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王子と醜いうさぎの恋物語【完結済】

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王子と醜いうさぎの恋物語【完結済】

21 - 訪れた平和【最終回】

♥

160

2022年10月25日

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ども、主です。それでは本編どうぞ!


ーななside

なな・れん『ペルセウス』

タルタロス「なっ、、、お前ら!何故その魔術を知っている!!それはイロアスしか使えない、究極の覚醒方法だ!なぜお前らのようなガキが、、、!」

なな「簡単やねん。」

れん「俺達が、、、」

なな・れん『イロアスなんだから。』

私達が何故その覚醒方法を知っているのか。それは私達自身もわからない。でも、ピンときたことだけは確かなのだ。受け継いだもの。それがこの正義感と誰かを守りたいという意志が力となるのだと。

なな「これで、、、終わりや!!!!」

タルタロス「貴様、、、貴様らぁああああああああああ!!!」

そんなタルタロスの叫びとともに、屋敷はボロボロに砕け、私達も跳ね飛ばされた。そこらじゅうが光りに包まれ、一瞬意識を手放した。

れん「、、、ぇ、、、、な姉、、、、なな姉!!」

なな「( ゚д゚)ハッ!れん!無事やったん!良かった〜!!」

気がつくと、そこは何もない草原のようだった。でも、ここがタルタロスの城跡だということだけはわかる。残骸がいくつかあったが、タルタロスの姿はなかった。れんと肩を組んで立ち上がった。もう歩くのがやっとなくらい疲れた。そんなことを忘れて、母さんを探した。母さん、、、どうか、無事でいて、、、。

れん「な、なな姉!あそこ!!」

れんが指さした方向を見ると、そこにはうつ伏せになって倒れている母の姿が。痛みなんか忘れて、私達は母さんの元へ駆け寄った。幸い、脈はあって、特に命に別条はなかった。

💜「ん、、、なな、、、れん、、、久しぶりだね、、、。」

なな・れん「母さんっ!!!!」

私達は思いっきり抱きついて、わんわんと泣いた。数年ぶりに感じた母のぬくもりは、実に癒やされるものだった。母さんも驚きはしたものの、しっかりと抱きしめかえしてくれた。涙が収まりきらない。

れん「もう!心配したんだぞ!」

なな「せや!もう、、、母さんがもし死んじゃったらなんて考えちゃったりしたんだから、、、!」

💜「皆っ、、、ごめんねっ、、、本当に、、、よく頑張ったねっ、二人とも!」

なな・れん「うんっ!!」



それからというもの、私達は王国に戻った。父さんは大喜びだった。

🧡「よく頑張ったな、、、!本当にありがとな!なな!れん!流石は俺の自慢の子供たちや!」

💜「ホント、見ないうちに成長したね、、、。」

なな「当たり前や!」

れん「うん!俺たち、いっぱい頑張ったもんな!」

🧡「そっか〜、、、。あ!そうだ!冒険のこと、俺たちに聞かせてくれへん?いろいろと気になるわぁ。」

💜「俺も知りたいなぁ。今後の国の政治の参考にしたいし。」

なな・れん「もっちろん!!」

私達の冒険は終わっちゃうけど、父さん、母さんには語りきれないくらいの冒険の話をいっぱいしてあげるんだ!


fin.


はい!いかがでしたでしょうか?最終話まで読んでいただき、誠にありがとうございます!いいねやコメント、フォローよろしくおねがいします!それじゃ、おつてぬ〜!!!

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コメント

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うわぁぁぁぁ泣 𝑯𝑨𝑷𝑷𝒀 𝑬𝑵𝑫だぁ~!! お疲れ様でした~!

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