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凪乃 星奈@高浮上(?)↺
「律さんのために頑張ろうって……素敵ね」
琴音はふっと微笑んだあと、視線を少し遠くへ投げる。
「律くんも、立派になったなあ……」
ぽつりと漏れたその言葉は、温かさと同時に、どこか切なさを含んでいた。
華はその横顔を見つめ、胸がざわつく。
(琴音さん……今の表情……)
優しく穏やかな笑みの奥に、ほんのわずかな影が差していた。
それは、華にとって見過ごせないものだった。
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