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4 - knnk 11/11

♥

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2024年11月13日

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11/11に書いたのに投稿忘れてました…

knnkです。



nk「う“〜…疲れた…」


そう言ってドアから顔を出した俺の彼女。

この時間帯に彼を見るのはすごく久々な気がした。


kn「あ、なかむ。仕事終わったの?」

nk「まぁ、一旦ね…」

kn「はは、お疲れ様。すごい顔してるよ。」

nk「ほんとに、今一生分の疲れ背負ってると言っても過言じゃない…w」

kn「じゃあ、お疲れのなかむさんにポッキーをプレゼントしましょう!」


言った瞬間、パッと顔が明るくなるなかむ。

分かりやすいところもめちゃくちゃ可愛い。


nk「まじ!?きんとき神じゃん!」

kn「まぁまぁw、一旦ソファー座って?」


ちょこんと座ったなかむに近づいて、ポッキーを一本取り出した。

なかむが不思議そうにこっちを見ている。


nk「?」

kn「はい、あーん。」

nk「!?!?///」

「な、なに急にっ//」

kn「食べないの?」

nk「…あ、あーん//」


サクサクという音と一緒になかむの口の中に消えていくポッキー。

なんだか小動物に餌付けしているみたいで可愛い。


kn「美味しい?」

nk「まぁ…うん。」

kn「はい。」

nk「え、まだやる?」

kn「全部やるけど?」

「なかむ好きじゃん、俺に食べさせてもらうの。」

nk「好き…だけどさ、うん。」


明らかに納得のいかない顔をしている。

でももう一本ポッキーを近づけてやれば、すぐに意識はそっちに向く。


もし普通に渡していたら。

なかむのことだ、今頃部屋に持ち込んで、またしばらく出てこなくなっていただろう。

これが本当の理由だけど、言う必要は無いので黙っておくことにした。


nk「ねぇ、きんときも一緒に食べようよ。」

kn「んー?じゃあ、ちょっと咥えてて?」


咥えられたポッキーの反対側を咥えて、ゆっくり食べ進める。

恥ずかしいのか目をぎゅっと閉じているなかむ。少し悪戯心が湧いて、なかむの顔の少し手前で食べるのを止めた。


もう離れたのかと思ったのか、ゆっくり水色の瞳が覗く。目線がぶつかった瞬間に、ポッキーを最後まで食べ切った。

ちゅっと控えめなリップ音が鳴って、なかむの顔が真っ赤になる。

それを見て満足したので一旦離れた。


nk「…ほんとずるいってそういうの…///」

kn「まぁ、一回ぐらいはやらないとね?」


なんて、笑っていたらなかむが近づいてきた。

もう一度鳴るリップ音。

顔が熱くなるのを感じる。相変わらず不意打ちには弱い。


nk「ははっ、顔真っ赤w」

「やっぱり俺のきんとき可愛すぎ。」


生意気に笑うなかむ。

その笑顔が一番可愛いことに、彼はまだ気づいてないのだろう。




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