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雄登「俺、スカウトされて、」



苺花「は?」



雄登「だから、大学一緒のとこは行けない、」



苺花「そ、う、なんだ、」



雄登「ごめん、」



苺花「自分で決めたの?」



雄登「うん。」



苺花「そっか、頑張れよ!笑」



雄登「苺花………、」



苺花「なんで泣きそうになってんの、」



雄登「っ…泣」



苺花「も〜、ほら、泣かない!笑」



雄登「苺花、俺 絶対有名になる、」



苺花「うん。応援してる。」

















小さい時はなかった差が今拡がった気がした。


雄登。


応援してるよ。


雄登なら大丈夫。


雄登のおかげでなりたい夢が見つかりました。


雄登ともう少し長くいてもいいですか?


だから、一緒にいるために頑張ってみます。


雄登。


雄登。


大丈夫だよね。


私たちならやれる。




















━━━━━━━━━━━━━━━

はぁ、


ちょっと憂鬱な気持ちで席に着く。



飛貴「苺花!おはよ、」



苺花「あ、飛貴おはよー」



飛貴「今日までだって、」



苺花「ん?何が?」



飛貴「進路希望調査票!!」



苺花「あ〜そっか。出そ、」



飛貴「俺もぉ〜」



ごめんね飛貴。


一緒のクラスにはなれないよ。


なんも知らない飛貴が


無邪気に笑ってるのが辛い。


ごめんね


私って誰が大事なのかな、

また明日隣の席で

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