離してくれ…っ』
男の必死な様子を見て
僕が手の力を緩めると、
男は隙あり、と言わんばかりに
にやりと笑って手を振りかざした。
青『っ、るぅとく…!!!』
黄『……』パシッ
こいつ、反省する気0じゃん。
僕は男の手を軽々と受け流し、
そのまま男の股を思いきり蹴った。
男『あ、ぐぁぁ、うぅっ…』
黄『ソレ、使い物にならないように
されたくなかったら
早くどっか消えてください。』
男『く…っ』ヨロヨロ…