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何十年前のあの日恋をした。
初めてあった貴方は優しかった。
貴方は誰にでも暖かく、優しかった。
私も例外ではなかった。
その優しさに誰もが嬉しくなった。
でも、優しかった貴方はもういない。
いや、正確に言えば貴方自体いない。
優しかった貴方は誰かを庇って死んでいった。
あの日も、私は貴方に行かないで欲しかった。
でも、どれだけ止めても優しかった貴方は誰かを
助けに行く。その事実は変わらなかった。
誰かはこう言った。「庇って死んでしまうなんてまるでヒーローね」何故誇らしげなんだろうか。
また誰かはこう言った。「彼は優しすぎたのが駄目だったな」確かに彼は優しすぎたかもしれない、でも何故彼の生き方を否定するように言うのだろう。私は貴方を止めれず貴方は死んで逝く。
何度も何度も貴方が死んで逝く様を止めれず後悔してる。その後悔はだんだん大きくなっていく。
そして私はまたあの恋をした日に戻っていた。