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“あの時、なんでいなくなっちゃったの”
11月2日
秋が終わり、冬の空気が世の中に入ってくる季節。
俺は、この季節があまり好きじゃなかった。
一人寂しい部屋で、いつも帰りを待つ人がいる。
mz「…いつ帰ってくるの、…ッ」
あの人は、いつも俺に嘘をつく、からかってくる、あの嘘とからかいは、バカな俺だからこそ騙せたってこと、?
mz「嘘つき…ッ、バカはどっちだよ、」
大好きだった、“はず”
8月25日
愛する人が消えた日。
いつも通りに過ごして、いつも通りにバカやってて、いつも通り幸せだった日常。
pr「mzた〜、」
mz「ん?なに〜?」
pr「…今日、夜仕事で、でなあかんくなったぁ、…」
mz「えぇ、?!またぁ、!?」
pr「んーッ、ごめん、…」
mz「いや、仕事だから仕方ないけど、」
pr「えー、でもぉッ、せっかくのmzたとの休日がぁ、…」
mz「俺はいいのっ、!!」
pr「やばい、行きたくない、」
mz「早く言ってきなよ!遅れるよ?クビにされちゃうよ、?笑」
pr「冗談でもいうなぁ、((」
mz「ほら、俺も待ってるから!俺を養うんでしょっ、!笑((グイッ」
pr「はぁ〜い、」
pr「…じゃ、いってきます、(口付」
mz「ん”ッ、!?//」
pr「ふはっ、w、ほんまおもろいなぁ、笑」
pr「愛してるで((にこっ」
pr「じゃ、いってきまーす♪」
mz「いってらっしゃいっ、!((にこっ」
ガチャ
少し寂しいけど、prちゃんのためだったらなんだってする。
でも、その平和は一瞬にして、途絶えた。
プルルプルル
ガチャ
mz「はい、?」
mb「prさんのお知り合いで間違いありませんか!?」
mz「そうですけど、prちゃんになにかあったんですか?」
mb「その、prさんが、“人身事故”に遭いました、」
mz「…は、ッ?」
もう消え入りそうな声と、震える手がいうことを聞かなかった。スマホを落とし、膝から崩れ落ちた。
プルルプルル
もう聞きたくない着信音。
ガチャ
mz「…akッ、」
ak「何も言わなくていい、何も考えなくていい、からッ”、病院に来て欲しいッ、」
mz「わかっ、たッ”、…」
病院についても、ついても、聞こえてくる声は違った。
ak「…見なくていいよ、大丈夫、」
mz「…、prちゃんはッ、…生きてるもんッ、(泣」
ak「…うん、そうだよね、」
_________きっと’
もう一度、声が聞きたかった。
もう一度、愛してるって言って欲しかった。
もう一度、抱きつきたかった。
言い出したら、キリがないくらいにやり残したことが浮かんでくる。
mz「居なくなるのはやすぎだっつーの、っ笑」
mz「俺を養うんじゃなかったのー?、笑」
mz「…、ッ、…(泣」
mz「うう”ッ…(泣」
いつのまにか目に涙が落ちてきて、一人暗闇の中で嘆く自分に嫌気がさした。
もう一度、_____
「___、___ー?、」
誰だろう、ずっと俺の名前を呼んでいるのは、光が刺さっててよく見えない。
pr「mzたー?どうしたん、?」
そこにいるのは紛れもなく、
mz「え、ッ、…?」
pr「どーしたんよ、笑」
ずっと会いたかった貴方だった。
mz「なんでprちゃんが、生きてッ、」
pr「勝手に人を殺すなー、?笑」
この声、この笑顔、
mz「prちゃん…prちゃんだ…ッ(泣,pr抱付」
pr「おわッ、?!、ちょ、ほんまにどーしたんよ、?、笑(mz頭撫」
夢みたいだ、生きてる、prちゃんが、ちゃんといるっ、…
mz「大好き、大好き、、っ」
pr「今日はえらい積極的やな…、?、笑」
今のうちに言っとかないと、また消えて行きそうな君が怖い。
pr「なぁ、mzた、ちょっと出掛けへん?」
あー、またこの一言だ。
mz「絶対に嫌、」
pr「えぇ〜?じゃあ俺一人で行くなー?♪」
mz「そ、それも嫌っ”!!」
pr「じゃあ行くでー♪」
mz「ちょ、ちょっと、!!」
夜なのに照明が沢山光っている野外は嫌いだ。
mz「ねぇ、なんでここー、?」
pr「ええやーん」
pr「俺、人混み好きやでー、?」
人混みが好き…、?
その言葉に違和感を感じた。
だって、prちゃんは人混みが嫌いだったはずッ…、
mz「…ぁれ、…prちゃんは、?」
考え事をしているうちにprちゃんを見失ってしまった。
最愛の彼女を置いていくなよ、ばかっ、
mz「はぁはぁ、…ッ(走」
mz「あ、!いた!」
mz「prちゃーん!」
俺に気付いてないのかな、なわけない、
mz「prちゃん!!ねぇッ、!」
mz「待ってッ、はやいって!、ッ」
前から来る人が邪魔でしょーがなかった。
mz「ねぇッ、止まってッ、!お願い!、ッ!」
mz「待ってよッ、!、…ねぇッ、」
mz「一人にしないでッ、…、?」
“置いてかないでよ、…ッ”
パチッ
目が覚めると“病院”だった。
そうじゃん、ぜーんぶ俺の妄想だったんだ。
“あの時”から、____
今日の日付は、『1月6日』。
prちゃんの誕生日だね。
mz「ははっ、…w、」
心の底から、笑みがこぼれる。
やっと死ねるって。
ガタンッ
屋上に行くと、冬の寒さからは考えれないほどの雪が降っていた。
『イルミネーションとか、prちゃんの誕生日に行けたらなぁ、』
『まだ先の話やろ、笑』
あの頃が懐かしい。
また一緒に喋りたい。
mz「今日は、世界で一番の幸せな日だねッ、…、(泣」
フェンスに腰をかけ、もうあとは風に身を任せるだけ、…
mz「…いってきます、((にこっ」
トッ…
今、あなたに会いに行く。
逢いに行く。
愛にいく。
愛に逝く’。
グシャッ
冬の綺麗な雪の真っ白さは、ただ気味の悪い赤色にそまっていくだけだった。
俺は、俺の使命を真っ当したよ。
ちゃんとできてたかなぁ、?
akにも、…申し訳ないなぁ、…
そう思い、目を閉じた。
来世では、もう離さないから、
絶対に、外なんて行かせてやんないんだから、
END
コメント
2件
やんば 泣く やん こんなん ... 🥲 時の 進み 書くの 上手すぎて 拍手 🥹👏 書き方 天才 ですかな 🙄🫶 参加ありがとうっ!!✨