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【初見さんへ】
紫さん→紫音くん
橙さん→しえるくん
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
〈紫音くん視点〉
お腹空いたなぁ
オムライスまだかなぁ(o^-^o)
…
ずっと机の上にいるのつまんない!
なんかないかなぁ?
そーいやスマホどこやったっけ?
「あ、あった」
しえるくんが机の上に置いておいてくれたのかな?
「でっか…」
でかすぎんだろ持てねぇよ…
「ふぐっ、ぅ」
お、重い…
がんばれ紫音くん!
「よいしょ、よいしょ」
よし!ここまで来れば安全だよね!
「んーと…ん、まぶし」
明るさ下げなきゃ
「なにしよっかな~」
むー…?
「久しぶりにこれしよっかな?」
俺が開いたアプリは最近人気がある某音ゲー
「あ!俺この曲好き!」
これやる!
『~~~♪』
端末から音楽が流れ、譜面が落ちてくる
「わあっ!」
画面が大きいからゲーセンでやるみたいで気分が上がってきた
「きゃはははは!うわぁ~ぁ!」
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
〈しえるくん視点〉
「っ”ぅ”…」
俺の彼女がかわいい(定期)
某ゲームをしているらしい
あんなちっちゃくてかわいいおててをスマホ画面にぺちぺち叩きながら、
きゃっきゃっ言っている
…赤ちゃん?
こればぶだろ
もりうさ しおんくん (3)
ってテロップがテレビに出ても納得できる(?)
おしゃぶり買ってこようかな
育てたい
………はっ!
危ねぇ俺の中の母性が爆発するとこだった…
よく目覚めた俺…
「ふぅ、こんなもんか」
オムライス完成!
かわいい紫音くんに持っていこう
俺のは後で作ろっかな
「紫音くん!オムライス出来たで!」
「わあっ!しえるくんありがとう!
って…どうやって食べよう?」
あ
「確かに…」
言われてみればそうだ
紫音くんは今小さくなっている
でも俺が作ったオムライスが普通のサイズ
…!
「じゃあこうすればええやん!」
「どうするの?」
「それはな…」
俺はそう言うと
持ってきたスプーンでオムライスをすくい、
紫音くんの前に持ってきた
「こっから食べたらいいんちゃう?」
「おぉ…凄い!しえるくん天才!」
ぴょんぴょんジャンプする君が愛しくて仕方がない
「ん、あっつい」
「ふーふーしちゃんか?」
「!してして!」
…うん。こんなもんやろ
「はい。紫音くんどうぞ」
「うん!いただきます!」
はむっと君が一口
「おいしい!」
ぱぁっと効果音が付きそうな程顔をキラキラさせたと思ったら、
もう一口、さらにもう一口と食べ進めていった
口いっぱいに詰めて頬張る姿は小動物みたいで癒された
「ん…おなかいっぱい」
「うん!いっぱい食べたなぁ」
「じゃあゲームの続きする~!」
「あぁ、待って待って!口ケチャップついてるから」
「え?…どこ?」
「待ってなぁ。拭いてあげるからな」
今の紫音くんのサイズだったらティッシュ1枚で十分だろうな
「口こっち向けて」
「ん!」
優しく拭いてあげないけんわ
なんか潰してしまいそうだし
「もごもご」
「口動かさないの!…よし。完了!ゲームしてきてええで」
「やった!しえるくんありがと!」
「どういたしまして~」
…さてと、
とりあえず落ち着いたな…
朝から紫音くんが小さくなってバタバタしてたからなぁ…
疲れた…気が抜ける
……ちょっとまて
服どうしよう
流石に数日間同じ服はまずい
やば完全に忘れてた
持ってる服じゃどう考えても大きいし、
かといって作れないし、
そんで今の紫音くんサイズの服はないし…
…………!
いや、ある
紫音くんサイズの服
「紫音くん!俺ちょっと買い物行ってくるなぁ~!」
「分かった!行ってらっしゃい!」
俺が家を出て向かった場所は近くのショッピングモール
そのショッピングモール内にある服屋と布地店には目もくれず、
真っ先に行ったのは…
おもちゃ店だった
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
こんにちはこんばんはにゅーんです☺️
連載大変…😖
これ淡々とやってる皆さん凄すぎる…✨
今日はここまで
またのお越しをお待ちしております🙇
以上!にゅーんでした😉