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わんくっしょん
片思いだと思っているrbに催眠術をかけるwn
※こちらはnmmn作品になっております。
ご本人様とは全くの無関係です。
文が拙い、ちぐはぐな部分がありますが脳内変換していただけると幸いです。
地雷の方は自衛のため、お戻りください。
リクエストありがとうございます🙏✨
「ねぇねぇるべショウ〜」
ヒーローの合同合宿場で練習を終え、疲れきってぐったりしている者や談笑している者がいる中、飲み物を買いに行こうと立ち上がる。
死にかけの顔をした小柳に声をかけ、水を買ってくることを伝えると間延びした声が投げられた。
足の伸ばして地べたに座り込む赤城に手招きをされ、寄っていく。
「試したいことがあってさ、今夜時間ちょーだい」
「試したいこと、ですか?いいですよ」
少し考えたのち、そう返すと嬉しそうに空を映した目が輝く。
「じゃあ10時に3階の空き部屋ね」
絶対だよ、と言い、へにゃりと笑う赤城に思わず笑みがこぼれたのだった。
ああいうところが彼の愛される理由なのだと思う。
明るくて人当たりの良いところは赤城の良いところなんだろう。
おまけに幼さのある凛々しくも可愛いらしい顔立ちだ。
老若男女問わず好意を寄せられていてその中にはガチな人もいる。
自分は赤城が好きなのかどうかと聞かれれば好きではあるがそれはあくまで仲間としてだと思う。
けれど彼が彼に好意を寄せているであろう人からアプローチされているのを目にするとどうにもモヤモヤするのだ。
「変なの…」
そんな呟きはガタンッ、と自販機からペットボトルが落ちる音によってかき消された。
夜になり、それぞれ用意された部屋で布団を並べ、明日の話をする。
叢雲は疲れて眠いのかウトウトと頭が揺れ、言葉数が少なくなっている。
「明日も早いし寝るか」
「あぁ、そうだな」
小柳に全員が賛同し各々動き始める。
「ん…」
「ほら、カゲツー。布団までがんばって」
完全に寝そうな末っ子を支える伊波を手伝い、布団に横にする。
しばらくして静かに寝息を立て始めた叢雲の頬をつつく伊波に少し出てくる、と言うと約束した場所にいるであろう赤城のもとへと向かう。
3階は物置部屋のようで使っている人がほとんどいないため、すごく静かだった。
「お、やほー」
空き部屋へ入ってきた星導に座っていた長机から降り、招き入れる。
多少埃っぽいかと思っていたが案外綺麗な部屋を見渡していると後ろから鍵がかかる音が聞こえる。
「僕の目、見てて」
そこで記憶は途絶えた。
あれから3日。
毎晩のように赤城に呼び出され、気がつけば朝になっている。
そして顔を合わせる度にまわりの様子がなにやらおかしい。
首どうした、とか距離が近くなったときに若干気まずそうな顔をされる。
なんだなんだ、俺はなにかやらかしてしまったのか。
そう思うくらいにはおかしかった。
「小柳くん。俺、なんか変ですか?」
そう聞くと少し困ったような顔で目を泳がせる。
「あー…別に変ではないと、思う」
「え、なんか歯切れ悪くない?」
そして夜になり、また空き部屋へと足を運ぶ。
そして赤城と会う。
そこまでは覚えているものと同じだった。
「るべショウ。僕の目見てて」
そう言うと星導の顔を両手で押さえ、ぐっと近づける。
近くなった距離に驚きつつも平静を保っているとゆっくりと口が開かれた。
「僕が3つ数えると力が抜ける。僕がキスするまでさせたことは全部忘れる」
さん、にぃ、いち
ふっ、と力が抜ける感覚がするも意識はそのままで。
けれど身体の力が抜け、目の前の男の腕の中へ倒れ込む。
「ッ…ぇ」
「ごめんね。こんなの最低だってわかってる…これで最後にするから」
内心困惑しているとごめん、と弱々しい声が発せられる。
あの赤城ウェンがこんな風になっているのは初めて見た。
オリエンスは、他の人は知っているのだろうか。
首元から胸にかけてのボタンを外され、隠れていた肌が露わになる。
俺にだけならいいのに。
ふと浮かんだ言葉に息をのむ。
まるで独占欲じゃないか。
そう気づいてしまえば早かった。
自分は赤城ウェンという男が仲間ではなく恋愛的な好きなのだと。
星導が催眠術にかかっていると思っている赤城はそんなことも知らず、星導の肩を掴む。
急所とも言える首へ顔を寄せ、浮き出た鎖骨へ噛み付いた。
「ぃ”ッ」
尖った歯が食い込み、鋭い痛みが走る。
白い肌に赤黒い歯型がついたのを確認するとちゅ、と押し当てる程度のキスを落とし、そのまま吸いつく。
赤城が離れるとそこには赤い華が咲いていた。
「すきだよ。るべショウはそうじゃないだろうけど」
悲しげに目を伏せ、己を嘲笑するような笑みを浮かべ、キスをした。
終わりというように離れていく温度が名残惜しく、思い切り引き寄せる。
今度は星導から唇を重ねる。
驚きに染まった赤城の目が大きく見開かれる。
「るべ、しょ…?」
「俺も好きです。最後になんてしたくない」
そう告げると信じられないという目で口をぱくぱくとさせる。
焦った様子で星導の頬を挟み、不思議な虹彩を覗く。
「え、え?もしかして解けてない?うそ…」
「催眠術なんて最初からかかってないですよ」
まだ催眠にかかっているのかと心配する赤城に不満を滲ませる。
好きだと言っているのに、とむくれて見せればアタフタとし始める姿が面白くつい笑ってしまう。
「好きだよ」
再度そう告げると声にならない呻きを上げ、しゃがみ込んでしまう。
「ごめん」
泣いているのか膝に顔を埋めているせいかくぐもった声が届く。
「ぼくさ、るべが他の人となかよくしてるのとられちゃいそうでやだった。どうせ叶わないとおもってたし」
幼い子供のようなたどたどしい声でずびっ、と鼻をすする。
少し覗いた目元は赤く潤んでいた。
「催眠術つかってさ…一瞬だけでも、って」
ごめん、と何度も口にする彼の顔を上げさせる。
溢れる涙を拭い、そっと抱きしめる。
こんなにも思っていてくれたなんて。
「すき…だいすき」
「うん。俺も好きだよ」
そう言い合うとお互いの好きを確かめるように顔を近づける。
長い長いキスを終えると額を合わせてくすりと笑った。
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