11/11に書いたのに投稿忘れてました…
knnkです。
nk「う“〜…疲れた…」
そう言ってドアから顔を出した俺の彼女。
この時間帯に彼を見るのはすごく久々な気がした。
kn「あ、なかむ。仕事終わったの?」
nk「まぁ、一旦ね…」
kn「はは、お疲れ様。すごい顔してるよ。」
nk「ほんとに、今一生分の疲れ背負ってると言っても過言じゃない…w」
kn「じゃあ、お疲れのなかむさんにポッキーをプレゼントしましょう!」
言った瞬間、パッと顔が明るくなるなかむ。
分かりやすいところもめちゃくちゃ可愛い。
nk「まじ!?きんとき神じゃん!」
kn「まぁまぁw、一旦ソファー座って?」
ちょこんと座ったなかむに近づいて、ポッキーを一本取り出した。
なかむが不思議そうにこっちを見ている。
nk「?」
kn「はい、あーん。」
nk「!?!?///」
「な、なに急にっ//」
kn「食べないの?」
nk「…あ、あーん//」
サクサクという音と一緒になかむの口の中に消えていくポッキー。
なんだか小動物に餌付けしているみたいで可愛い。
kn「美味しい?」
nk「まぁ…うん。」
kn「はい。」
nk「え、まだやる?」
kn「全部やるけど?」
「なかむ好きじゃん、俺に食べさせてもらうの。」
nk「好き…だけどさ、うん。」
明らかに納得のいかない顔をしている。
でももう一本ポッキーを近づけてやれば、すぐに意識はそっちに向く。
もし普通に渡していたら。
なかむのことだ、今頃部屋に持ち込んで、またしばらく出てこなくなっていただろう。
これが本当の理由だけど、言う必要は無いので黙っておくことにした。
nk「ねぇ、きんときも一緒に食べようよ。」
kn「んー?じゃあ、ちょっと咥えてて?」
咥えられたポッキーの反対側を咥えて、ゆっくり食べ進める。
恥ずかしいのか目をぎゅっと閉じているなかむ。少し悪戯心が湧いて、なかむの顔の少し手前で食べるのを止めた。
もう離れたのかと思ったのか、ゆっくり水色の瞳が覗く。目線がぶつかった瞬間に、ポッキーを最後まで食べ切った。
ちゅっと控えめなリップ音が鳴って、なかむの顔が真っ赤になる。
それを見て満足したので一旦離れた。
nk「…ほんとずるいってそういうの…///」
kn「まぁ、一回ぐらいはやらないとね?」
なんて、笑っていたらなかむが近づいてきた。
もう一度鳴るリップ音。
顔が熱くなるのを感じる。相変わらず不意打ちには弱い。
nk「ははっ、顔真っ赤w」
「やっぱり俺のきんとき可愛すぎ。」
生意気に笑うなかむ。
その笑顔が一番可愛いことに、彼はまだ気づいてないのだろう。
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