コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
朱天「なんか暇だなあ。」
同級生「お前それしか言わねえじゃん。」
学校の同級生が声をかけて来た。どうやら俺の口癖に聞き飽きて来たらしい。
朱天「仕方ないだろ。この間バイトクビになったんだから。」
同級生「まさか働いて1ヶ月もしない内にクビになるとかお前運悪すぎ。」
こいつの言う通り俺はバイト始めて2週間でクビになった。理由は店の看板料理の味が変わっていたからだ。その事が発覚したのは俺が家に帰ってから1時間後であった。
朱天「あんまりこの話しなくな…」
生徒A「大変だ!」
学校の生徒が慌てた様子で教室に入ってきた。
同級生「どうした?そんなに慌てて。」
生徒A「学校内に変な化け物が!」
朱天「そんなもんどこに…」
生徒B「おい、あれ見ろよ!」
教室にいた生徒全員が中庭を見る。
生徒C「なんもいねえぞ?」
生徒B「いるだろ!」
どうやら見える人と見えない人で別れているらしい。
朱天「女が捕まってる!」
同級生「とりあえず学校の生徒全員避難しろ!お前も早く逃げろ朱天!」
朱天「女をほっとくわけにはいかねえ!安心して先に行ってろ!」
俺は一人中庭に全力で向かった。
朱天「大丈夫か!」
女生徒A「助け…て。」
苦しそうな声で助けを求めている。近くには別の女生徒がいた。
女生徒B「お願い!友達を助けて!」
朱天「分かった!助けるから避難しろ!」
女生徒は走って避難した。
朱天「とは言ったもののこんな化け物どうすりゃ…ん?あれは?」
俺は近くに落ちてた竹刀を拾い化け物に向かった。結果は当然ボロ負け。
朱天「クソ…やっぱ無理か…」
俺は限界を感じた。そんなことを思った瞬間何かが裂かれる音がした
黒服の青年「大丈夫か?お前」
青年が俺に向かって聞いてきた。
朱天「大丈夫だ!それより化け物は?」
黒服の青年「こいつの事か?俺が祓った。」
朱天「祓った?」
黒服の青年「ああ。こいつは…」
青年が喋り始めた瞬間俺は倒れた
俺はこの先どうなるんだろうか?