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第7章〜貴重な体験〜
今日は当日。
日本軍「今日をもって。我々特攻隊はフィリピン周辺に向かう。特攻隊になったこと。我国のために活躍できることを誇りに思え!」
悟たちは水杯を飲んで、別れを交わした。
零戦の整備が終わり、続々に旅立っていく。
桜「さとるーー!!!!」
そう叫んだ。悟は振り向いて私に敬礼をひて、前を向き進んで行った。
悟の乗った零戦はどんどん奥に進んでく。
私はひたすら眺めることしか出来なかった。
そして私は店に帰り、1つ眠りについた。
目が覚めると。何故か周りが発展していた。
2024年の世界に戻ったのだ。時間を確認すると1日しか経っていない。不思議だ。夢にしてははっきりと記憶に残っていて、夢の感覚がない。まさに異世界に飛ばされたかのように。
学校に行くと、
先生「今日は第二次世界大戦を体験した 炭邦さんに来てもらいました。」
私はその名を聞いて驚いた。
炭邦「えー。みなさん。第二次世界大戦っていうのは。史上最悪な戦いだったんです。私は元特攻隊でした。しかし、零戦という機体の故障で私は免れたんです。しかし、私と共に進んだ仲間はみんな戦死しました。」
炭邦さんの話が続く。面影が残っている。あの炭邦さんだった。
炭邦さんの話がおわり、先生が質問ある人は挙手をしてください。っと言った。
私はすぐに手を挙げた。
私「炭邦さんは、柳岡 悟って方を知っていますか?」
炭邦さんは驚きながらも「何故その名を。」
私「あ。いえ。調べて。」
炭邦さん「そうか。知ってるも何も、私と共に言った特攻隊だった。」
やはり、あれは夢じゃない。
炭邦さん「あいつは。勇敢なやつだったよ。頼りになって、率先して。なによりも、桜ちゃんって子がいたんだけど、その人のことを愛してたよ。ずっと語ってるんだ。なぜ特攻隊になったのか。って聞くと。愛すべき人を守るため。としか言わないんだ。」
桜。やはり私だ。
私「桜。ですか。」
炭邦さん「あぁ。君はまるで、その子のような顔をしているね。美しい。まあ。柳岡は良い奴だったよ。最終的には、どうなったか分からないが、帰らぬ人となった。24歳だった。私はあの中では最年少だっただけに、衝撃的だった。柳岡も死にたくなかっただろう。国の命令だ。仕方ない」
私は涙目になりながらも「ありがとうございました。」といった。
先生「来週は平和学習に行きます。各々レポートや事前学習をしておいて下さい。成績に入ります。」
どうしても忘れられない。悟のこと。空母。沈めれたのかな。
そんなことを考えながら1週間が経過した。
今日は平和について学ぶため、特効会館に来ました。