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「い”、たい」


痛くないのに


何も感じないのに…!!


そう嘆くばかり


「やめてよ、、ッッ」


そう言ってもやめてくれなかった。



新学期。


…いじめは終わったが、


小指を机にぶつけても


ふらふらしてから壁にぶつかっても


それを見た生徒が「大丈夫?」なんて言っても


何も感じないまま


新学期が終わった。




それから、2年になった時


何も感じないのは引き続きだったが、


忘れかけていたチーノと同じクラスになり、


新しい先輩と関わり始めた。


転校生、らしくて


やたらと俺に話しかけてくる。


どうやら、わいを気に入ってるらしいが。


そんな事どうでもいい。


早くクラスに戻らへんと…


「つ葉さー!!」


……クs先輩が来た。


逃げなければ、そう思った瞬間に


「…逃げようとしたやろ??(ニヤッ」


「……あ、はい。」


怪しまれても


冷たく返してしまう


“何も感じない事”の代償みたいなもので


いつも冷たく返してしまう。


チーノからは


「冷たー…」


とかよく言われるが


一切気にしない。


「何ぼーっとしとんの?」


え、コイツに心配されたら嫌だ()


「……何でもないっす。

てか、いつも何でわざわざ2年塔来るんですか?」


「会う手段ないやん。」


ばか??


「いや、あるでしょ。

待ち合わせしたり」


「……確かに」


くそせんぱーい???


「んじゃ、また。」


「あ、待てや!!」


授業遅れるやん。


いっつもだるくて屋上とかでサボってるけど


この人もだけど。


「…なんすか。」


「明日!!

一緒遊ぼうや!!(ニカッ」



先輩の


そのにかっ、とする顔が


俺は好きでした。


「…いっすよ、激しい事禁止ですけど」


「どゅおーい!!(??)

ドッジボールは!?」


何言ってんのこの人…


「無理です。

そもそも2人で無理っしょ」


「あ、そっか。()」


おい


「ま、そんじゃ

俺は屋上に」


「えー!!俺も行くぅ!!」


この人以外に優等生なのに


俺が屋上行く、って言ったら


屋上行きたがるんだよな。


どうせ行かんけど


「優等生じゃなくなるのいいんすか?」


「それはやだ」


やっぱr…((


「でも行くわー!!」


は??


何だろう、この感じ


ひさしぶり、に味わった気がする




なんで?


どうして、?


せんぱい…?

幸福理論法《完結済み》

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